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クイン・メリー/愛と悲しみの生涯

MARY, QUEEN OF SCOTS
1971年【英】 上映時間:128分
ドラマ歴史もの伝記もの
[クインメリーアイトカナシミノショウガイ]
新規登録(2004-04-07)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-07-20)【S&S】さん
公開開始日(1972-06-24)


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監督チャールズ・ジャロット
キャストヴァネッサ・レッドグレーヴ(女優)スコットランド女王メアリー
グレンダ・ジャクソン(女優)エリザベス1世
パトリック・マクグーハン(男優)ジェームス・スチュアート
ティモシー・ダルトン(男優)ダーンレイ卿
ダニエル・マッセイ(男優)ロバート・ダドリー
トレヴァー・ハワード(男優)ウィリアム・セシル
ナイジェル・ダヴェンポート(男優)ボズウエル卿
イアン・ホルム(男優)デビッド・リッチオ
ヴァーノン・ドブチェフ(男優)ギ―ズ公爵
脚本ジョン・ヘイル[脚本]
音楽ジョン・バリー〔音楽〕
撮影クリストファー・チャリス
フレディ・クーパー(カメラ・オペレーター)
製作ハル・B・ウォリス
美術テレンス・マーシュ(プロダクション・デザイン)
ロバート・カートライト(美術監督)
ピーター・ハウイット〔美術〕(セット装飾)
衣装マーガレット・ファース
編集リチャード・マーデン
録音ジョン・オルドレッド
ボブ・ジョーンズ[録音]
その他ジョン・バリー〔音楽〕(指揮)
あらすじ
スコットランドの女王にして幼児の時にフランス王家に嫁ぎ、10代で寡婦となったメアリー・スチュアートは故郷スコットランドに帰国後、遠縁の貴族で年下のヘンリー・ステュアート・オブ・ダーンレイ郷と恋に落ちて結婚するが第一子を身籠る頃までには粗野で政治を解さない夫に愛想を尽かし、頼り甲斐がある既婚者の廷臣ボズウェル伯爵に惹かれていく。世継ぎを産んで女王としての責務を果たしたメアリーは夫やボズウェル伯爵の命を狙う各種勢力や隣国イングランドの女王として国教会を確立してメアリーが帰依するカトリックの影響からの決別を画策する従姉のエリザベス一世らの思惑を解さず、女性としての幸福を追求しようとするのだが⋯。

かわまり】さん(2022-07-05)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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1.「1000日のアン」のDVDが欲しくて通販サイトを漁っていたら本作とのダブルディスクのパッケージを発見して入手しました。主演女優の美しさとスコットランドのスケールルの大きな風景が印象的でアカデミー賞の複数ノミネートも頷けますが、主題が何なのか今いちわかりませんでした。メアリー・スチュアートはフランス皇太子とのおままごとのような結婚で夫と死別した後、スコットランドの王位継承権もある純粋スコットランド種のお坊ちゃんと結婚、坊ったま旦那が政治音痴で「我こそはスコットランド王なり」なんて言うのに辟易するわけだけれど、この時点迄は坊ったまに本気で惚れていたのかはたまたボッタマの血統に惚れていたのかようわからないです。我が国でも年齢こそこ皇女様より何日か年上だけど何でも皇女様の言いなりになった挙句「俺様を殿下と呼べ」などと宣う毛並みの悪いお方がいませんでしたっけ? まあいいけれど、一国の君主の配偶者というものは良くも悪くも君主の一生、そしてその統治する国を大きく左右します。本作ではメアリーが従姉のエリザベス一世に処刑されるところまでは描いていませんが、両女王のどちらが君主として優れていたかと問われれば十中八九は「わたしはイングランドと結婚した」というエリザベスに軍配を上げるでしょう。でも歴史の面白いところは、跡継ぎを残さずに亡くなったエリザベス一世の跡を継いだのがメアリー・スチュアートの息子のジェームズだということです。西洋史家で西洋美術の解説で有名な中野京子さんあたりはメアリー・スチュアートのことをぼろくそに言っていますがスコットランド王ジェームズ六世にしてイングランド王ジェームズ一世となったメアリーの息子は外交が上手な結構賢い王様だったようです。でもメアリーに育てられたわけではありませんからね。なお今日本でかしがましい女系天皇の可否論争との絡みで言うとメアリー・スチュアートは男系女王でその子供は女系継承となるところをでしたが結婚相手によって息子のジェームズが父系でも血統の正当性を主張できるようにしました。日本の今後の参考になるようなヒントも見つかるかもしれない作品です。 かわまりさん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2022-07-05 21:52:48)

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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 7.00点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 0.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

1971年 44回
主演女優賞ヴァネッサ・レッドグレーヴ候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ジョン・バリー〔音楽〕候補(ノミネート) 
音響賞ジョン・オルドレッド候補(ノミネート) 
音響賞ボブ・ジョーンズ[録音]候補(ノミネート) 
美術賞テレンス・マーシュ候補(ノミネート) 
美術賞ロバート・カートライト候補(ノミネート) 
美術賞ピーター・ハウイット〔美術〕候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞マーガレット・ファース候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1971年 29回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)ヴァネッサ・レッドグレーヴ候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)グレンダ・ジャクソン候補(ノミネート) 
脚本賞ジョン・ヘイル[脚本]候補(ノミネート) 
作曲賞ジョン・バリー〔音楽〕候補(ノミネート) 

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