みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
12.とても寡黙なので観る者が細部を想像力で補わなければならないストーリーは親切ではないのですが、話の流れを追うより画の余韻を味わうべき作品です。元カメラマンという肩書も納得の監督の美的センスが1シーン1シーンに反映され、女優の裸体の美しさや机の前にただ座っているだけのG・クルーニーのショットすら西洋絵画のようです。 小高い丘に石造りの建物が並ぶイタリアはカステル・デル・モンテのロケーション力は抜群ですし、銃を改造あるいは組み立てる時の手さばきは熟練の技術の粋とも言え、もう「画のチカラ」で引っ張ってくれます。 ただキャスティング。ジョージ・クルーニーは評価しづらいです。どこまでもヨーロピアンな香りの本作に、いつも歯痛をかかえていそうな単なる仏頂面のクルーニー。もともと表情に奥行きの無い表層タイプの彼はあからさまに「アメリカ人」なのですが、考えてみれば原題はThe Americanですし、ここはクルーニーで正解なのかな。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-09-29 22:57:58) 11.ジョーニ・クルーニーが哀愁のある渋いアメリカ人を演じています。舞台のイタリアのカステル・デルモンテも美しいですし、クララもマチルダも美人。無口なクルーニーに、登場人物の最低限のセリフも良いですね。売春婦に恋をするという展開も気に入りました。神父さんも良かったです。映像や音楽も含めて最後までじっくりと堪能しました。ラストシーンも良かったです。これはラブストーリーですね。 【みるちゃん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2020-09-02 02:59:18) 10.セリフ少なっ!ヨーロッパ映画かと思ったら、アメリカ映画だよ、意外!! 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2017-12-31 04:39:45)(良:1票) 9.ジョージ・クルーニーが寡黙に職人さんを演ってます。冒頭で意表をつかれるものの、イタリア南部の小さな村を舞台にした静かな映画です。ただしこの主人公、職人さんとは言っても、彼が作るのは怪しげな組織のための怪しげな暗殺用の武器、だもんで、静けさの裏に緊張感もはらんでおります。これぞハードボイルド、といった感じで、セリフが少なく、ジョージ・クルーニーは黙々と筋トレを行ってみせ、あるいは黙々とタップを切ったりボール盤を回したりの作業を行ってみせる。その不愛想さがイイんですね、彼と娼婦との、恋愛と言ってよいのかどうかの微妙な関係に、微妙な緊張感をもたらして。 完成した武器の試射を森で行う場面で、離れた場所に標的を置いてくる、という、物語の上では重要とも言えぬ一連の動作を、時間をかけて描いてますが、ひとつには、この「場所」をしっかり描きたかったのでしょうか。この森こそ、彼にとって、そして恋愛映画でもある本作にとって、重要な場所なのだから。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-05-01 08:51:22)(良:1票) 8.ジョージクルーニ-のスナイパーどんなアクションを魅せるか期待して鑑賞させて頂きました、 最初のアクションだけで後はイタリアの風景と美女を鑑賞する映画でした、どこがスナイパー 映画だったのか最後まで判らず鑑賞終了。 【SAT】さん [地上波(吹替)] 4点(2015-11-13 22:43:24)(良:1票) 7.う~ん、ひたすらシリアスで、暗く、まじめな創り..この手の作品が大好きだが..あまりにも、限定された情報の中での展開に、後から冷静に振り返ると、いろいろ腑に落ちないところがある..映画として、ストーリー設定が中途半端かな..序盤、秀作の予感がしただけに、残念... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-26 17:37:43) 6.非常に退屈。この映画地味すぎるというより枯れていてジョージ・クルーニーがかなり老けて見える。 【長谷川アーリオ・オーリオ】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-11-21 18:52:45) 5.舞台がやたら綺麗で参る。ジョージ・クルーニーも渋くて格好よすぎる。内容は、同じようにドンパチやる他の映画よりも大人向けな印象。 【lalala】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-11-06 15:54:08) 4.全編通して、台詞の大幅な排除によって達成された寡黙の美質。 異邦人の孤立を際立たせる山岳地帯の望遠ショットの見事さ。 少々単調気味のクロースアップも、呆気ないまでに短い撃ち合いも、「娼婦と流れ者」のモチーフも、中盤に登場するセルジオ・レオーネ『ウエスタン』の引用が納得させる。 中世の趣を残す村の急峻なロケーションが絶景であり、山の斜面が作り出す地形的特色は狙撃のドラマにも巧く活かされている。 そして雨に濡れた夜の石畳が街灯の光を鈍く反射させる画は、紛れも無くハリウッド・ノワールの証だ。 暗い屋内で、サイレンサーを「職人の手」捌きで作り上げていくストイックな身振り。 銃器受け渡しスポットとなる食堂の疎らな客。抑制された静のムードが緊張感を呼び込んでいる。 草むらの中でジョージ・クルーニーとテクラ・ルーテンが距離を置いて交互にライフルの試射を行うシーンに『ジャッカルの日』の誤差修正シーンの緊張感が甦る。 娼婦を演じるヴィオランテ・ブラシドが醸す純朴と妖艶の入り混じったムードも出色だ。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-07-22 22:04:32) 3.久々に残念な映画を見た。 サイレント映画かと思うほど、台詞も少なく、見やすいと言えば見やすいのだが、山も無ければ谷も無く睡魔に襲われる。 アクションシーンもほとんどなく、ジョージクルーニーもよくこんな映画にでたな、なんか裏が有るのか?と疑いたくなるほど駄作である。 正直劇場で見るのはよっぽどのファン以外はやめておいた方が無難である。 【シネマファン55号】さん [映画館(字幕)] 2点(2011-07-13 15:32:07) 2.ジョージ・クルーニーといえば、 わしの中ではスカしたオッサンというイメージなのだが、 この作品でもそのイメージは変わらず。 とにかくテンポが悪い。ダラダラと盛り上がりも無く進む。 中身もゼロ。観るだけ無駄。 【幸志】さん [インターネット(字幕)] 0点(2011-06-23 19:23:27) 1.サスペンス重視のアクション映画としてはまあまあな出来だと思うのです。銃撃戦もある種リアルだし、俳優陣もなかなかの演技。ただ、どっかで観たことある感じが全編通して抜けない。ゆったりしたテンポなので余計に先読みが出来てしまい、面白みがありません。サスペンス重視なのでアクションも派手じゃないですし。この映画の題名ゴルゴ13にしてクルーニーにM16渡してればもっと面白くなったんじゃないかなぁと終始考えていました。 【ronronvideo】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2011-06-04 08:18:27)
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