みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
278.From the line up of Film Forum's "SUMMER FESTIVAL OF FANTASY, HORROR & SCIENCE FICTION" in 2013. It was brought to us as a DCP version and the level of restoration was so high! I felt honored to be able to watch the work in "may be better than the original" condition. The length was almost two hours but I cannot think of that many other "long" movies, which make me forget the sense of time. The high tense of the last half of story lasts until the very end. Sigourney Weaver was at 30 years old when this was released and that was the best timing to shoot this role "Ripley", a young, beautiful, intelligent and yet athletic lady. That also reminds me that the next timing I was impressed by her beauty in 1995 released "Copycat", which is 16 years later from this one! It looks like this was director Ridley Scott's first commercial big success title. By skimming through his list of works, I feel so powerless. There are still too many titles I have to conquer with! 【kei】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2014-04-16 08:12:38) 277.この映画をまともに観るのは何年ぶりだろうか。 いや、実際は、かつて淀川長治氏の日曜洋画劇場で放映された吹替え版を何度が観た程度で、字幕版をしっかりと観るのはこれが初めてだったのかもしれない。(しかも今回はBlu-ray特典のディレクターズカット版) もちろん、エイリアンがどういう場面でどういう登場を見せるかということは把握しており、ストーリーの顛末も当然知っているのだが、それでも次の瞬間にもエイリアンが襲いくるというシーンでは、恐怖の余り目を背けがちになってしまった。 リドリー・スコットが生み出したこのSFモンスター映画の醍醐味は、何を置いてもやはりその「恐怖」だと思う。 宇宙船という完全に閉鎖された空間に突如として付加された恐怖。 それは、モンスターそのものに対する恐怖というよりは、それから逃げられないという恐怖の真髄だ。 そこにある思惑により隠された真意による不信感が巧みに混じり合い、映画史上かつてない恐怖感を生み出したのだと思う。 今回どうしてもこの映画を再見したかった最大の理由は、今作の前日譚として公開されたばかりの「プロメテウス」を観るため。 改めて今作を見返してみると、エイリアンそのものの出生をはじめ、その発端となるシーンのあらゆる「謎」が気になる。よくもまあリドリー・スコットは、このあからさまな「伏線」を30年も放っておいたなと思う。 そして、30年前の映画にも関わらず、映し出される映像世界のスタイリッシュさに舌を巻く。本編開始前の“20世紀フォックス”のタイトルロゴの古めかしさに「そんなに昔の映画なのか?」と違和感を感じるほどに。 P.S.あたり前だが、シガニー・ウィーバーが若い!終盤の“半ケツ”が、その瑞々しさを極めて分かりやすく表現している。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-03-25 20:07:41)(笑:1票) 276.この映画を見て「恐くない」と言う人がいるのは、ちょっと信じ難いが、よく考えたら当たり前なのかもしれない。 「エイリアン」はすでに日本語になっており、この映画を初めて見る人でも、ほとんどの人はどんな映画か想像ついてしまうだろうから... この映画の公開当時は、もちろんそんなことない。 当時中学生だった自分にとって、alienは初めて見る英単語だったから、映画館に行く前に辞書を引いてみた。 1番に「外国人、異邦人」と書いてあり、自分は「異邦人」を取ることにした。 ちょうどその当時、あるテレビCMで「ちょっと、振り向いて、みただけの異邦人~」という、とても印象深い歌が流れていたのをよく覚えていたからだ。 少し後にレコード化されて大ヒットするこの歌は、久保田早紀の「異邦人」。 自分は「ちょっと、振り向いて、みただけのエイリアン~」などと、つまらない替え歌の鼻歌まじりで「宇宙怪獣物」の映画を見に行った。 当時はこういうカテゴリーで呼ばれてた。もしくは「宇宙モンスターのパニック物」。「SFホラー」なんて誰も言ってなかった。 だから、「主人公がカッコよく怪獣をやっつける話だろうな」と思ってたんだけど...... 実際に映画見たら、とんでもなかった。 初っ端のタイトルが出るところから、早くも「これはなんかヤバそうだ」と思った。 