みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
103.ユダヤ人迫害、ホロコーストに対して翻弄される主人公と家族。主人公はひたすら逃げるだけだが、とてもリアルに恐怖が伝わってくる。無理だったのは承知で、いま全員で蜂起すればいいのに…と何度も思った。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-03-08 08:33:18) 102.ホロコーストを奇跡的に生き抜いた主人公の原作による実話映画ですが、その組織的大虐殺の凄惨さを他の映画等で知っているつもりでも、改めて見せられるとやはり言葉にならないです。このような映画を観る度に、未だに世界共通ルールを築けない人間の帰属意識の強さを感じます。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-16 19:32:45) 101.凄く感慨深い作品。ただ、長い、、、かな。『ショーシャンク~』同様に二分割して観る事でじっくり観る事ができました。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-01 02:31:50) 100.もっと期待したけど普通に面白い出来だとおもう。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-08-10 02:20:26) 99.過酷な戦争下において生きるか死ぬかを決めるのは所詮運でしかないというのを感じました。1歩踏み間違えただけで死へと向かう生存へのレールを奇跡的な運1つで乗り切った男のドラマ、堪能させていただきました。 【キリン】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-23 22:26:20) 98.《ネタバレ》 凄い映画だな・・・というか本当ドキュメンタリーを観ている感じ。 無知で未だに何故ここまでユダヤ人が迫害されなければならなかったのかハッキリ解らないのですが、何の躊躇いもなく虫けらのように(普通、虫けらを殺すんだって、もうちょい躊躇するもんだ)殺害されるユダヤ人・・・ 車椅子の老人が車椅子ごと窓から落とされる場面、対面するアパートから見ていた主人公の母が絶叫しますが、私も思わず『あっ・・』と言ってしまった。 観終わって何とも言えない気持ちになりましたが、こういう映画は必要なのでは・・・と。 ラスト、映画的には主人公を救ってくれたドイツ軍大尉を救えたら盛り上がるんでしょうかど、この結末でもありかな・・・と思いました。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2012-02-15 13:28:21) 97.《ネタバレ》 長尺が気にならない秀作だとは思うのですが、前半に自らも悲惨な体験をしたユダヤ系ポーランド人ポランスキーの個人的感情が出すぎている気がするのです、仕方ないですけど。 それがあって最後の「地獄に仏」も生きてくるとはいえ、殺戮場面や残酷描写が多すぎる気がして。 シュピルマン目線で撮られた後半の市街戦も遠景であるせいで衝撃度は抑えられていますが、過剰な演出をしていない分現実感があり生々しいです。 必死に生き抜こうとするシュピルマンを演じるエイドリアン・ブロディは、細面の風貌が作品の重さを軽減し、淡々とした演技が灰色の死の世界に生命感を与えていました。 彼と音楽を通じてつかのまの「友情」を結ぶホーゼンフェルト大尉もよかった。 ナチス将校を演じることが多いトーマス・クレッチマンはいつもどんな心境で演じているのか知りたい。 祖国が過去に犯した過ちを、自分が演じることで少しでも償いたい気持ちを持っていてもおかしくはないです。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-07 00:00:06) 96.《ネタバレ》 主演の俳優が吹き替えなしで、実際にピアノを弾いているシーンは感動。 車椅子の老人がベランダから落とされるシーンを見て、ナチスの迫害は本当に容赦がなかったんだなと改めて感じた。 戦争映画としては秀逸。 【Sugarbetter】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-01-21 19:47:25) 95.《ネタバレ》 全体に地味でしたが、実話ものだけに過剰な演出がないのはむしろ良かったと思います。 人があっさり殺され、遺体が当り前のように転がる・・・これらはそれほど惨さを強調する描写がされていないのですが、それが反対に戦争の惨さを増幅させていました。 ドイツ軍人は重要なキーマンであると思いますが、それほど印象には残っていません。これも話を大げさにしていないためであり、美談を押し付けていないところが良かったと思います。 最後に立場が逆転して、そのドイツ軍人が救いを求めたところ・・・あれは日本人的な感覚かもしれませんが、ちょっと美しくはなかったです。 【午の若丸】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-14 09:26:55) 94.《ネタバレ》 名ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの実話に基づいた決死の逃亡譚。戦時中の殺し合いが描かれ重苦しいけど私たちが決して目を背けてはならない歴史上の事実を忠実に再現していたと思います。戦場に流れる伴奏に哀愁を感じました。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-17 01:06:01) 93.《ネタバレ》 特定のヒーロー等ではなく、なるべく一般庶民の視点から戦争を描こうとした作品。しかし、主人公のピアニストとしての才能が彼自身を救っている場面もあり、その分共感しにくいストーリーとなっている点が惜しまれる。主役の名演や各シーンのリアリズムなど見所の多い作品だけに、あと一歩の所で名作になり損ねた印象を受けた。 【wood】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-25 14:15:33) 92.普通によくできた作品と思います。芸は身を助く。 【みんな嫌い】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-01-01 10:39:19) 91.《ネタバレ》 公開当時劇場で観ました。