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ゴーストワールド

Ghost World
2001年【米・英・独】 上映時間:111分
ドラマ青春もの漫画の映画化
[ゴーストワールド]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-02-13)【イニシャルK】さん
公開開始日(2001-07-28)


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監督テリー・ツワイゴフ
キャストソーラ・バーチ(女優)イーニド
スカーレット・ヨハンソン(女優)レベッカ
スティーヴ・ブシェミ(男優)シーモア
ブラッド・レンフロ(男優)ジョシュ
イレーナ・ダグラス(女優)美術教師 ロベルタ
ボブ・バラバン(男優)イーニドのパパ
ステイシー・トラヴィス(女優)ダナ
デイヴ・シェリダン[男優](男優)ダグ
リニ・ベル(女優)卒業生総代
テリー・ガー(女優)マキシーン(ノンクレジット)
ローナ・スコット(女優)Phyllis, the Art Show Curator
高山みなみイーニド(日本語吹き替え版)
浅野まゆみレベッカ(日本語吹き替え版)
古川登志夫シーモア(日本語吹き替え版)
杉山紀彰ジョシュ(日本語吹き替え版)
鳳芳野美術教師 ロベルタ(日本語吹き替え版)
原作ダニエル・クロウズ『ゴーストワールド』
脚本テリー・ツワイゴフ
ダニエル・クロウズ
音楽デヴィッド・キティ
撮影アフォンソ・ビアト
製作ジョン・マルコヴィッチ
バーバラ・A・ホール
ユナイテッド・アーチスツ
製作総指揮ピッパ・クロス
マイケル・シャンバーグ(ノンクレジット)
配給アスミック・エース
衣装メアリー・ゾフレス
録音デヴィッド・パーカー[録音]
字幕翻訳石田泰子
その他デヴィッド・キティ(指揮)
あらすじ
オシャレで絵を書くことが大好きなイーニドは、幼なじみで大の仲良し、美人でコンサバなレベッカと不満をぶつけながら青春を送っていた。6月に卒業した2人は、これからの進路も決めないままフラフラ。ある日、新聞の出会い広告欄に載っていた中年男シーモアをからかおうと彼を呼び出し尾行する....。   アメリカの人気コミック作家ダニエル・クロウズが描く、キュートな新感覚コミックの映画化。プロデュ-サーには、ジョン・マルコヴィッチ。

c r a z yガール★】さん(2003-11-29)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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21.《ネタバレ》 最後はやはり死んだと解釈するのが妥当ではないだろうか…。不変なものを求める心情と、変わって行く周囲。非常に切ない。 Balrogさん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-09 00:03:39)

20.《ネタバレ》 それまでずっとリアリティだと思って見ていたので、ラストのバスシーンおよびシーモアのママ同伴セラピー通い及び、エンドロール後のシーモア大暴れシーンを見たのち、しばし考え込んでしまった。
もしかすると、バスシーン以外にも「現実に起こっていない出来事」が挿入されているという禁じ手が使われていたのか?まさかそんな、「ピアニスト」みたいなヘンな映画なのかコレは。
けども辻褄が合わなくなるのでいちおう、妄想シーンは含まれていないというふうに見るしかない。
しかし、完全にリアリティの映画というふうにもいえない。
バスに乗る前のイーニドの状態はというと、親元には住めず、おそらくレベッカとの同居もあきらめ、今さらシーモアとの同居も見込みは乏しく、高卒資格は帳消しで、美術学校の夢も消え職を探す気も失せた、ということになります。八方ふさがりとはまさにこのことです。全部自分が招いた結果であるが。
さて、このあとイーニドだったらどうするのか。レベッカに聞かれて「I'm not sure」つまりまだよくわかんない、というふうに答えています。
ここに及んで作り手は、彼女をビルの屋上とか線路脇に連れていかないで、ファンタジーに逃げたのです。このやり方については、賛否両論ありそうだ。ミステリアス感が増したとはいえるが、私は、ビルの屋上に佇むイーニドのショットで終わるべきだったと思っている。飛び降りたかどうかは観客にまかせればいい。
さて、イーニドの苦しみはハイティーン特有のものには違いないが、「母の不在」を抜きにしては語れない。女子にとって「母」=「縁を切れない反面教師」であり、しかも相手は自分を愛しているというやっかいなことなので、これすなわち「折り合うしかない」存在なのだ。大人になるために最も必要な「折り合う」を学ぶための最適教材=母、なのだが、それができない環境にあるイーニドは「バカとは折り合う必要なし」を貫いているつもりになっている。と私は思うのだ。
ボロボロになったシーモアがママに助けられていることも実は意味深で、作品中であえて全く触れられていないイーニドの「母の不在」こそが、大きなマターであるように思える。
「ゴーストワールド」の意味とは「私たちは地球に優しい石油会社です」という作中CMが象徴するように、周囲の人間がすべて「偽善者」に見えているイーニドの精神状態を指していると思う。 パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-11 23:40:58)(良:3票)

