みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
20.何か当然のようにあのデザインになってたけど、何であんなダサいデザインのコスチュームにしたんだろう。しかも、自分で作る訳ではなく、発注なのに…。その理由が気になってどうも受け入れられなかった。盾が武器というのも斬新なヒーローだなと思った。 しかし、ストーリーは全体的に地味で退屈。もうちょっと魅力ある物語に出来なかったものかと思う。 【ヴレア】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-04-16 22:09:57) 19.「アイアンマン」以降、ここ数年間のマーベル作品は、いよいよ公開間近の超大作「アベンジャーズ」の贅沢な「布石」としての立ち位置のものが多く、“祭り”開催前のカウントダウン的な高揚感を持てるかどうかで単体映画としての楽しめ方は大いに変わってくる。 そういう意味で、「アベンジャーズ」公開前の最後の布石となった今作は、特に“前日譚”的なニュアンスが色濃く、もし「アベンジャーズ」に対して大した期待を持っていないのならば、酷くありきたりで退屈な映画に見えても仕方ない仕上がりになっていると思う。 敢えてマイナス要素から挙げるならば、アメコミ映画の最大の見所であるべきアクションシーンがつまらない。世界大戦当時が舞台となっているとはいえ、繰り返されるアクションのシークエンスがことごとく古臭く見え、テンションが上がってこなかった。 ひたすら“盾”を投げつけて敵を倒していくキャプテン・アメリカの闘い方そのものに工夫が無く極めて地味だったと言わざるを得ない。 ヒューゴ・ウィービングが演じる悪役も、「本性」を見せる前まではウィービング独特の雰囲気が功を奏し独特の禍々しさを携えていて好感が持てたものの、“レッドスカル”としての姿を露にした途端、悪い方向に“マンガ的”に映ってしまい、それまであった存在感がトーンダウンしてしまっていると思う。 この悪役の存在感の弱さが、スーパーヒーローの地味さに直結してしまっていることは明らかで、スーパーヒーロー映画において悪役の存在性が重要であることを皮肉にも表してしまっている。 一方で、主人公の生い立ちそのものとスーパーヒーローに成っていくプロセスには、他のスーパーヒーローにはない哀愁があり惹き付けられた。 脆弱な“チビ”そのものの主人公が溢れる正義感を抑えきれず、自らの身体と人生を捧げていく様には、どうしたって応援したくなる魅力があり、このキャラクターが愛される理由がよく分かる。 その主人公のそもそもの人間性に裏打ちさせたこの映画のクライマックスの顛末にも、ありきたりではあるけれど素直に感動させられてしまったと言える。 そうしてお決まりのように付加されている「アベンジャーズ」へのエピローグ。むしろこのエピローグこそが最大の高揚ポイントであることは、この映画単体としては非常に問題だが、いやが上にも“アガッて”しまうことは否定出来ない。 (2018.5.8再鑑賞) 「キャプテン・アメリカ」シリーズは、マーベル・シネマティック・ユニバースの作品群の連なりの中でも、ある意味「アイアンマン」以上にストーリーラインの根幹を成すものだ。 その理由は明確で、主人公であるキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース自身が、70年の年月を経て蘇った“アベンジャーズ”の「歴史」そのものだからだ。 ただ、この映画の初見時は、“マーベル・コミック”や“アベンジャーズ”に対して全くの門外漢だったため、“キャップ”の存在性と活躍ぶりに対して表面的な古臭さばかりを見てしまい、終始それ程の高揚感を得られなかった。 ストーリー上に登場する様々なキーワードや固有名詞も、この映画の公開時点では、正直何のことだか分かっていなかった。 ヴィランの“レッドスカル”の「退場」シーンなんて、この時点では殆ど“意味不明”レベルじゃないか。 が、しかしだ。「インフィニティ・ウォー」に至るまでMCUの全作品を経てきた今、この「キャプテン・アメリカ」第一作を再鑑賞し、「こんなに良い映画だったのか!」と、目から鱗と涙が落ちまくった。 先ず、MCUの根幹的作品であるという存在価値以前に、第二次世界大戦を舞台にした「戦争映画」として、そして超人戦士の誕生と葛藤を描いた「科学映画」として申し分なく面白い。 冒頭の“ゴミ箱の蓋”を掲げるひ弱だけれども誰よりも正義感に溢れるスティーブの姿から、図らずも70年の時を超えてしまい「ただちょっと、デートの約束が……」と途方に暮れるキャップの姿に至るまで、あらゆる場面が映画的な娯楽性の醍醐味に溢れている。 そして今やだれもが認める“リーダー”であるキャプテン・アメリカの強さの本質を描く今作は、「ヒーロー」という存在の意味そのものを強く語りかけてくる。 