そして物語が後半になると、恐怖のあまり、何度も「これは映画だ!これは映画だ!」と心の中で叫び続け、それでも耐え切れず、何回か下を向いてスクリーンから目を逸らした。 ようやく終わったあとも震えが止まらず、恐さを紛らわすために、もう1回連続で見た。 当時はこういうことが可能だったから。 2回目は、さすがにスクリーンから目を逸らすことはなかった。 でも、朝、鼻歌交じりで映画館に入った生意気な中学生は、夕方、まだ真っ青な顔で映画館を出た。 映画でこれだけの衝撃を受けたことはなかったし、その後もなかった。 自分が若かったせいもあるし、家のテレビが14インチモノラルの時代に、テアトル東京という巨大スクリーンの映画館で見たせいもある。 でも、一番なのは、映画の内容が凄かったからに決まってる。 自分は、今のトシになっても、「alien」という文字を英文で見かけるとギクっとする。 どうしても、その言葉に「倒すべき敵」という意味が含まれているように思えてしまうのだ。 【まかだ】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-09-16 12:56:48)(良:1票) (笑:1票) 275.相当前に観て二度目。 怖かった記憶があったけど、そう感じなかった。 ブルーレイと明るい液晶テレビで正体が見えすぎたからか? しかし70年代の想像力で、今でも通じるエイリアンや宇宙船のデザインを創ったのは凄いなあ。 【たんたかたん】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-02-27 19:57:10) 274.設定的にはSFだが、その実、丁寧に基本を押さえたホラー映画である。 「密閉された狭い空間で強く凶暴なものと一緒にいなければならない」という恐怖を、これでもかというほど徹底して描いている。 セットの趣を大きく二種に分け、映像にメリハリをつけている点も良い。 キャメロンのマンガ的なパニックアクションも悪くはないが、やはりエイリアンはこの一作目にかぎる、というのが個人的なつぶやき。 【肛門亭そよ風】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-02-24 07:13:14)(良:2票) 273.鑑賞のきっかけは、新田たつおの漫画「怪人アッカーマン」で「エイリアン」をパロディにしたギャグを読んだことです。パロディが実に秀逸で面白く、オリジナルの映画ははたしてどんなものだろうと興味を抱き、無性に見たくなって映画館に行きました。まったく度肝を抜かれる面白さでした。その怖いこと怖いこと。映画史に残る大傑作ですね。そして、私にこの映画を見るきっかけを与えてくれた新田たつおも実に偉大です。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-08-28 00:07:28) 272.最初見たときは、大変怖く気味悪かった。宇宙船をはじめとして映像の見事さに驚いた。そしてアッシュの正体がわかったときはさらに驚いた。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-06-25 09:08:16) 271.2012.06/09 鑑賞。何回目の鑑賞だろう。SF作品の佳作。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-09 22:26:13) 270.デビュー作「デュエリスト/決闘者」でもキューブリックの「バリー・リンドン」を意識していたCM出身のリドリー・スコットは、「エイリアン」では同じく彼の「2001年宇宙の旅」の洗練された映像を手本としたが(これは「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカスも同じで、ルーカスが2年先んじた)、スコットは彼ほど屈折してはいないし「エイリアン」のプロットはシンプルでストレートなものだけれど、特筆すべきはその感覚。 ホラーは特別好まない自分が惹かれるのもそのセンスによる部分が大きい。 スモークやライティングによる効果に加え、ブレットの顔に滴り落ちる水滴やエイリアンの口より流れる水(粘液だけではない)、リプリーの肌に光る汗、脱出艇のジェット噴射などいたる所に水が使われ、有機的な湿った空気が非現実的な世界にリアリティをもたらす。 その中に潜む異生物もまたオーガニック。 悪魔的な画風のH.R.ギーガーが原案者オバノンに送った画集「ネクロノミコン」にあった悪鬼のごときネクロノームⅣをスコットが気に入り、中に人が入れるようリデザインされたものがエイリアンの原型となり(今でもおびただしい数のソフトのジャケットを飾る)、2mのスリムな若者が入った成体は恐ろしくも美しいがわずかしか姿を見せず恐怖を煽る。 7人のクルーを演じる米英混交の俳優もスターはいないがいい役者ばかり、ランバートの場面が削られ魅力的な女性ヒーロー、リプリー(シガーニー・ウィーバー)が際立つことに。 末期のアッシュ(イアン・ホルム)は種保存のためだけに活動するエイリアンの純粋さを称え、怖いのはむしろ彼を送りこんだ企業(=人間)ではと思わせる。 美術や音楽もすばらしく、衝撃的な要素を含みながら優雅でクールな空間に魅了される、監督の「ブレードランナー」とならぶアーティスティックな作品。 「5」を作る予定もあったスコットは、シリーズの「0」にあたる「プロメテウス」を撮り今夏公開する。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-03-10 16:55:03)(良:5票) 269.ジョーズやスターウォーズなどの影響がアリアリと、当時の流行に乗ったとも言えるが全く二番煎じに終わらない意欲作。洗練されたデザインと、全て見せないことでアンソロジーの生まれる余地を残した展開。