19.やりたいことが何もない人にとって、辛い世の中ですね。 色鉛筆さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-03 11:40:51)

18.これは痛いです。たぶん10代とか20代前半ぐらいの時に観ていたら、あまりに痛くて布団でジタバタしていたことでしょう。30代でよかった(笑)。周りをバカばかりと蔑んで、自分が特別と思い込んでみたり、自分がどこに行きたいのか判らずイタイラしたり。主に思春期に経験するどうしようもない複雑な感情を味わったことのある人なら主人公に共感はできなくても理解はできると思います。結構コメディの要素もあるので笑えるのですが、意図しなくても周りの人を傷つけてしまう主人公の姿は、ちょっと切なくもあります。暗示めいたシーンもラスト付近にあり、思いのほか深い作品なのかもしれません。この作品、悪くないです。 目隠シストさん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-18 00:30:59)(良:1票)

17.これラストの幕切れが凄く印象に残ってます。停まるはずのないバス停留所から彼女はどこへ行ってしまったのか・・・。観る人それぞれの感性でいろんな解釈が出来そうで面白かったですよね。 放浪紳士チャーリーさん 7点(2005-03-21 15:28:16)

16.レザボアドッグスに続きまたもやブシェミが主役です。彼は出てくるだけで絵になりますね。「どこが?」と聞かれても、「さぁ~」としか言えませんけど。 イーニドの心境がなんとなく伝わってきた私はある意味「ゴーストワールド」の住人かもしれない。 tetsu78さん 7点(2004-06-04 15:39:24)

15.デコ・バーチ!デコ・バーチ!!でもデコ・バーチ絶対着物が似合うぞ!なで肩だし。次回作の監督はバーチに着物を着せるように。 らいぜんさん 7点(2004-05-02 18:59:22)

14.自分探しの旅のスタートは決して楽しいものではないものだ。
拒否しても誰にでも訪れるアリキタリの大人の世界の入り口の手前で悶々とする主人公が愛くるしくてそして切なく見え、抱きしめたくなる。自分の娘は現在小学2年生だが、あと10年も経てば彼女もそういう経験をするのだろうか。ああイヤだ。親としては考えたくもない。
ごくありふれた地方都市で、主人公のメガネを通して見える人たちは、主人公から見ると皆”バッカみたい”に見えるのだろうが、しかし皆
ソレナリニ頑張っているのさ。
再婚を思案し主人公に切り出せない父も、真面目に頑張って、小さいながらも店を持てたギリシャ人の店主も、アクタースクールに通う脳天気な同級生も...。かっこいい人生なんてないのさ、たぶん。
書いてる途中で意味不明になってきた。(しかもまったくストーリーラインには触れてないし、まあいいさ。見りゃわかる。)
ともあれ、この映画には、会話の面白さ、映像のポップさ、ごくありきたりなアメリカンライフ...を,楽しませてもらった。

7点の理由ラストはアレでもいいんでしょうけどちょっと尻切れか。
(原作が有名なアメコミ作家のDaniel Clowesということなので、主人公はその優れた感性と描画の才能を開花させ、アメコミ作家になったとさ。メデタシメデタシ。っとでも日記には書いておこう。) atusiyaさん 7点(2004-04-10 11:23:25)

13.《ネタバレ》 ブシェ-ミよ!だれでもスケッチできそうな強い個性。なかなか好きな映画。バ-チの不機嫌顔もなぜか魅力的。 オビワンケノンコさん 7点(2004-03-01 22:25:07)

12.いちいち笑えるね! kさん 7点(2004-02-05 13:45:08)

11.《ネタバレ》 この作品の雰囲気や音楽の使い方がかなり好きです。主人公に感情移入して見てしまいました。レベッカとの別れのシーンがもっともこの映画を物語っているような気がします。ラストには様様な解釈があるでしょうけど私も彼女は逝ってしまったのだと思います。「ゴーストワールド」って切ないタイトルですね。 モンキィボォンさん 7点(2004-02-04 12:35:44)

10.《ネタバレ》 最後の最後まで、8点だった。でも、最後の5分で7点になっちゃった。個人的にブジェーミを振って欲しくなかった。こんな魅力的なブジェーミをはじめて見た。いつも悪者か、すぐ死んじゃったり、馬鹿にされてたり、ちょい役だったり。ブジェーミは会社首になったの??彼女もイーニドのせいでふっちゃったんだよね。あー、可哀想過ぎる。-------でも、イーニドのキモチもよーくわかったよ。わかるよ。でも、友達にいたら、「あんた甘えすぎ!文句ばっかりいって何もやってないじゃない!」って叱っちゃうかも。あ、これは、まさに友達のレベッカの行動だ。 kithyさん 7点(2004-01-22 19:22:50)(良:1票)

