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his

2020年【日】 上映時間:127分
ドラマ同性愛ものTVの映画化
[ヒズ]
新規登録(2020-01-04)【3737】さん
タイトル情報更新(2023-01-09)【Yuki2Invy】さん
公開開始日(2020-01-24)


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監督今泉力哉
キャスト宮沢氷魚(男優)井川迅
藤原季節(男優)日比野渚
松本若菜(女優)日比野玲奈
松本穂香(女優)吉村美里
中村久美(女優)野田文子
鈴木慶一(男優)緒方
根岸季衣(女優)吉村房子
堀部圭亮(男優)水野弁護士
戸田恵子(女優)桜井弁護士
脚本アサダアツシ
企画アサダアツシ
配給ファントム・フィルム
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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2.《ネタバレ》 役者って凄い。この二人が実際、そちらの気が少しでも有るのか無いのか それは分からない。ただ撮影後のインタビューで二人共にずっと撮影初日が来なければいいのにと思っていましたと語っていたくらいなので たぶんそうではないのだろう。それでいて違和感の無いアッパレな役のこなし。嫌味の無い役のこなし。ルックス的にはいけ好かない二人でしたが 動と静、悪くない人選であったと思えます。後から知ってみれば、藤原季節のほう、前作アイネクライネから既に今泉ファミリーの一員さんだったようですね(また今後共度々お顔見る事になるのかな) そして人選と言えば、娘さん、つまり子役。 この子も凄い。 相当量の台詞こなしてましたね そしてそこに全くの違和感無し。三人の大人に対して返しの台詞・タイミングにおいてほぼ全てと言ってもよいほどに完璧で。少し異質で重たい話の中において唯一の明るい分子。そんな役を見事にこなしていました。(そしてラストシーンにおいて あの子が想い描いていた夢が叶う。結果、その先がどうなる事であれ、まずは終わり良し。) そして母親、松本若菜。 彼以上に娘を愛しているのかどうかという表現については分かりにくいとこですが、職を守らなければならない状況であり、その辺りのもどかしさが逆にリアルさを感じさせられる展開になっており そこはまあ良しとする。ただそれ以上に役者魂を感じさせられたのが耐える表情です。裁判時に我が身の状況を責められ堪え忍ぶ顔、または身内であるはずの母親にまで自身をなじられている時に堪え忍ぶ顔、その表情にグッときた。彼女については、約十年前出演の腐女子彼女。という作品のお嬢様役の頃から認識していまして 自分、どうしてもその頃と比較してしまってるんですが、まさかあの彼女が こんなにもグッとくるような表情が出来る女優に成長していらっしゃるだなんて 偉そうな事言うようで申し訳ないですが、とにかくそこにハッとしてグッときた。 そして最後に松本穂花さん? いいですね~ その後いろいろ略歴調べさせてもらいましたが、ははあ、なるほど、世界の片隅での実写版ですず役やって 既に脚光を浴びてた あの子だったのですね なるほど、実写版のすず役、お顔的にも雰囲気的にも きっとハマり役だったのじゃないでしょうか(そちらのほうも観てみたいかな) 総じて、his。(映画版) 見てよかったと思えます。 偏見論を語るつもりはないですが、彼ら同姓同士のボディタッチやスキンシップのシーンが至極控え目だった事に有難味を感じましたね そこに監督さんのセンス良さを感じます。 3737さん [DVD(邦画)] 8点(2020-09-13 21:28:05)(良:2票)

1.《ネタバレ》 本作に登場する二人は、見た目や口調その他の「外見」は男性だが男性愛者、という性的マイノリティである。この二人を主人公にして、LGBTをテーマとする種々のトピックス(社会啓発的な内容を多々含む)をかなり広範に取り扱ってゆくが、トピックスも多いぶん全体的な描かれ方はだいぶオーソドックスで分り易い「初学者向け」な風にも感じられるし、また率直に演出が少しクサいor大仰だと感じる場面が部分的にあったのも確かである。しかしそれは、このテーマに対する製作者のマジメさ・真剣さを表しているように思う。少なくとも、映画のコンテンツの一つとしてこのテーマを「消費」するような作品では確実になかった。 幾つかの社会的な、またはプライベートな困難を乗り越えて、物語は比較的穏やかに進行してゆきつつも、やがてそれは一人娘の親権を争う離婚調停へと収束してゆく。この場面は相当にシリアスであると同時に、一作品の枠を超えて非常に考えさせられる内容であった。つまりはそれが、性的マイノリティのカップルが母親と同じように社会で子どもを育てられるのかという答えの出ない問いに帰着してゆくからだ。例え社会的認識が確実に向上しつつある現在であっても、これも確実に差別意識も残存している中で、子どもが本当に幸せに為れるかどうかという冷徹な現実は理想論とはかけ離れた次元に存在すると思うし、作中でもそのことは(いくぶん差別意識への批判を交えつつも)明確に描かれていた様に思う。最終的な彼の決断は、恐らく自身の「唯一の子」となるだろう娘との生活を手放すという極めて重いもので、そこには、感動するとか泣けるとかそういう感覚を超えた(共感したくても出来ないという様な)筆舌にし難い感情を覚えた。 愚直な映画であると思う。クソマジメだし、重いし、それを飾らずそのままぶつけてくるかの様な作品だと感じる。でも、そこに感じる青臭い真摯さは個人的にとても好きだし、素直に観て良かったと思う。 そして、本作のテーマ面の出来からすれば些末なことではあるが、まず離婚調停での葛藤を最大化している緻密な人間関係の設定は、色々とかなり良く出来ていたと思う。演技面でも、宮沢氷魚と藤原季節の主演二人は自然な演技で違和感もなかったし、また、実は葛藤という意味では、主演二人よりも種々の場面でより複雑な演技を要求されているようにも思われる母親役の松本若菜も、二人以上に素晴らしかった。 Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 8点(2020-01-26 04:26:41)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.17点
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