みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
21.ジョン・グッドマンの役どころが、最初の一瞬、ヒッチコックみたいな人かと思わせて、実はウィリアム・キャッスルみたいな人だった、というこの途轍もない落差。と言ったらウィリアム・キャッスルに失礼ですか? そんなこと無いですよね。 現実世界ではキューバ危機という、核の恐怖、放射能の恐怖に直面していて、一方、映画館では「放射能の影響で生まれた蟻人間」などという何ともアホらしい放射能の恐怖があって、互いに奇妙な平行関係を成しているのですが、その交わるはずの無い、現実とアホ空想世界とが、クライマックスにおいて交わり「なんちゃってカタストロフ」を巻き起こす。という、何だかワケがわからないのに、妙に説得力があり納得感があって、なぜ自分がこんなに納得しているのかが、一番ワケがわからないんですけれども。 まさかこんなクダラナイ大事件に発展するとは、と呆れつつ、とにかく、お見事としか言いようがないクライマックス。ま、キューバ危機が回避されたからこそ、こんなオチで喜んでられるのですが。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2020-06-22 21:08:55) 20.ドタバタばかりで、全く響いてこなかった。残念。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-05-30 21:18:44) 19.内容はかなりくだらないし 目新しい内容でもないんだけど、組み合わせや見せ方が新しくて 楽しめた。 制作陣も俳優も結構楽しんで作っていたのではないか と感じられる映画だった。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-03-29 22:46:02) 18.《ネタバレ》 キューバ危機当時、日本ではテレビがまだ発展途中でニュースなんか事実を淡々と伝える だけだったのもあり、核戦争一歩手前とかは考えてなかったがアメリカでは本当に核戦争を考えていたんでしょうね その時代背景をうまく取り入れながらドタバタコメディを繰り広げられる 【草のつるぎ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-18 15:49:29) 17.《ネタバレ》 なんか副題違ってるよなあとか思う。正確には 待ちねぇ 土曜の午後はマンタで始まる そして劇場潰れる 世界が終わる?! これが正解である。でもキッスはちゃんとあるよね うらまやしい いや、キッスどころか核シェルターの扉が壊されなければあの少年少女は子孫繁栄のお話してたわけだし、二人で衣服脱ぎ脱ぎして即実行していたのかもしれんね それこそ劇場映画なのに放映出来ない事態になっていたりして・・ それ考えるとマンタどころの騒ぎじゃなくなってしまいますよね 恐ろしいですね。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-04 21:15:23) 16.《ネタバレ》 この手があったか! 映画ファンなら間違いなく喜ぶ内容。 「ハウリング」のジョー・ダンテがこんな映画創るとは・・ まぁ「グレムリン」のバカ騒ぎから考えると、 本作も「有り」かなぁ・・ ジョンランデイスとの交友関係も影響したのでは・・ 某レンタル屋の発掘良品にあったので鑑賞。 まさしくこんな隠れたB級傑作を発掘してこそ。 「マチネー」とは昼興行のことみたい。 土曜の昼間の映画館での話だからか。 当時、中東との戦争が始まり、アメリカ国内でも 娯楽に対する厳しい目もあったんでしょうね。 ジョー・ダンテの「答え」がここにある。 【トント】さん [DVD(字幕)] 9点(2018-10-20 14:00:31) 15.キューバ危機の不安の中のアメリカの一断面。あの「イキイキと不安だった季節」はアメリカにとっても特別な日々だったよう。なにか浮き足だっていて、それが子どもにとっては祭りのようなハレのはしゃいだ気分に通じている。パパが戦争に巻き込まれつつあるかもしれないという不安と、パパのいない解放感。漠然とした核の不安を、B級ホラー映画が「恐怖ごっこ」に変えてしまう。ガールフレンドになる子、こんなこと(核対策)したって意味ないわよと醒めてる子、健全映画を観る会、詩を書く不良、これらの人々が土曜の午後へ向けて一歩ずつ世界を織りなしていく。バックには懐メロが流れ。核の恐怖に取り付かれている劇場支配人。満員の二階席。シェルターに残った二人っていうのは、世界に二人だけになってしまうという恋する若者の甘い夢でもあり、時代の不安の悪夢でもあり。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-10-25 10:15:46) 14.《ネタバレ》 この脚本書いた人、凄いなあ。キューバ危機でパニック状態に陥っている街でホラー映画をめぐって繰り広げられるドタバタコメディで、しかも『ギミックの帝王』ウィリアム・キャッスルへのオマージュになっている。こんな重層構造のプロットなのに、本作は違和感なく楽しめる作品として仕上がっています。音楽がいい、ジョン・グッドマンを始め役者がいい、しかも『B級映画愛』に満ち溢れている。こんな良作なのに知名度が低いというのは残念です。間違いなくジョー・ダンテの最高作でしょう。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-12-03 20:14:04)(良:1票) 13.この作品には映画の全てがある。コメディー、サスペンス、風刺、恋愛、ノスタルジー、ホラー、アクション、スペクタクル、SF、そして映画への愛。知っている人が少ないのが残念な大傑作(と、自分は思う)。 【KAZY】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-02-11 16:57:55)(良:1票) 12.