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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 五所の映画は、子どもの家出が多い。
「朝の波紋」もそうだし、本作もそう。
これは、五所監督の子ども時代に関係がありそうだ。
五所は、芸者の母を持つが、その生母と引き離され、本家の母親に育てられた。
生母から「もうお母さんと言ってはいけません」と言われた子ども時代をもつ。
その後、家族会議の場で家から飛び出したそうだ。
彼の孤独な子ども時代を、この子役に演じさせたのかもしれない。
タイトルの「黄色いからす」とは、少年の描いた絵のことだ。
黄色とは、孤独の色らしい。心理学のことは知らないが、当時はそういう知識があって、この映画となった。
ちなみにカラー映画であるため、効果は最高で、この映画は当時、アカデミー賞についで権威のある、
ハリウッド外人記者協会のゴールデングローブ賞の昭和32年度の最優秀撮影技術賞を受賞している。 【トント】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2025-03-01 21:43:17)
1.《ネタバレ》 巧いです。さすが、松竹小市民映画の職人・五所平之助!小市民家庭ドラマで、長く戦地(中国)に赴き、帰国した父(伊藤雄之助)、待っている母(淡島千景)、息子。息子は幼い時に父と別れ、母の手で育ったため、母に甘えなかなか父と折り合いがつかない。そこに新しく子供が生まれて、息子が疎外感を覚える。この徐々にズレていく家庭の心境を些細に描いています。学校でのクラスメートとの喧嘩、息子が母へ甘えるしぐさ、悪事を働き反省の色がない息子を伊藤雄之助は「お仕置き」と庭の小屋へ閉じ込めたり、息子が動物を飼い始め愛情を注いだり、出来事を巧く取り入れています。よって、家庭の日常が続く中で「家族各々の心境」も併せて変化しているのが良く解る。ここに五所監督の巧さを実感。勿論、五所監督の演出だけではなく、脇役にも実力派(田中絹代、久我美子)を配した役者の好演技もあります。伊藤雄之助は頑固な親父なんですが、時折、いつものおとぼけを見せる、このギャップが面白かった。 【サーファローザ】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-10-23 16:31:09)
マーク説明 |
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
2人 |
平均点数 |
7.00点 |
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7 | 2 | 100.00% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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