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【クチコミ・感想(8点検索)】
4.笑いあり涙ありの良作。最後には赤木春江演じるお婆ちゃんが可愛らしく感じました。
私事ですが、最近自分が「他者に不寛容な人間」であると感じることが多い。そんな時分に見たので、いろいろと考えさせられました。
誰もが自分の歴史を持っている。良いことも嫌なこと辛いこともあっただろう。それを経て人は年老いて存する。そして人生の終盤になっても、表面的にはどう振る舞おうと、色々なことを感じている。それを少しだけでも気に掛けることで、少しだけでも寛容になれる優しくなれる気がした。
印象に残るのが分かりやすい感情移入しやすい回想シーン。使い方が巧みでした。 【さわき】さん [地上波(邦画)] 8点(2017-01-18 00:09:45)
3.原作者の実体験がベースになっているからなのか、それぞれのエピソードにも違和感なく共感できました。最近は認知症への対処法もかなり進んできて、MRI等による早期発見と服薬による早期治療が進行の抑止にかなりの効果が上げられるそうですが、それと同時に認知症の方への周囲の人の接し方でその症状に大きな差異が見られるそうです。重く暗くなりがちな身近な問題をユーモアと優しさをまじえて描写したとてもいい映画だと思います。 【ProPace】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-08-20 22:17:37)
2.メインキャストの背後に印象的に配置された長崎の坂道。
その坂道を、夏服の女学生たちが、ベビーカーを押す主婦が、
下校途中の小学生たちが行き来している。そうした俳優の街への溶け込み方がいい。
そのベビーカーの親子はラストの坂道での交流に重なり、
女学生はコーラスの生徒たちのイメージと重なる。
空を舞う鳶や、水平線を見る背中や、バックミラーとの切り返しといった
類似・相似ショットのさりげない反復。
登場人物たちの対話における同一フレーズ・仕草の反復・変奏。
それらの繰り返しが、個々のシーンや端役まで含めたキャラクターのイメージを
より印象深いものにしていく。
黄色いランタン祭りの中を彷徨う赤木春恵と、花街を彷徨う原田貴和子の重なり合い。
現在と過去、幾度も登場した個々の写真のイメージがクライマックスで
鮮やかに集約する。
【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-11-24 01:15:34)
1.先行上映にて鑑賞。長崎出身の原作者、長崎出身の監督、長崎出身のキャストによる長崎を舞台にした映画。認知症の年老いた母とペコロス(小タマネギ)のニックネームを持つ息子が主人公の物語。岩松了のハゲっぷりと赤木春恵のポケっぷりがたまらなく良い。笑いと涙のなかに喜劇を得意とする森崎東監督らしいユーモア溢れる映画となっている。ふんだんに長崎弁が使われているために若干抵抗のある人も出てくるかもしれないが、それが長崎から全国へ向けたメッセージとなっている。「ぼけるって悪いことばかりじゃない」と。 ところで婆ちゃん役の赤木春恵さんを見るのは久々だったが、かつては武田鉄矢主演の金八先生の学校の女校長先生として活躍していたっけ。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-11-12 15:27:00)
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【点数情報】
Review人数 |
30人 |
平均点数 |
6.77点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 3.33% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 3.33% |
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5 | 2 | 6.67% |
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6 | 8 | 26.67% |
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7 | 8 | 26.67% |
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8 | 8 | 26.67% |
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9 | 1 | 3.33% |
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10 | 1 | 3.33% |
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【その他点数情報】
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