みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
15.「フルメタルジャケット」よりも、こっちの方が個人的には好きだ。キューブリックにしては、珍しくラストで戦争の無意味さ、悲惨さが凝縮され、兵士の抱える悲しみが情感豊かに描かれる。人間らしさを感じさせる点でも異色の秀作ではないだろうか。 【ひろみつ】さん 9点(2004-01-02 23:27:21) 14.「キューブリックの作品にハズレなし!!」と、僕の友達が言ってましたが、全くの同意見です。最初は、キューブリックという監督がつかみ難かったんですけど…というのも、初めて見たキューブリック作品が2001年宇宙の旅で、しかも小学生の時だったんで、そのあまりの難解さについて行けなかったんですけど、その後シャイニング、時計じかけのオレンジ、博士の異常な愛情等等見るうちに彼の片鱗を垣間見ることができました。この作品、戦争映画でありますが主体が戦争自体というより、戦争の不条理さを物凄く物語っていると思います。勿論戦闘シーンも迫力がありますが、その後の軍法会議でのシーンで、戦争とはかくも人権などを無視され、ただの駒として扱われ、不条理なものだということが痛く伝わってきます。これに比べれば今の戦争映画が物凄く薄っぺらいものになってしまいますよ本当に。 【クリムゾン・キング】さん 8点(2003-12-10 01:15:44) 13.最後のドイツ女性がフランス兵士達の前で歌を歌うシーン。みなさん、見て下さい。 (ちなみに、その女性はのちにキューちゃんの嫁さんになる人です) 【あろえりーな】さん 8点(2003-11-07 16:08:19) 12.3人があっけなく殺されてしまうところがキューブリックらしいかな、と思いました。 【るいるい】さん 6点(2003-10-06 16:11:48) 11.前半の戦場の舐めるようなカメラワークと、後半の裁判での突き刺すようなカメラとの対比が、鮮烈な印象を残します。短い映画でもあるし、ストーリー的にはコンパクトなんですが、カメラが雄弁に語っている映画です。 【鱗歌】さん 8点(2003-07-20 22:25:27) 10.白黒なのに、美術や役者の動き、表情も秀逸で楽しめた。軽く宮沢りえ似なドイツ娘が歌った時、ふとビョークを思い出した。無実の兵士は最後には助かるだろう、と思ったけども助からない。ここがリアルで良い。 【VNTS】さん 5点(2003-06-09 16:28:42) 9.この映画、キューブリックの(せっかくの)毒気をカーク・ダグラスらしさが消しているようでやや残念でもあるが、決してベタなヒロイズムや浅はかな感動モノになっていない。その独特のカメラワークと冷ややかな視点はこの頃から異彩を放っている。軍法裁判のシーンでは怒りで体が震えた。 【poppo】さん 7点(2003-06-08 12:51:32) 8.初期のキューブリックの中で、一番キューブリックらしさが出ている気がします。変な言い方ですが。あと、マーチェンカさんの意見に同感。キューブリックは機械文明とか軍隊とか、徹底的に嫌いですよね。アイズ・ワイド・シャットで、ニコール・キッドマン扮する奥様が、不倫を重ねるところを、トム・クルーズの旦那が妄想しますよね。あの不倫の相手が【海軍の軍人】だったっていうのも、監督がキューブリックじゃなければ説明つかないんですよね。バリー・リンドンでも戦闘シーンをとてもお間抜けなタッチで描いているし、博士の異常な愛情でも然り。そのキューブリックの戦争や科学に対するシニカルな眼差しが好きなんだなぁ。僕は。 【クー】さん 8点(2003-03-25 05:04:42) 7.ストーリーとは関係ないんですが、ひとつ言いたいことがあります。彼らはフランス人ですよね?だとしたらどうして英語なんでしょう。最後に出てくるドイツ人はドイツ語で歌ってるのに。完璧主義のキューブリックはなんとも思わなかったんでしょうか。勿論これは本作に限ったことではないし、特にアメリカ映画を観ていれば何度も直面する疑問ですが。本作に関しても、特に第一次大戦、フランス人と特定する必然性が感じられないし。「いつか、どこかの国での戦争」で充分だと思うのですが。ストーリー、カメラワーク等は非常に満足なだけに、余計に引っかかるものを感じました。 【愚物】さん 8点(2002-11-23 05:25:23) 6.遠い昔に見たのであいまいな記憶だがやっぱキューブリックは天才だなぁと再認識。神過ぎるぜ。 【しゃぶ】さん 9点(2002-10-16 19:51:13) 5.戦争をさせられるのも兵隊、組織の理不尽さの犠牲になるのも兵隊...戦争も軍隊も糞食らえ! 【鐵假面の人】さん 10点(2002-09-23 19:43:31) 4.キューブリックの中では一番好きかな? でもまあこの映画では雇われ監督だったからなあ…『非常の罠』の方がいいかな…。それはともかく、アクションシーンが前半だけなのに、見る者を引っ張りつづける後半の政治的圧迫感はサスガ。最後の泣かせは不要だけど、まあこれはカーク・ダグラスの企画した映画だし…ドライに終わらせるわけにも行かなかった事情が仄見えたり。「職人監督としてのキューブリックの最高峰」ってとこですか。 【エスねこ】さん 9点(2002-09-02 00:29:19)(良:1票) 3.前半の戦闘シーンはすごい迫力でした。戦争の負の面を徹底的にリアルに描くところは『フルメタル・ジャケット』にも通じるところがあると思います。しかしマイケル・ダグラスは本当にお父さんとよく似てますね。 【マーチェンカ】さん 7点(2002-03-30 18:08:19) 2.時間に追われながら見た映画なので、正直あまり覚えてません。 【かぶ】さん 6点(2002-01-15 07:38:25) 1.すごく面白かった。カート・ダグラスが陥ったジレンマだとかが良く描かれていて、戦争によくありがちな矛盾を厳しく指摘できてたように思う。ラストのドイツ人女性が歌を歌うところも良かった。 【イギリスオレンジ】さん 8点(2001-09-02 19:51:06)
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