みんなのシネマレビュー

たたり(1963)

The Haunting
1963年【米】 上映時間:111分
ホラーサスペンスモノクロ映画小説の映画化オカルト映画
[タタリ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-02-13)【イニシャルK】さん
公開開始日(1963-08-25)


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監督ロバート・ワイズ
キャストジュリー・ハリス〔女優〕(女優)エレノア
クレア・ブルーム(女優)テオドーラ
リチャード・ジョンソン(男優)ジョン・マークウェア博士
ラス・タンブリン(男優)ルーク
フェイ・コンプトン(女優)サンダーソン夫人
ロイス・マクスウェル(女優)グレース
脚本ネルソン・ギディング
製作ロバート・ワイズ
配給MGM
特撮トム・ハワード[特撮](特殊効果)
美術エリオット・スコット[美術](プロダクション・デザイン)
編集アーネスト・ウォルター
録音A・W・ワトキンス
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【クチコミ・感想】

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13.《ネタバレ》 僕は心の声OK派ですが、この作品のそれは明らかにやり過ぎでウザイです。霊の話と思っていたら、なんか不倫はダメよ的な路線に…。家無きオバさんがクルクル回る、おかしな映画でした。最初のうちはカットとか印象的だったのに…。 だみおさん [DVD(字幕)] 3点(2014-07-12 19:43:42)(良:1票)

12.《ネタバレ》 正直、恐怖映画というより 妄想オバハンの逃避行につきあわされた感じの映画やった。まー、オバハンがあんな性格になるのはしょうがないかな、育った環境悪そうやしね。他のキャラは普通(特にもう一人の女の人は結構美人)やのに、オバハン一人がういた異常なキャラなんで、ますますオバハンが不憫に思えてくる罪な映画やなって思った。んで結局、オバハン一人があえなく昇天。他のみんなは、幽霊のたたりとか言ってたけど、結構内心では「しょーがねーよなー、なんか、危なかったしな、この人」って感じの顔やった。見てる俺もそー思ったし。そんな風に思わせる作りをしてるあたりも、罪な映画って思う。オバハンの内心の声を、見てる俺らにも聞かせてくれて、オバハンが狂ってく感じはわかりやすっかたけど、若干うっとしい。なんだかんだ言ってオバハンの事ひいて見てまう罪な映画やって思う俺って、性格悪いんやろか。 なにわ君さん 5点(2004-05-04 10:27:50)(笑:1票)

11.お化け映画でお化けを見せない演出に監督のこだわりが見えるところで、館の外観がモノクロ映像効果でお化け映画の雰囲気を感じさせます。好感はそれだけ。脚本・演技とも一本調子で退屈な上に心の内をペラペラ喋りまくるジュリー・ハリスの鬱陶しさに辟易。結末にも「あ、そうですか」ENDマークに「終了、解散」あっという間に忘れてしまうであろう作品。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 4点(2021-10-26 15:17:59)

10.《ネタバレ》 幽霊は出てこないけど、怖い。当然近年の映像が作りこまれたホラーの方が怖いけど、無くてもここまで持ってこれるんだと驚愕させられた。逆にシンプルで好感が持てる。素晴らしい。 afoijwさん [DVD(字幕)] 7点(2013-05-27 21:24:01)

9.《ネタバレ》 孤独で不遇な女がおかしくなっていく可哀相なオハナシ。心情を全部モノローグで聞かせちゃうので興醒めです。あの螺旋階段はなかなかスリルがあって良かったですが。・・・でも、まあ、怖くはないですね、ゼンゼン。かと言って、精神的にギリギリ来るものでもなく。ああいう、思い込みが激しく、可哀相さを自作自演する自虐オンナには基本的に同情できないので、悲惨なラストにも感じるものナシ。映像的には不気味さをうまく出せていたと思います。・・・なんか中途半端です、本作も、このレビューも。 すねこすりさん [DVD(字幕)] 5点(2009-05-26 14:50:27)

