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【クチコミ・感想(6点検索)】
2.前半は姉弟の関係を中心に。後半は弟が病に倒れることで、家族が変化していく様を描いています。が、どうも地味ですね。比較的地味な映画が好きな私が見ても、あまり引き込まれません。日本映画にありがちな「芸術的な映画にしてやろう」というのが出ていて、好感が持てません。芥川也寸志の音楽も、現代音楽丸出しで雰囲気ぶちこわし。岸惠子は前半あまりきれいには見えませんが、弟が病気になると美しくなってくる。これはどういうこっちゃ。田中絹代と森雅之の両親は素晴らしい。やはり肝心の川口浩がウィーク・ポイントでしょうか。
製作当時の「銀残し」を再現したという触れ込みの放送で鑑賞しました。この色はなかなかよかったのですが。もう少し近づきやすい内容にしてもらいたかったです。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-01-04 11:29:25)
1.家族の問題を長女が背負って立ってしまうことは、よくありますね。
父親も母親も罪悪感はありつつも頼りきってしまって、娘も「私がこの家を出たら家族が崩壊する」ことを身にしみて解っている。
さらに自分の「女性としての賞味期限」をこの家族のために犠牲にしていることも自覚している。
今も昔もこういう長女っていますよね。。
水木洋子の脚本も上手いんだけど、イマイチ、その長女の苦悩が伝わりにくいのは岸恵子が長女役だからだろうか・・?
公開時には「28歳の岸恵子」は「女性としての賞味期限を犠牲にする長女」としてリアリティもあったんだろうが・・
現在ではまだまだ(あくまでも女性の側からですが・・)現役・適齢期な年頃なので、その悲壮感にリアリティがないのかなと思う。
しかも岸恵子・・あんなに綺麗だし、問題が解決したらさくっと結婚できそうだと思っちゃうから。
これがもう少し外見的に地味な女優が演じていたら、リアルな悲壮感が出て永遠の名作になったような気がする。
水木洋子脚本は庶民性とリアリティがよさなので、「キクとイサム」のように適切なキャスティングが必要なんだと思う。
一方、市川監督は綺麗な女優さんが好きなので、ココが壁なんだろうか。。
【グレース】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-04-10 10:11:46)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
22人 |
平均点数 |
6.23点 |
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【その他点数情報】
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