レッドスカルの存在感も、「インフィニティ・ウォー」で明らかにされた顛末を踏まえると、殊更に際立つ。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-05-20 20:31:11) 18.「君は弱い。だから力に敬意を払うし、その価値を知っている。」旧き良き正義(アメリカ)の体現者。舞台は第二次世界大戦中の1942年。体格的にはひ弱だが、頭脳明晰で類稀な正義の魂を持つスティーブ・ロジャース。戦禍に苦しむ人々を助けるため、彼は何度も入隊検査を受けるが毎回不合格となっていた。そんな彼が「戦略科学予備軍(SSR)」の科学者アースキン博士の目に留まり、「スーパーソルジャー計画」候補者として抜擢される。「超人血清」の投与による人体実験。それは投与された者の筋力と体格、そして持って生まれた素養を強く強化する。博士はスティーブの明晰な頭脳と強い正義の心を見抜いていたのだ。こうして彼は、超人的な肉体と崇高な精神を手に入れ、キャプテン・アメリカとして活躍することとなる...。現代的な苦悩するヒーロー感とは無縁で、スティーブ(=キャプテン・アメリカ)の快活で純粋で盲目的な愛国心、只管正しくありたいと願う旧き良きヒーローをしっかりと描いている。キャプテン・アメリカのユニフォームと楯も星条旗そのもので、現代的な戦争・紛争に直面した世界では受け入れられずらい特徴だと思う。また、映画『アベンジャーズ』実現に向け制作された物語とは言え、単なるキャラクター紹介に終わらず、愛すべき"キャップ"の能力と素質を知らしめるに十分な内容となっている。チャラくて皮肉屋で、世間の酸いも甘いも噛分けたトニー・スターク(=アイアンマン)とは正に対を為しており、『シビルウォー』への布石となっているかのようだ。物語は、未完成の超人血清投与により、真紅の髑髏状の醜悪な容貌に変化してしまい、更に「悪の面」をも強化されたヨハン・シュミット(=レッドスカル)との対決を骨子としている。レッドスカルは、以降のシリーズで頭角を現す悪の組織「ヒュドラ」の創始者でもある。「ハイル、ヒュドラ!」が合言葉。映画のラスト。"キャップ"は「ヒュドラ」の放った爆撃機から人々を救うため、身を挺して犠牲となる...。氷漬けとなった彼は後の世で目覚め、「アベンジャーズ」の一員として活躍することとなる。いい意味で「時代」から隔絶した存在として...。是非一見くだされ。 【しぇんみん】さん [DVD(吹替)] 7点(2017-04-28 23:33:40) 17.昨今のアメコミ映画ブームに乗っかりアベンジャーズの予習のために観ましたが、如何せんキャプテンアメリカは他のアメコミヒーローのような特殊能力がないため地味。ただのアクション映画の域を出ない感がありましたが盾を駆使するアクションはそれなりに見ごたえがあり過度な期待をしなければまあ普通に楽しめるんではないかと思います。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-08-09 21:13:13) 16.おもしろかった。 盾を武器にするってのはシブい。 いいぞ。肉体派ヒーロー。 十分面白かった。 アメコミ知らんけど、アミコミ好きへの愛みたいなのを感じたぞ。 なにも考えずに観たらちゃんとおもしろい。 ウルトラマンとか(oo)観るのに気合いいれちゃダメよ。 【おでんの卵】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-07-24 02:43:31) 15.アメコミの中では、ハルクと同等のダメな感じの映画でした。 全体的に比較的弱い主人公に合わせて敵が弱すぎる気が‥ 何よりも、盾あまり有効じゃないよね。無理させるなよ! 【ぬーとん】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2013-05-06 02:20:21) 14.期待して観なかったせいか、思ったより楽しめた。お話も好きな方向で。ただダサいユニフォームは受けつけなかった。お話は良いけど、内容は別に常人でも対応できる事件なのが残念。主役があくまで"普通の人よりちょっと凄い"感じ。まるでパーマン。しかも敵も強さが中途半端。だから全体的に特別性を感じなかったなぁ。戦争ものとして少しは楽しめたけど胸には何も残らなかった。さて、ようやくこれでアベンジャーズに取りかかれるぞ。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2013-02-13 22:21:09) 13.戦時中のヒーローものってのが、目新しかった。なぜキャプテンアメリカってださいネーミングとコスチュームがか、納得できました。そっかー、軍事目的だったのね。