8.《ネタバレ》 これは名作ですね。
糞ホラー「ホーンティング」のオリジナルですね。
素晴らしい。館ホラーの名作です。
あくまで怪現象というよりも、エレナの内面的な不安が見事に描かれていると思います。
スプラッター要素は皆無。派手なお化けも出てきませんが、その代わり、「不安」をどう表現しようかというところが工夫されているのだと思います。
隔離された場所で起こる人間ドラマがちゃんと描かれている思います。
この物語の現象の多くは、エレナの内面で起こっているのかもしれません。
この館はエレナの不安を映す鏡なのかもしれません。
博士の奥さんが跳ね窓から出てくるのですが、あの奥さんは普通ではありませんでした。
ヤバかったです。

でもちょっとエレナの内面的葛藤が(心の声とのやり取りが)アホらしかったです。
エレナの神経が細い感じが内面的葛藤からよく伝わってきたように思います。
冒頭での、この館で起こった怪現象の歴史を紹介する場面はとても不気味でした。
とくに保育室で幼女がそのまま老人になってしまう場面では恐ろしく不気味な感じでした。
その為に、この作品では「保育室」という単語がとても不気味に感じます。

螺旋階段がヤバかったです。危険な感じでした。たぶん螺旋階段の上は、、、、別の世界に繋がっているんです。たぶん螺旋階段の上がいちばん危険なんです。
「エレナ、そっちに行っちゃいけない!」という言葉を聞いてそう感じました。
とても不気味な作品です。
     (でもホーンティングの方が面白いという人もいるので、そちらもまた観てみたいです) ゴシックヘッドさん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-13 18:30:43)

7.《ネタバレ》 かなり昔の映画だということを差し引いても、なんでこんなに周りの評価が高いのか私は理解できない。ただの“更年期おばさんの一人で大騒ぎ”。演出にも言葉による心理説明が異様に多く不満のほうが大きい。私はリメイク版のほうが“好き”です。 いわぞーさん [DVD(字幕)] 3点(2007-09-05 22:50:06)

6.《ネタバレ》 これはストレスそのものが主役の作品ですね。おどろおどろしい邦題からはありえないほど、劇中でおこる心霊現象は、強いストレスにさらされたための幻覚の類ということで説明がつくものばかりだ。ラップ現象なるものがおこるとそれがどうしておこるのか科学者が論理的に説明してくれる。曰く「地下水脈の出す音の可能性がある」。ドアが勝手に閉まると「そのように偏心した設計の建物だからだ」という。クールだ……なのに主人公のオールドミスの感じるオカルト的恐怖感は良く伝わってくるし、観客をもきっちり不安な気分にしてくれる。脚本の良さと巧みな演出のなせる技だろう。オカルティズムとは無縁という解釈を許容しながら怪奇趣味をこれほど満足させてくれる映画はめったにないのではないか。勘の強い主人公がストレスにより勝手に破滅してしまうという点でポォの短編‘ウイリアム・ウイルソン’や‘告げ口心臓’にも通じる上質の心理ドラマであると評価したい。大惨事が起こるわけでもなくただ、“ある状況下におかれた神経症的人物を偏執的に描く”というのもポォ的といえるのではないか。 小学生の時テレビで観て、ストーリーもタイトルもすっかり忘れてしまっていたが30数年間‘あれは何だったのか’という思いをずっと持ち続けていたこの作品を再見できたのはひとえにネットの検索能力のおかげです。ITの発達に感謝! 皮マンさん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-18 18:44:24)

5.なんだか、梅図かずおの「怪」とか「おろち」の一挿話に出てきそうなお話ですね。ミア・ファローの年の離れた従姉妹みたいな腺病質女優、ジュリー・ハリスの物の怪に怯える恐怖顔面演技が一番の見所。えらく評判の悪いリメイク版は未見。 放浪紳士チャーリーさん 7点(2005-02-05 16:40:00)