ジョー・ダンテという監督さんのことは良く知らないけど、これは良かったなー。映画という、ウサン臭くも魅力的な「見世物」に対する愛情がヒシヒシと伝わってくる。主人公の男の子とヒロイン(俺だったら、あんな娘とシェルターに閉じ込められたら10秒で全裸になるね)の微笑ましい恋と、トンデモホラー監督と彼に悪態をつきながらも常に寄り添っているベテラン女優のオトナの恋愛の対比も良かったっす。実はあんまし精神状態が良くない時に観たもんで、今度は元気な時に観直したい一品でごんす。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-19 20:46:17)(良:1票) 11.なんかわからんけど、おもろかってん。街にはキューバ危機の緊張感があふれ、核の恐怖がうずまいていて、主役の父も兵隊としてキューバに向かったきり。そんな中、ホラー映画を観に行く若者達。ホラーの名前が「ザ・マント(蟻人間)」。詩が好きな悪ガキ、ホラーの魅力を語るホラー映画のプロデューサー、主人公が気になるちょっと変わった女の子、などの味ある脇役陣、核の恐怖とホラーの恐怖がミックスされて最後は映画館でのドタバタ劇なんやけど、「マント」を観ておびえる観客達を観てると、なぜかちょっと感動してしまってん。人はなぜホラーを観るのか?って事をちょこっと考えてしまったり。バカバカしいテイストで核の恐ろしさを描きつつ、観終わった後は好きな子さそって映画を観に行きたくなるウキウキ気分にさせてくれる。音楽も好き。 【なにわ君】さん [ビデオ(吹替)] 10点(2005-08-01 15:06:00)(良:1票) 10.うーむ、いつものごとく馬鹿馬鹿しくて笑えはしたものの、グレムリンシリーズのように徹底的に遊んでみました、というようなものでもなくて、案外普通であることに少々驚き、がっかりした。でも、ジョー・ダンテもこんな映画を作るんだと、認識を新たにした。 【あろえりーな】さん 6点(2004-09-05 00:55:08) 9.劇中劇が面白かった?と言うか印象に残ってます。単に劇中劇のチラシを貰ったからとか、試写会であの怪物が劇場に現れたから、かも知れませんが。着ぐるみだけど、私はそういうの苦手なので怖かったです。虫も嫌いだし… 【あかりん☆】さん 5点(2004-01-19 09:48:11) 8.B級映画へのオマージュが詰め込まれた1篇。当時は批評家受けは結構していましたよ。一般レベルにはあまり波及しなかったようですが。随分昔(中学時代)に観たのだけれど、私も若いなりに、監督が抱く何らかの敬愛やノスタルジックな感傷みたいなものをどこかで感じた。観た映画が飛躍的に増えた今、観たらまた印象は違うと思う。その内また観返してみたいと思います。確かにこの映画と「ニューシネマ・パラダイス」は何か被るものがありますね。 【ひのと】さん 7点(2004-01-11 15:54:50) 7.軍事基地に経済を頼っているであろう地方の小都市を舞台にした、一人の少年の他愛も無い小さな話を、キューバ危機というカタストロフを背景に、映画への愛情をたっぷりとまぶし、細部まで手を抜かずに作り込んで一級のファンタジーに昇華させたジョー・ダンテの隠れた最高傑作。映画好きなら誰でもこんな映画を作ってみたいと思う筈。ダンテって人は本作といい、「エクスプローラーズ」といい、こういう映画を撮らせたら本当に巧い人ですね。このマニア指数の高さの所為で今一つメジャーになりきれなかったんでしょうか、8点献上。 【sayzin】さん 8点(2003-09-28 06:47:30)(良:1票) 6.この映画もまた、あらすじやレビューを読んだだけじゃよくわかんない映画の1つですね。ただのおふざけじゃないし、背景には「キューバ危機」があるんだけど、でもやっぱりオバカ映画には違いない。やっぱりこれは見なくちゃわかんないっす。ある意味、「ニューシネマパラダイス」を越えてるかもしれないって言ったら、あの映画のファンは怒るかしら??? 【おばちゃん】さん 7点(2003-09-13 17:55:06) 5.B級映画への愛情溢れる好篇。ある意味必見かも。ちなみに劇中ジョン・グッドマンが演じた映画監督って、B級映画の巨匠ウィリアム・キャッスルがモデルなんだそうな。製作者として「ローズマリーの赤ちゃん」なんかもつくってるんだけど、基本的には“見世物映画”の映画監督。「第三の犯罪」が一番有名なのかな? 【じゅんのすけ】さん 8点(2003-06-21 13:31:08)(良:1票) 4.ジョー・ダンテらしいB級映画への偏愛とノスタルジア趣味が、もうこれ以上ないくらい美しく結実した奇蹟のような傑作。相変わらず、ガキッぽい体裁でありながら、実は『13デイズ』なんぞより、いっそう切実に「キューバ危機」を頂点とした冷戦時代のアメリカ市民のメンタリティを描ききっていて、鋭い社会派映画にもなっているし。それに、あの、ヘンテコな巨大アリ映画をわざわざ作っちまう邪気も、いつもなら悪ノリに陥りがちなのに、気持ち良く笑って楽しめる。はじめてダンテを「好き」になりました、ワタシ。 【やましんの巻】さん 9点(2003-06-05 18:44:34)(良:1票) 3. この劇中に登場する映画「マント(MANT)」ってのは巨大蟻SF映画「放射能X」(1954年・米 監督:ゴードン・ダグラス)へのオマージュなんだか、パクリなんだか…。デザインのチープさは確信犯のようだが、果たして真相や如何に?うーーーーむ、ダメだ!どうもジョー・ダンテとは相性ズンドコ悪い~!! 【へちょちょ】さん 5点(2003-02-08 04:46:06) 2.少年時代の夢とか希望とか、そんなものがつまってる。。ジェリーゴールドスミスのメインテーマも郷愁誘いまくり。涙出そう。 【秋刀魚】さん 9点(2003-01-06 16:50:46)(良:1票)
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