みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
12.なんとなく観たら引きずってしまい大変でした。 その後お金が使えるようになってからの作品は 全体のバランスは良くなったものの 少し都合良過ぎだったり無理矢理だったりしたが これは荒削りだがいちいちザクザク刺されている感覚で 正直、気持ちのよい映画ではないけど好きです。 でも、結構しんどいので観るのにエネルギーいります。 【Pecco】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-07-20 22:09:57) 11.アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの作品としては、一般的に一番評価の高い気のする本作だが、確かに楽しめた。 この監督の後の作品には批判めいたものを聞いたりするが、私的には後年の作品の方が好きである。 音楽と映像の両面において、『バベル』や『21グラム』の方が優れているからだ。 だが、本作の脚本については、かなりの出来栄えで、様々な人間模様を描きつつも、登場人物たちを交錯させ、関連性を持たせて描いているのが面白い。 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥは、脚本選びよりも映像と音楽選びに才能が光る監督なので、今後ますますパワーアップしていくに違いない。 少し寡作気味なのが気になるところだが、新作を早く観てみたいものだ。 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-27 00:28:01) 10.とてもリアルで生々しい映画。登場人物が中盤のある出来事で交差するんだけど、それぞれの物語それだけでも十分よくできています。痛々しい人生を見せられる作品だけど、なぜか妙に心地よい作品なんです。まだまだこの先を観てみたい!そんな風に感じた数少ない映画です。 【たけたん】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-22 21:07:09) 9.奪い、奪われた者がさらに誰かから何かを奪う。そんな負の連鎖が描かれていると思いました。ほとんどのほとんどの登場人物が独りよがりの愛のために誰かを傷つけ、自らも大切なものを失う。殺しあう闘犬のように、自分がすることに何の疑いを持たない。事を起こした動機は愛情だったはずなのに、そのくせ他人を傷つけることに何の疑いも持たない。ぞっとする話です。最後の最後に初めて、無償の愛情を与えるエピソードになるかと思ったら、「愛してる」という言葉は届かない。一見確かにそこにあるように見えた愛が、結局は空虚なものしか残さない。彼らの人生は交錯しても、心が交錯していない。 それでいてラストシーンに希望があるのには驚きました。シビアな目を持ちながら、けっして希望は捨てない。こういう姿勢は大好きです。 【no one】さん 7点(2005-01-12 15:31:48)(良:1票) 8.個人的に気に入ったエピソードは3つ目だけでした。オクタビオのキャラとストーリーには感情移入できず、2つ目のエピソードも消化不良な感じでした。この時点で見るのをやめようかとも思いましたが、3つ目は全体的に寂しい雰囲気とエルの境遇がツボにはまり、好印象でした。荒野を旅立っていくラストシーンも好きです。話のまとめ方はといえば、あまりうまい演出とは思えませんでした。3つのエピソードが交錯するシーン以外は印象に残らず、効果的とはいえません。音楽も前半部はその場のノリでつけたような曲で後半部でやっと画面になじんでくる、という次第。ただ、3人が事故によってどうなったかの対照はいいですね。ある者はわずかな希望すらも失い、ある者は絶頂からどん底まで落ち、ある者は人生を見つめなおす機会を得る。それぞれのエピソードに絡む犬も象徴的に用いられており、テーマを作り出しています。そんなわけで、踏みとどまって7点です。 【マイカルシネマ】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2004-11-08 18:35:45) 7.なかなか引き込まれるものがあった。 【kasumi】さん 7点(2004-09-17 00:22:42) 6.強烈な映像だったなぁ。ストーリーの構成も面白かったし。 また見たくなってきた。 【夏目】さん 7点(2004-06-12 13:45:20) 5.どの話に思い入れを感じるか、という問題ではない。それぞれは一つの独立した物語でありながら交錯し、すべてが同じ土俵の上で語られ、さらに背景にあるのは愛への衝動。それぞれの愛への衝動が絡まり、一つになり、観る側の胸を痛々しいまでに貫く。 【コーヒー】さん 7点(2004-06-03 22:22:52) 4.激しさ、脆さ、儚さ、淋しさ等の人生の部分部分が匂い立つように画面上で展開される。1つの「事故」をめぐるそれぞれのストーリーに没頭してしまった。 【Andy17】さん 7点(2004-05-01 23:47:00) 3.最初の話が一番好き。ラストに近付くに従って徐々に失速していく気がした。けれど全体を通して見ると一本の作品として面白かったと思う。血生臭い衝動とやり場の無い疾走感が新鮮。メキシコの男の子かっこいいしね。 【凛】さん 7点(2003-08-12 01:49:17) 2.映画の組み立てや脚本の構成力もさることながら、この映画の最大の魅力はじっとりとまとわりつくようなメキシコの空気感だ。そしてその中を汗をたぎらせて生きる人々の物語を実にエネルギッシュに描いてみせている。 【スマイル・ペコ】さん 7点(2003-06-08 00:54:16) 1.2時間半もあるから最初どうなるかと思っていたが何とも予想を裏切るストーリー。あの荒削りさが何となくソダーバーグっぽさを感じ、”メキシコ”だということを途中から忘れて没頭してしまった。メキシコ映画は初めてだったが、何とも衝撃的な作品だった。 【mmm】さん 7点(2002-10-25 01:47:28)
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