4.みなさんの仰るようにカメラワーク、映像、音、俳優陣の演技だけで背筋がゾクゾクするほどコワがらせてくれる力量ある演出は、さすが名匠ロバート・ワイズ。幽霊を見せるか見せないかギリギリのところまで引っぱる、人間の内面から揺さぶる恐怖の醍醐味。この、ワイズ監督の格調高い雰囲気とゾクゾク感、そして演出の妙が充分に味わえる。この映画ではカメラワークと音(とくに効果音)の使い方が巧みなのはいうまでもありませんが、モノクロ映像ならではの、陰と闇の抜群の効果が存分にイマジネーションを働かせてくれた。このように、モノクロ映像が放つ魅力を再認識させてくれる、代表的な作品ではないだろうか。ところで本作は、視点を変えて見るならば孤独な女性の悲しい物語とも言えると思います。女性としての大切な時期を母親の看病にすべてを捧げたあげく、唯一の遺産である家屋を姉夫婦(たしか記憶では)に奪われてしまう。帰る家もなければたよれる人もいない。前途に希望を見出せず精神的に不安定になっているところ、引き寄せられるように巡り合えたのがこのヒルハウス。ただ怖がらせるだけではなく、悲しいドラマという側面をもたせ印象度を高める辺りは、やはりロバート・ワイズらしい。たしかに小品ですが、恐怖映画の傑作と言い切ってよいと思いますね、本作は。 光りやまねこさん 9点(2004-09-14 15:39:27)

3.ゴシックホラーの古典ですが幽霊の存在をカメラワークと音響だけで表現しきったところが凄い。ホラーに下手なCGはいらないと言う事をモロに物語ってます。特に後半に歪んだ映像や音響などで表現された幽霊は見えないからといって存在しないわけではない、といわんばかりに物凄い存在感があリます。古典ホラーの名作。 クリムゾン・キングさん 7点(2004-03-22 22:59:15)

2.白黒の恐さ、音響といい、秀逸ですな。 ボバンさん 8点(2003-12-27 12:40:06)

1. 1999年にヤン・デ・ボンが「ホーンティング」のタイトルでリメイクし、各方面から失笑を買ったコトでグッと株が上がった感のあるオリジナルが本作。トビー・フーパーの「ポルターガイスト」といい「ホーンティング」といい、ド派手なSFXオンパレード!で吃驚させる積もりが完全に裏目に出た形の典型と言える。矢張り”ホラー”にCGやSFXを(過度に)駆使してはイカン!という神の声を聞いた気がするのは私だけではあるまい。本作の如き”見えざる恐怖”の方が観る者の想像力を遙かに刺激して効果的というコトであろう。尤も観る者の感性・想像力には相当に幅があるので受け取り方は様々だろうがw。あと、モノクロームってのも可成りポイント高いと思うナ。特にこういう古い洋館を舞台とする正統なホラーであれば尚更。ジュリー・ハリスとクレア・ブルームのスクリーミング対決はラストでジュリーが”うっちゃり”をかまして勝利!そんなジュリーに…7点。ラス・タンブリンとリチャード・ジョンソンが余りに木偶の坊なので3点マイナスw。ロバート・ワイズは「深く静かに潜航せよ」とか「ヒンデンブルグ」とか本作とか「スタートレック」とか撮っているから、個人的にどうも巨匠と呼ぶのが躊躇われる評価の難しい監督だナァ…。ムラっ気があるってヤツ?まぁ好きではあるんだがw。 へちょちょさん 7点(2003-09-12 04:38:00)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.23点
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100.00% line
200.00% line
3215.38% line
417.69% line
5215.38% line
600.00% line
7430.77% line
8323.08% line
917.69% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 1.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 1.00点 Review1人
4 音楽評価 2.00点 Review1人
5 感泣評価 1.00点 Review1人

【ゴールデングローブ賞 情報】

1963年 21回
監督賞ロバート・ワイズ候補(ノミネート) 

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