みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
2.《ネタバレ》 家族を殺され、復讐するために組織に入り込んだ男と酔っ払いに追突事故を起こされ、顔の怪我も残り自暴自棄になった女の映画 俳優陣の演技力も素晴らしい・テンポもとてもいい・音楽も割といい ノオミ・ラパスの魅力を最大限に引き出した作品だと思います。とても綺麗で役にもピッタリ 重要ではないけど、必要なシーン(家族との思い出やヒロインの復讐シーン)は短くわかりやすくまとめており、 テンポが非常にいい 監督か脚本(こういうのはどっちの仕事なのか?)かの手腕が光っていたように思います。 ラストのご都合戦闘だけは如何せん・・・せっかく序盤にボスを救ったような伏線も用意したのだから 最終版目まで信用され、組織内で疑心暗鬼になるような感じに持って行った方がよかったのかなーとは思いました。 主人公のなぜ早く復讐を完了しないのか的な部分の葛藤があれば尚良し?それとも命日に殺すと決めていたのか? そんなに期待せずに観たこともあり、予想以上におもしろかったというのが率直な感想でした。 割とおすすめできます。 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-03-02 23:40:57) 1.《ネタバレ》 凶悪なギャング組織の一員として、ボスの命令なら簡単に人を殺すことも厭わないヴィクター。数ヶ月前から謎の脅迫を受けるボスの忠実なしもべとして組織の中でめきめきと頭角を現していた彼だったが、ある日、向かいのマンションに住む女性ベアトリスに人を殺すところを見られてしまう。「このことを警察に知られたくなかったら、あたしの顔を傷物にしたあの男も殺して!」と、飲酒運転によって彼女の顔に傷を負わせた男への復讐を強要されるヴィクター。しかし、彼もまた数年前に起こった悲劇的な出来事によって心に深い傷を負った復讐者だったのだ…。都会の片隅で孤独に生きる男と女の互いの過去と未来がスリリングに交錯する重厚なクライムサスペンス。全編に都会の夜の空気を緊密に漂わせた濃厚な雰囲気とまったく先の読めないストーリー展開とで、僕は最後まで充分楽しむことが出来ました。うん、なかなか良かったっすよ、これ。感情を必死に抑制しながら淡々と復讐をこなしてゆくコリン・ファレルの静かな熱演は見応え充分でした。彼が、組織の一員を演じながらビルの屋上から仲間を狙撃するというシーンは、まあベタっちゃあベタですけど素直に手に汗握っちゃいましたもん。そんなヴィクターに結果的に騙されてしまうことになる親友役を演じた、ドミニク・クーパーもいかにも情熱的な若いチンピラって感じでなかなか良かったです。まあ、あんなに綿密に考え抜いた作戦(いくらなんでも回りくど過ぎるんちゃう?って突っ込みはナシよ笑)が狂っちゃったからって最後は一人で乗り込んでいって、「オラオラオラ!!」って銃撃戦で力ずくで解決しちゃうってとこはあれでしたけど(笑)。それでも静かな怒りを胸に秘めた男の重厚な復習劇としてだけじゃなく、心に癒しきれない傷を抱えた孤独な男女の大人のラブストーリーとしてもよく出来ていたと思います。うん、7点! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-06-29 19:39:16)
【点数情報】
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