ただ主人公がキャプテンアメリカになるまでが、若干、退屈だったのと、敵がちょっと魅力ないのが、残念。しかし、キャプテンアメリカになってからは、結構、展開が早く、アクションもバリバリで、楽しめました。あと、アイアンマンのお父さんが出てきたのが、妙につながりを感じてよかったな~。壮大なアベンジャーズ企画で、アイアンマンを含め、4つのヒーローものが作られたわけですが、こーゆう映画のつくり方ってありそーでなかったので、最後にアベンジャーズを見るのを楽しみにして、次は、マイティー・ソー、頑張って観ます。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-04 15:02:03)(良:1票) 12.この映画を観て昔観た「未来少年コナン」を思い出しました。知力、体力、勇気のある主人公が仲間を率いて悪に対抗する。そしてクライマックスの飛行機。ギガントそっくり。さて、そんなわけで内容は予想範囲内でまあまあ期待通りか。序盤の丁寧な描き方に比べて後半はあっさりした気がしました。もうちょっとスカッとさせて欲しかったな。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-10-07 22:26:30) 11.最近のアメコミものにしてはドラマがしっかりしてると思います。単なるどたばたじゃないところが逆に予想を裏切ってよかったです。私も運動神経がいい方ではないので、設定そのもので+1です。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-09-17 22:19:03) 10.「キャプテン・アメリカ」というキャラクター自体は別にいいんだけど、「アベンジャーズ」の頭数を合わせるために作られた映画のようで、若干彼を不憫に感じる(汗)。「アベンジャーズ」で重要になってくる要素をこの作品で登場させるのも、商魂逞しいやらなんとやら・・・。そういう穿った見方は置いておくと、まあ、そこそこ楽しめる作品ではあるのだけれど、やっぱり「これだ!」と言えるような決定的な魅力は弱いような気がした。映像的には、もやしっ子状態の主人公をどうやって演じてたのか気になるなあ。合成? 【ゆうろう】さん [レーザーディスク(字幕)] 6点(2012-08-20 01:48:31) 9.全身タイツじゃなく、ある程度現実的な格好してるだけで好評化。『レッドスカルの配役は…やっぱケビン・ベーコンだよなぁ』なんて見た目でしか評価しない自分に自己嫌悪。 【SIN】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-05-20 03:57:08) 8.何というか,アメコミ原作に関して,「また,純粋清廉な主人公があるとき超人的能力に目覚めて,これまた超人的悪を打ちのめすのか」と言ってはいけないんですかね.それにしても,近年続々映画化したアメコミ作品のマンネリ化をまさにキャプテンアメリカが象徴してしまったかのようなベタな展開.ベタな展開でも他が良ければいいんですが,あまりに非現実的かつ安易な活躍の仕方の連続に辟易します.これが一番初めに映画化されたアメコミだったんなら評価も変わるんでしょうが….あと今年公開のアベンジャーズの紹介みたいな位置づけでもあるみたいですね.そっちに期待しろということでしょうか…. 【666】さん [DVD(字幕)] 3点(2012-04-29 15:16:01) 7.盛り上がりに欠ける映画。淡々と話が進んで見せ場がない。「マイティ・ソー」や「アイアンマン」に比べてもストーリーに乗り切れなかったのは、キャラが薄いのかな。トミー・リー・ジョーンズの方が圧倒的に存在感ありでした。 【カワウソの聞耳】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-04-16 21:39:09) 6.キャプテン・アメリカってどういうキャラなの?という部分を理解する上での ドラマパートは良い。でも醍醐味であるはずのアクションシーン等の演出が陳腐で地味、展開に盛り上がりが無く、ありきたり映画になっちゃてる。本来のレッドスカルになってからの悪役にも魅力がない。所詮、「アベンジャーズ」の布石ということか。 エンドクレジット後の「アベンジャーズ」予告編が一番興奮するポイントってどういう事よ! 【シネマブルク】さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2012-04-09 12:12:27) 5.見所の少ない映画でした。出演者が地味なのは仕方がないにしても、演出やストーリーまで地味なのは、映画というエンターテイメントにおいて、どうかなと思います。他のアメコミ映画と比較して、主人公の活躍指数がだいぶ低いように思えます。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 4点(2011-10-24 17:37:34) 4.2Dで鑑賞。事前情報が無い状態で鑑賞したが、主人公に共感できないままあれよあれよという間に映画が終わってしまった。まあ、原作がコミックだから少々設定に難があっても許すべきだとは思うが、アースキン博士の機械が作りなおせないというのはどうしても納得がいかない。あの機械、膨大な電力を使うらしいが、その納得感も無い。そしてプシューってドアが開いて、ムキムキのキャプテン・アメリカが出てきた瞬間のイタさ。まさに失笑ものである。散々手垢をつけられてきたネタだからこそもう少し見せ方に工夫があっても良かったのではないか。 主人公の強くなりたいという願望があっさり叶うのも物足りない。強くなって国に貢献したい⇒人体実験⇒ムキムキという単純すぎる話の流れには乗りきれない。ふうん良かったねくらいの感想しか出ない。スティーブが何となくいい奴だということは分かったが、これだけでは好きにはなれない。キャプテン・アメリカに変身後、実際の戦闘に加われないジレンマに悩む姿は良かったが、加わってからはただのアクションの羅列に終始してしまう。 駄目なパターンのヒーロー映画だった。 【枕流】さん [映画館(字幕)] 4点(2011-10-21 13:18:37) 3.いや~、長い予告編だったなぁ 【みーちゃん】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-10-20 20:48:15)(笑:1票) 2.「ヒーロー物」はこうでなくちゃ、という王道の映画でした。 実に素晴らしい。ボクの中ではマーベルの映画では1、2を争う良作です。 アメコミ原作ですからつっこみどころは満載です。しかしそんなの気になりません。 どうでも良いと思わせる堂々としたいわゆる「アメリカン」な映画です。 全体に流れる大きな波に「細かいこときにすんじゃね!」があふれてます。 こんな健全な作品が多く作られることを切に願って止みません。 【shun-pop】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-10-15 00:01:27) 1.つまらなくはないが突出して面白くもない、アメコミ実写化作品としてはものすご~く標準的な仕上がりで、「ジ・アヴェンジャーズ」のために突貫作業で製作された作品であることが丸出しとなっています。70年代からヒーローの実写化企画に挑んできたマーヴェル・コミック社が、その失敗と成功の歴史から学んできたノウハウをまんまブチ込んで作っただけの作品という印象で、本作独自のアイデンティティには乏しいと感じました。。。愛国心の強いアメリカ版のび太くんがスーパーヒーローに変身する物語なのですが、もやしっ子が突如アスリートを超える身体能力を手にしたことの爽快感がうまく表現できておらず(「スパイダーマン」第一作では表現できていたんですけどね)、変身ものの醍醐味を活かしきれていません。ロジャース少年はその善良さと正義を愛する心を評価されてスーパーソルジャー計画の被検体に選ばれたのですが、彼の人柄もうまく表現しきれていませんでした。同様に、レッドスカルの残忍さの描写も不足しているため、悪役の存在感もイマイチ。レッドスカルはヒトラーをも超える誇大妄想にとり憑かれてナチスを離脱し、独自の軍隊「ヒドラ」を率いて世界制覇に乗り出したという素晴らしい悪党なのですが、映画ではそのスケール感がうまく表現できていません。また、その戦闘能力を発揮する見せ場が少なかったことも、悪役の存在感を低下させた原因となっています。ヒューゴ・ウィービングは相変わらずよくハマっているだけに、脚本と演出の手落ちが惜しい限りです。その他のキャラクターの描写も薄く、ヒロインであるペギー・カーターはキャップの心の恋人としての魅力に欠けるし、トミー・リーは缶コーヒーのCM並のやっつけ仕事ぶりを隠しきれていないし、キャップが選抜した特殊部隊のメンバーにもこれと言った見せ場がありません。唯一素晴らしかったのはクライマックスに登場したニック・フューリーで、サミュエル自身が持つスターオーラの賜物か、「ジ・アベンジャーズ」への期待感がそうさせるのか、尋常ではない大物感が漂っていました。最後に、本作は3D上映もなされていますが、悪名高き後付け3Dであるため3D効果は薄く、それどころか3Dメガネを通して見ると画面が暗く感じるため、2Dでの観賞をお勧めします。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-10-14 17:41:30)(良:1票)
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