主人公のシュピルマンが逃げ回る様子も、目をそらしたくなるシーンの数々も実話だけに全てが重い。鑑賞後の余韻は感動というのとはちょっと違う。衝撃と怒りに身も心も震えるようだった。もう一度観たいとは思わない。でも、見てよかったと思う。廃墟の街に立ち尽くすシュピルマンの姿が忘れられない。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-12-20 17:11:50) 90.万人共有の熱い記憶と思われていたものも、時がたつと冷たい歴史記述になっていく。その熱量を少しでもとどめておきたい、という強い意思が感じられた。ナチ下のユダヤ人の生活を再現し記録する意思。じわりじわりと追いつめられ追い立てられていったその細部。踊れと命じられる屈辱。あるいは気まぐれの処刑、6人を撃ち、7人目の前に弾を込めなおすわずかの時間の、もしや、という一瞬の期待も描く。さらに「立て」に応じられなかった車椅子の老人の末路。一つ一つのエピソードが重い。主人公は窓から見ている。ユダヤ人やポーランド人の蜂起も、窓から見下ろすだけで参加はしない。見る人に徹していただけに、外へ出ていったときの、なにか剥き出しなるような怖さが特別だ。『裏窓』のすぐれた応用になっている。遠く上から見ていた殺された女性の死体と向かい合うように伏し、死人の振りをしてドイツ兵をやり過ごす場の生々しさ。映画の前半は、集合場所や貨車など、高密度で人々が画面を埋めていた。後半は一転して無人の世界、世界そのものの廃墟のような光景、その落差がなによりも雄弁だ。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-21 12:16:14) 89.リアルです。それゆえ、主人公に感情移入出来ました。 映画というより、ドキュメントを見る感覚で観たほうがいいのかも。 【ひめ】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-03-02 15:02:17) 88.《ネタバレ》 映画の中では、主として「迫害する側」は「Germans」と呼称されている。 つまり一般的ドイツ人を指す。ポーランド・ユダヤからすれば、恐怖の対象はナチズムに同化していた「ドイツ国民の大半」及び非ユダヤ系ポーランド人であり、つまり被迫害体験者たる主人公らにとっては「ナチス」も「国防軍」も同じ穴のムジナということだ。 終盤で灰緑のコートを着た主人公が「ドイツ人」として憎悪されポーランド兵に誤射されそうになるのをみれば一目瞭然だろう。 「ナチス=悪」、「国防軍=良識的軍隊」といった安易な二分法は大戦後の東西冷戦構造の中で西側がドイツを取り込み、再軍備する必要上から生まれた認識であり、「ナチス」のみをスケープゴートとすることで旧ドイツ国防軍を免罪し名誉回復させる、いわゆる「冷戦トリック」というべきものだ。 当時のいわゆる西側プロパガンダ映画の数々がこの認識を補強するために機能している。この単純な二元化の危険性は、個々の人間を無視し、組織・集団で人間を括り、その罪を集団責任化してしまうことにある。それは映画にあっては、個々の人間を観ないことを意味する。 本作の中で、ドイツ軍将校は「国防軍」だったから主人公を助けた訳ではない。帰属する組織に関わらず、ウィルム・ホーゼンフェルト大尉個人の良識に基づき、助けたのである。 実体験者たる原作者も、監督も当然そのように「人間」を描いている。 フィクションであれ、ドキュメンタリーであれ、画面の細部に浮かび上がる真実の断片は疎かに出来ない。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-02-10 15:33:35) 87.リアルな描写で描かれているため重く後味は悪いけど内容は深い。人間として考える事が多くある。 見ていると怖くもなりあるときは激しい怒りで攻撃的な憎しみを感じた 恐怖と怒りと憎悪の産物が戦争であるのかもしれない。 【甘口おすぎ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-03-24 22:38:42) 86.《ネタバレ》 なかなか良かったです。助けてくれた将校の顛末が哀れだった。でも、主人公にピアノの腕がなければ生き残れなかったわけで、そう考えると才能のある者だけが生き残るようで少し複雑な気分にもなった。 【こまごま】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-07 12:36:13) 85.《ネタバレ》 「シンドラーのリスト」とついつい比べてしまいます。ピアニストがシンドラーと違って透明なのは、物語として捉えると問題だけど、その時代を見るフィルターとするなら充分だと思う。印象的だったのは、理不尽に行われる虐殺や殺人をすごく遠巻きのカメラでとらえていたこと。「シンドラーのリスト」では、将校に気まぐれに撃ち殺された人がくたっと倒れる様がすごくリアルで恐ろしかった。ですがこの映画の視線だとはっきり分からない様な死に方。主人公がそのことに後半はもはや全然動揺していないところ。それは「殺人が行われた」ということが、その時いかに日常茶飯事で麻痺していたか、と凄く怖かった。ただ残念だったのは、将校の登場が遅すぎて彼とのエピソードの印象が希薄になってしまったこと。もうちょっと丁寧に描かれていたら最後もっと感慨深かったと思う。私はピアニストのお父さんが一番悲しかった。腕章を付けろと言われれば受け入れ、文句を言わず従い、酷い作業所に入れられたら「一緒に居られる」と笑う。善良で根気良く生きようとしてたお父さん・・・!! 全てをとりあげられ列車に押し込まれたときの悲しげな目が忘れられない。 【kiryu】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-09 00:01:26) 84.《ネタバレ》 実話なのかぁ。。。 でも何故だろう、あんまり心に突き刺さってこない。 もちろんスクリーンに映し出される光景は凄惨だ。 けれど、響かない。 あまりにも淡々と進みすぎるからなのか、ナチスの理不尽極まりない振る舞いを見る主人公の視点が「外側から」だからなのか。。。 「逃げて逃げて逃げまくって、最後は幸せに暮らしました」ってだけの印象に終わってしまった。 何故だろう。。。 【とっすぃ】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-02-06 21:31:37)
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