みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
4.学生の頃、グレース・ケリーに憧れていました。 西部劇の傑作の一つ。何度鑑賞しても素晴らしい。 【ご自由さん】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-10-19 21:21:14) 3.この作品、何だかやたら平均点低いけど、私はかなり好きです。確かに完成度としては「駅馬車」や「荒野の決闘」といったジョン・フォード監督の大傑作西部劇と比べると見劣りするとは思いますが、それでもかなり面白かったです。物語と映画を同時に進行させるといった試み、そして、主演のゲイリー・クーパーの渋い演技と相変わらずの美貌を持ち合わせているグレイス・ケリーの演技も良かった。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-08-16 20:49:44) 2. 従来の西部劇に恐らく初めてリアリズムを持ち込んだコトと、劇中の時間経過をリアルタイムにシンクロさせた点の斬新さは当時としては実に画期的であり、勿論今でもコレを凌ぐ西部劇は殆ど皆無と言って良いだろう。チープな西部の街をセットで組み、後は役者の演技力に主眼を置いた作りは流石ジンネマン。老いたるゲーリー・クーパーにオスカー(2個目!)をもたらし、新星グレース・ケリーの真価を早くも引き出した彼の演出の手腕にもっと御注目頂きたいものである。加勢を頼むクーパーを冷淡にあしらう街の人々の人物造形も、チト現代的で嫌味過ぎるキライはあるものの矢張り上手い。トーマス・ミッチェルが上手いのはいつものコトで今更言うまでもないが、ロイド・ブリッジスやケティ・フラド、ロン・チャニー・Jr辺りの二線級もジンネマンの筋金入りの演技指導で実に生き生きと演じている。1対4の戦いもマカロニや従来の西部劇なら、もっと不利なハンディキャップ・マッチは幾らでもあっただろうが、普通に考えれば、それが1対2でも(余程の実力差がない限り)メチャ不利なことは明白。かなり不様な戦いぶりながらも最低限の娯楽のツボを外さないのがジンネマンの腕前の非凡さである。因みに4人組の一人をマカロニ以前のリー・ヴァン・クリーフが演じている。シェリフのバッジを叩きつけて街を去るクーパーのラストにディミトリ・ティオムキンの主題歌「ハイ・ヌーン」(唄:テックス・リッター)が心地よく響く。ただ…このリアリズムというヤツは本作以外ではロクな作品が生まれなかった点でも手放しに絶賛できる要素ではナイので、個人的に1点マイナス。 【へちょちょ】さん 9点(2003-10-12 13:19:58)(良:2票) 1.この名作に対して、あまりに平均点が低いので9点を。高校生の頃、東映やくざ映画にはまってた。死を決した健さんや鶴さんを純子さんは、「死なないで」と送り出す、自ら戦う緋牡丹博徒では、「お竜は男たい」という。しかしこの映画では結婚した夫が東部に行くという約束を反故にして、(正義のため)街に残るというと妻(グレース)は結婚を破棄するといいだす。つまり契約に瑕疵が生じたので無効なんですね。ところが、妻も「残る」と決めたらともに戦う。契約条件を守らせるには男だの女だのでなしに自分で戦いとるんだ。貿易摩擦が問題のときに、そんなこと考えていました。映画は文化の違いを知る道具でもあった。昔は。 【ちょうじ】さん 9点(2001-11-01 15:40:51)
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