マニアックさとキャッチーさのバランス感覚が抜群。細胞レベルで鳥肌モノです 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-07 04:30:20) 268.正直に言ってそこまで怖くなかったし、緊迫感もなかった。確かに30年近く前の作品とは思えないデザインなどは評価できるが、脚本がいまいち。説明不足なシーンや無駄なシーンが少し目立った。時代設定がわからず、アッシュがロボットだったところが謎だし、地球とは交信しない。そして、船内の構造がわからないので、「そこがどうだ」とか言われても何のことやら。そして、お決まりのシーンが多いため、見せ場が少なかった。B級映画として観ればそれまでな気もするが、絶対にもっと面白く出来たはず。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-02-29 00:09:10) 267.エイリアンのデザイン、重厚なセット、 閉塞された空間で巻き起こる恐怖、そして貨物船に隠された秘密。 それらがうまく絡み合い、凄まじい迫力と緊張感で鑑賞者を惹きつけてくれる。 ギーガーは人間が一番恐怖を抱く造形をイメージして、エイリアンをデザインしたと聞いたけど、 唯一不満だったのは、コミカルな動きを見せるシーンが数カットあったところかな。 最近ディレクターズカット版を見て、また楽しませてもらった。 30年以上経っても、まったく色褪せないSFサスペンス。 【MAHITO】さん [映画館(字幕)] 10点(2011-08-15 07:19:51)(良:1票) 266.あのビル群のような超巨大宇宙船に、たった7人しか乗組員がいないことに驚き。しかも狭い場所で一緒に寝て一緒に食事するなんて…。巨大タンカーだってもう少し乗っているはず。これじゃ、侵入者探しにも苦労するでしょう。考えてみたら、さすがに“密室劇”だけあって、エキストラもチョイ役もゼロ。本当に登場人物は7人+2匹だけ。私が観てきた映画の中では最小規模かもしれません。あと、ちょっとだけ猫が嫌いになりました。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-14 22:08:50) 265.ホラーかと思った、もうみない 【HRM36】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2011-06-14 09:22:22) 264.H・R・ギーガーの作品集を熱心に見たのはこの映画がきっかけ。性器の造形をモチーフにしているだけあって、彼の手がけたクリーチャーはなまめかしい。あのぬるぬる感が僕はたまらなく好きだ。 【kagrik】さん [地上波(字幕)] 9点(2011-06-12 10:38:51) 263.高校時代、友人と二人で劇場で観ました。席を立って逃げ出したくなるような怖さを感じたのは、後にも先にもこの映画だけです。ジョン・ハートの顔にアレが張り付くシーンに仰天し、友人がどんな顔をしてるか見てやれと隣を伺ったら、彼もこちらを見ていて目が合った。上映中に男同士で見つめ合った映画でした。もちろん、恐さという意味ではそのシーンは序の口で、どこから襲ってくるか分からないエイリアンに乗組員と一緒に神経を擦り減らし、劇場を出たときにはぐったり。同時に危険な宇宙から無事に生還したような安堵感も覚えました。「SF映画」で重要なのは、それらしい大嘘(fiction)をひとつ捻り出し、それ以外の描写はリアル(science)を追求すること。この映画の嘘はエイリアンの存在だけ。それ以外はもの凄く「らしく見せる」ことに腐心している。本作の描写の真実味はエイリアンを怖く見せる演出とも言える。良くできたSF映画は同じ特徴を持っている。モノリスやレプリカントで嘘を付く映画が好例です。SFという概念を自由度の高い設定や嘘の免罪符と勘違いしているSFモドキはたくさんある。しかし、SFとは本来、緻密な表現の中で初めて成立するジャンルだと本作を観ていて思う。10点はSF映画としての完成度に付けた点数です。当時、この映画に続いて「ブレードランナー」を作ったリドリー・スコットの慧眼には感服しています。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 10点(2011-06-10 02:21:46)(良:3票) 262.う~ん、期待し過ぎたのかあまり面白くない。特にホラーとしての怖さを全く感じなかったのが致命的。 【もんでんどん】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-06-09 15:23:13) 261.キモさと先の読めなさは凄いね。確かに怖かった… 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-31 23:53:00) 260.ともかく画で魅せるリドリースコットの真骨頂。宇宙船の内部、宇宙船、そしてエイリアン、全部がかっこいい。内容から見ればただのモンスターものだが、もっと味わうべきものがこの映画にはたくさん隠れていると思う。 【峠のわが家】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-12-17 21:18:21)(良:1票) 259.この映画は70年代なんだね。少し時代を感じるが、すばらしい出来だと思う。母船が爆発までのカウントダウンをするシーンがぞくぞくした。 【doctor T】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2010-11-17 00:52:57)
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