9.変人が乗ったバスどこに行くんだろう。でも僕もバスに乗ってしまう人です。 ヒロヒロさん 7点(2003-12-31 01:27:46)

8.《ネタバレ》 スティーブ・ブシェーミと言えばかなりの個性派俳優ですよね?もちろん演じる役柄によるとは思いますが、この作品では個性派という点では明らかにゾーラ・バーチの方が上手でしたね。ストーリーは誰もが悩む時期が取り上げられており、ゾーラ・バーチが一般社会の流れに飲み込まれることを恐れ自分の個性を必死に表現しようとするがそれが空回りしてしまうという悲しい感じでした・・・。最後のシーンでバスへ乗り込んで『ゴースト・ワールド』に向かった彼女のその後はどうなるんでしょうか?現実逃避とも私には感じられたのですが、できれば最後にバスに乗ると見せかけてバスが過ぎ去った後のベンチに彼女が座っていて欲しかったと思う。 MINI1000さん 7点(2003-12-14 14:27:57)(良:1票)

7.アメリを思い出した、私も。まねだ、とか言いたがる人もいるかもしれないなあ。いいんじゃない? これはこれで。へたに結論付けていないラストも、けっこうよかったと思う。ところで、レンフロの別人ぶりに私もびっくり。横顔はやっぱり面影があるから、別人ではないだろうと判断したが・・。役のために太ったのか単に肥満になったのか、どっちなのだろう? ねらってのことだったら、なぜああいう路線に行こうとしているのか、すごく不思議。 おばちゃんさん 7点(2003-05-16 21:09:32)

6.進路や将来に迷ってた高校時代のみならず、仕事がなかなか見つからない今でも、共感できてしまう。普通な事が嫌いでマニアックやインディーズっていう雰囲気が好きな人に薦めてみたら、喜んでくれた。かわいくないアメリみたい。 丸子さん 7点(2003-05-07 21:47:08)

5.さわやかな感じじゃない青春映画だった。自分も高校生の頃とかちょっとわざとひねくれているところもあったので共感できた。道に落ちていた?ジーパンが気になった。 みわさん 7点(2003-03-29 20:21:37)

4.しっかりと10代ぐらいの姿を描けていると思う。でも、正直なところ女の子が主人公だし、男に置き返れない部分がありました。この作品は、日本人にもよく分かる青春映画ではないでしょうか。映画に出てくる変人達は面白かったです。 チャベスさん 7点(2002-11-05 16:40:41)

3.いい感じに淡々と始まって終わった・・・。イーニドよいキャラでした♪ハマリ役でしたね♪ こゆさん 7点(2002-11-02 01:27:59)

2.情熱的だとか、一生懸命がカッコ悪く思える10代の思春期。この微妙な感覚はスゴイです。しかも当の本人たちはダサカッコいい。特にイーニドのファッションセンスは微妙。親友が大人に近づきつつあるのに自分は恋も仕事も家族との関係も何一つ進めない。そういった焦りが次第にあらわになってくる展開は他人ごとに思えず、懐かしくそして切なく思えました。変わった人を見つけては尾行して勝手に想像を膨らませる。可笑しくて切ない映画でした。ソーラ・バーチはホント最近では珍しい女優ですよね。「ダサかっこいい」が似合ってます。スカーレット・ヨハンソンも顔に似合わず成熟した低い声で魅了してくれました。しかし気になるのはジョシュ役のブラッド・レンフロ。彼ってあの「ゴールデン・ボーイ」とかのレンフロ??どう考えても同一人物には見えなかたんですが、同姓同名? さかQさん 7点(2002-10-29 03:09:39)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 106人
平均点数 7.39点
000.00% line
100.00% line
210.94% line
300.00% line
443.77% line
598.49% line
61615.09% line
72119.81% line
82826.42% line
91716.04% line
10109.43% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.33点 Review3人
2 ストーリー評価 8.00点 Review6人
3 鑑賞後の後味 7.83点 Review6人
4 音楽評価 8.44点 Review9人
5 感泣評価 6.00点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

2001年 74回
脚色賞ダニエル・クロウズ候補(ノミネート) 
脚色賞テリー・ツワイゴフ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2001年 59回
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ソーラ・バーチ候補(ノミネート) 
助演男優賞スティーヴ・ブシェミ候補(ノミネート) 

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