みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
11.行動の趨勢のみを捉えたスピーディーな物語の面白さと、物語の枠を超えた豊かな感情醸成。フィンチャーの古典的な演出。このあまりの青春映画ぶりに私は泣いた。素晴らしい。 【まぶぜたろう】さん [映画館(字幕)] 10点(2011-02-17 09:55:50) 10.頻出するガラス張りの空間は、主人公と他者を隔てる見えない壁の直喩か。 対話シーンにみられる背景のぼやけた深度の浅いフォーカスと、バストショット中心の画面が表すのは、周囲の人間への視野を欠いた主人公の自分本位性か。 J・アイゼンバーグとルーニー・マーラによるセンテンスごとの切返し。その単調かつ短絡的な応酬は、おそらくネットの双方向性と断絶感の表現を意図しているのだろう。 ラストの同一構図は、画面を介した無言の切返しとして巻頭のそれと対になるのだが、問題はほぼ全編において人物同士の対話シーンのアングル・カット繋ぎがことごとくこの1パターンに収まること。 台詞に従属する形で話者同士がひたすら単調に「テレビ的」に切返され続けるのでカットの切れ目も、次にくるだろうショットもおおよそ容易に予測できる。 同じ対話劇でも、同一構図を繰り返さず多彩に変化をつけていくオリヴェイラなどと比べてしまうのは酷だろうか。 主題の類似が指摘される『市民ケーン』の先鋭性とは真逆で、ドラマも撮影スタイルも慣例的すぎる。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-02-05 23:33:17) 9.2時間があっとゆう間に終わって、そして面白かったです。テーマ的におよそ面白い映画になるとは思っていなかったのですが、全然そんな事なかったですね。やはりデヴィッド・フィンチャーは最高にクールでした。今後のザッカーバーグ氏にも注目したいです。今後の生き様次第では続編も。。。 【sava1100】さん [映画館(字幕)] 10点(2011-02-05 20:48:35) 8.う~ん。そのままの事実がドラマチックなのに、それをさらに脚色されると少し興ざめしてしまう。でも面白くなくはない。 【ドクターペッパー】さん [映画館(吹替)] 6点(2011-02-03 00:11:45) 7.ああなるほどね、お話はわかりましたが。で?……っていう感想以外持てない。 もちろんよくできている。 でも、 映画はもっとこちらの感情を振り回しかき乱すものであってほしい。 【とと】さん [映画館(字幕)] 4点(2011-02-01 14:22:28) 6.冒頭のパブでの、主人公のマークとガールフレンドのエリカさまとの対話からしてすごい。ふたりとも間髪置かずにものすごい早口でしゃべりまくりつづけ、これを執拗なカメラのきりかえしでみせるのだけれども、このふたりの対話と、バックに流れている(おそらくは店内のBGM)テクノ調の音楽とが、だんだんにシンクロしてくる。というか、さいしょっからシンクロしているのかもしれないけれど、観ていてだんだんに気がついてくるわけだ。この、それなりに尺のある長い対話の終盤なんか、まるでふたりでラップやっているみたいで、観ていてもちょっとした高揚感を味わってしまう。わたしなどは字幕を読むのに神経を集中してしまったので(とにかく早口だから字幕の情報量もはんぱではない)、純粋に音と映像だけを楽しむことができなかったのが残念。このシーンはまた、何をしゃべっているのかとか気にしないで観てみたい。こういう演出のシーンはこの作品のなかでもう一ヶ所、マークの協力者になったショーンがクラブのなかで話をするシーンでくり返され、もういちど楽しむことができる。すばらしい! おそらくは音楽に合わせてセリフのタイミングを演出しているわけだろうけれど、とにかく堪能した。これに、撮影を「セブン」や「ゲーム」でもフィンチャー監督を助けたジェフ・クローネンウェスが担当していて、また被写界深度の浅い撮影でワンカットのなかでひんぱんにピント位置を移動させたりもしているわけで、このあたりの演出力には感服させられる(カメラの被写界深度の浅さには、ちょっと疑問もあるけれども)。 マークをめぐるふたつの訴訟を軸に、過去にさかのぼりながらも時系列にそった展開になるけれど、あいだに審判シーンをうまくはさむことで、スピード感にあふれる展開になっている。ストーリー的には、若くして富豪になったけれど、その原点には「得られない愛」があって、それをラスト(現在)まで引きづっているのだよ、というわけで、これは現代版「市民ケーン」なのだね、という感じである。ラストに主人公がノートパソコンを開くときにBeatles の「Baby, You're a Richman」の印象的なイントロが流れてきて、「ああ、やはりこの曲で来たか」とは思うベタな選曲なんだけれども、このイントロが流れてくるしゅんかんにはゾワッとしてしまった。ベタだけれども、あまりにはまりすぎであった。 【keiji】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-01-30 11:09:10) 5.おもしろかったんだと思う。前日4時間しか寝てないのに 途中一度も眠くなることもなく、最後まで緊張感を持って観れた。 でも、DVDを買ったりもう一度観たいかといわれるともういい。 アーロンソーキンらしいセリフの多いドラマでした。 ラストシーンは、そういうことってあると思うと切ない。 【Skycrawler】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-01-28 23:12:25) 4.結構面白かった。話の構成やテンポも良く、飽きさせない作り。 上り詰めていく感じや、光と影など上手く描けていると思う。 でも、実話を知ってしまっているので、色々思う事はあっても感動はないね。 【ぬーとん】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-01-24 23:55:58) 3.構成が良くテンポが良いので退屈しないのが魅力に感じました。成功の裏にある光と影、主人公の人間関係の不器用さは共感持てる部分も。 【mighty guard】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-01-23 23:29:53) 2.なかなか評価の難しい作品だと感じました。 最後まで惹き付けられて観ることができたのですが、どうもラストの盛り上がりにかけるのと、観終わったあとに何も残らなかったという点で少し低めの評価にしました。 アカデミー賞の最有力候補とのことですが、これまでに実在の人物を描いた映画として作品賞を受賞している「シンドラーのリスト」や「ビューティフル・マインド」などと比較しても"感動"や"ショック"、"考えさせられる"といった「心に響く」映画ではないと私は感じました。 【AgassiKuerten】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-01-16 00:50:14) 1.試写会で観た。全然期待していなかったが予想を裏切られた。 前半の疾走感が凄い。観客に一旦落ち着いてストーリーを整理する暇を与えずにどんどん進んでいく。自分はついていけたが周囲には途中からやっと掴めてきたという人たちも多く見られた。ノリのいい音楽も良かった。 エドアルドが彼女に詰め寄られるシーンではサウスパークのFacebookの回を思いだした。 全体的に悪くなかったと思うがスタイリッシュな感じだけで鑑賞後特に何も残らなかったので7点献上 タダだったし。 【アンダーソン君】さん [試写会(字幕)] 7点(2010-12-20 21:45:56)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS