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トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男

Trumbo
2015年【米】 上映時間:124分
ドラマ伝記もの
[トランボハリウッドニモットモキラワレタオトコ]
新規登録(2016-07-14)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2018-08-08)【Olias】さん
公開開始日(2016-07-22)


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監督ジェイ・ローチ
キャストブライアン・クランストン(男優)ダルトン・トランボ
マイケル・スタールバーグ(男優)エドワード・G・ロビンソン
ダイアン・レイン(男優)クレオ・トランボ
ヘレン・ミレン(女優)ヘッダ・ホッパー
エル・ファニング(女優)二コラ・トランボ
ジョン・グッドマン(男優)フランク・キング
アドウェール・アキノエ=アグバエ(男優)バージル・ブルックス
アラン・テュディック(男優)イアン・マクラレン・ハンター
ジョン・ゲッツ〔1946年生〕(男優)サム・ウッド
ロジャー・バート(男優)バディ・ロス
クリスチャン・ベルケル(男優)オットー・ブレミンジャー
金尾哲夫ダルトン・トランボ(日本語吹き替え版)
佐々木優子クレオ・トランボ(日本語吹き替え版)
一柳みるヘッダ・ホッパー(日本語吹き替え版)
石住昭彦アーレン・ハード(日本語吹き替え版)
宝亀克寿フランク・キング(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしエドワード・G・ロビンソン(日本語吹き替え版)
楠大典ジョン・ウェイン(日本語吹き替え版)
楠見尚己オットー・ブレミンジャー(日本語吹き替え版)
出演エディ・アルバート(アーカイヴ映像・ノンクレジット)
ローレン・バコール(アーカイヴ映像・ノンクレジット)
ハンフリー・ボガート(アーカイヴ映像・ノンクレジット)
ジェームズ・ガーナー(アーカイヴ映像・ノンクレジット)
ケイリー・グラント(アーカイヴ映像・ノンクレジット)
オードリー・ヘプバーン(アーカイヴ映像・ノンクレジット)
ダニー・ケイ(アーカイヴ映像・ノンクレジット)
デボラ・カー(アーカイヴ映像・ノンクレジット)
ジェシー・ラスキー・Jr(アーカイヴ映像・ノンクレジット)
ジェリー・ルイス(アーカイヴ映像・ノンクレジット)
グレゴリー・ペック(アーカイヴ映像・ノンクレジット)
ロナルド・レーガン(アーカイヴ映像・ノンクレジット)
ジーン・シモンズ[女優](アーカイヴ映像・ノンクレジット)
ウディ・ストロード(アーカイヴ映像・ノンクレジット)
ロバート・テイラー〔1911年生〕(アーカイヴ映像・ノンクレジット)
ダルトン・トランボ(アーカイヴ映像・ノンクレジット)
音楽セオドア・シャピロ
製作マイケル・ロンドン
配給東北新社
衣装ダニエル・オーランディ
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【クチコミ・感想】

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5. 第二次世界大戦後の冷戦を背景とした赤狩り“ハリウッド10”の実態を赤裸々に描く。表現の自由を守るため赤狩りに対峙し、激しく闘った闘士・トランボ像は予想外だった。
 映画人の思想的な立場が興味深く、記録映像やネット情報で既知の部分もあり、J・ウエインのタカ派ぶり、K・ダグラスの硬骨漢ぶりなどは想像どおり。戦場に行かなかったJ・ウエインに対し、トランボが皮肉交じりに言い返すシーンが痛快だ。公聴会で証言を拒否しても仕事ができるトランボに対し、顔で勝負するE・G・ロビンソンが証言せざるを得なくなる立場もよくわかる。
 赤狩りを推進したH・ホッパーの暗躍がいやらしい。ブラックリストに載った人たちの苦悩はいかばかりだったかと思う。その当時、日本でもレッド・パージがあったと職場で聞いたことがある。
 B級映画の製作会社キングブラザース幹部の方針を聴いて、かつて海外のドキュメンタリー番組で三流とみなされた映画の監督が語った言葉「俺たちも『市民ケーン』を作ろうと思えば作れるが、そんな映画を作る気はない」に通じる気概を感じた。負け惜しみとも思うが一理ある。
 議論好きで理屈っぽい共産主義者の一面が、良くも悪くもリアリティに満ちている。反面、生活のためもあり仕事に没頭して赤狩りに対決するトランボの姿勢が、家族との対話不足に陥り軋轢を生むのは皮肉なこと。家族との葛藤も描かれているがややあっさりの印象。特に夫人の苦悩は並大抵のものでないと思うので若干物足りない。 風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-01-28 16:56:30)

4.「共産主義」にもいろいろあるわけで。例えば、日本で60年前後に登場した新左翼勢力のほとんどはソ連を共産主義ではないとしていました。本作でその「共産主義」の内容が説明されない意図は、2015年のアメリカの状況と照らし合わせて考えるべきなのでしょうが、私の手には余ります。
現在の日本で本作を見ると、一般論として提示するために描かなったという穿った見方さえ可能になるなと、感慨深いものがありました。
例えば22・23年に問題となった例をあげると、関東大震災時に朝鮮人大虐殺があったことに触れただけで、東京都が関与する企画で上映できなくなった映像作品が存在します。映画でドリンクを浴びせかけられるシーンがありましたが、洗脳された生徒によって階段から突き落とされて大けがを負った日の丸・君が代に反対する教師の姿がオーバーラップします。
正義とは、自己の信念とは、国家と市民の関係とは、見る者に様々な考察を要求する作品になっていると思います。 傲霜さん [地上波(字幕)] 7点(2024-01-05 21:35:52)

3.なかなか見応えがありました。なるほどトランボとはこういう人だったのかと。バスタブに浸かったまま、酒を飲み、タバコを吸い、タイプライターを打ち続ける姿というのは、なかなか壮絶なものがあります。仕事に対するあれほどの情熱を、ぜひ私にも分けてもらいたいと思ったことが1つ。
ただし、そもそもなぜ共産主義者になったのかがよくわからない。映画産業という資本主義の権化のような業界に身を置き、なおかつそれなりの地位を得ていたようなので、なお不思議です。たしかにちょっと前までソ連は同じ連合国側だったわけで、その間に何かを学んで共鳴した可能性はあります。しかし戦後はきっぱり決別した以上、その時点で共産主義を捨ててもおかしくなかったはず。なぜ捨てなかったのか。
まったくの邪推ですが、もしかしたら本当にソ連共産党とつながっていて、スパイ的な行為や破壊的な行為を働いていたのではないか。そう考えると、逆に当時の米当局や米映画業界が執拗なまでに共産主義者を排斥しようとした理由もよくわかります。映画とは無関係な話ですが。
それからハイライトといえば、やはりジョン・グッドマンがバットを振り回すシーンでしょう。面白いのは、彼はけっしてトランボに対する友情からそうしたわけではないこと。「金づるを奪われてたまるか」という、いかにも資本主義的な行動原理だったように思います。つまり共産主義者トランボは、資本主義によって守られたわけで。作品にそんな意図はないかもしれませんが、つい勝手に妄想してニヤニヤしてしまいました。
まったく余談ながら、「ハリウッド・テン」を描いた映画なら、コーエン兄弟の「ヘイル・シーザー!」がおすすめ。彼らをおちょくった感じで、興行的には失敗作だったようですが、映画愛に満ちています。 眉山さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-12-27 02:34:55)

2.自由の国アメリカでも当時は思想に対して迫害があり、その中で服役までした脚本家ダルトン・トランボとその家族、そして友人の物語。ハリウッドの赤狩りは「映像の世紀」やらでちょっと見たくらいだったから、この映画はいろんな事が知れて面白かった。これだけ時代が近いと日本なら日和って実名は避けるかもしれないが、アメリカは遠慮なしなのも良い。カーク・ダグラスが男気あるスターとして登場する一方、ジョン・ウェインは悪役、ヘレン・ミレンが演じた嫌味なおばさんも実在の人物。トランボ自身もなかなか濃いキャラとして映画の中心にいるが、ブライアン・クランストンの演技は強弱のさじ加減が絶妙で素晴らしかった。彼でなければここまで魅力的な映画にはならなかったかもしれないな。 リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-12-20 18:42:14)

1.映画史に名を残すこの人を、あえて映画で表現しようとした時点で、かなりの覚悟が窺えますし、実際に緊張感も窺えるのですが・・・それは制作側としての緊張であって、映像としての緊張ではないのです。むしろ、萎縮してます。実際にトランボが関わった作品やその関連の映像を惜しみなく提供する一方で、それ以外の登場人物の動きの部分は、一つ一つのシーンの突っ込みや引っ張りが甘く、驚くほど単調です。家族描写のところもありきたりで、あれならあの辺はむしろカットした方がよかったかも。結局、一番強力だったのは、ヘレン・ミレンの怪演でした。 Oliasさん [DVD(字幕)] 5点(2018-08-08 01:46:45)

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【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 7.06点
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400.00% line
5211.76% line
615.88% line
7952.94% line
8423.53% line
915.88% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

2015年 88回
主演男優賞ブライアン・クランストン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2015年 73回
主演男優賞(ドラマ部門)ブライアン・クランストン候補(ノミネート) 
助演女優賞ヘレン・ミレン候補(ノミネート) 

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