みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
15.実在の人物を描いた話なのに、重々しい息苦しさはなく、娯楽戦争映画として楽しめました。映画としての重厚感よりも戦場の緊迫感や戦争のヒーローとしての主人公が次第に変化していく様を判りやすく描いており、人間ドラマとしてはちょっと安っぽく、でも私のような娯楽映画大好き人間には、実在の主人公には失礼ですが楽しませて頂きました。いい映画だと思います。 【ぽじっこ】さん [DVD(吹替)] 8点(2015-06-21 09:47:13) 14.《ネタバレ》 ○このような内容の作品でもエンターテイメントとして成立させてしまうあたりイーストウッドはさすがだと感じる。この年になってもハイペースで映画を撮り続けるのはすごいし、彼の作品が映画館で観られるのはうれしい限り。○PTSDの描き方は特筆すべきものこそないが、戦争の地獄は十分表現されていた。特に終盤の砂嵐の中の銃撃戦はものすごい緊迫感だった。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-05-17 16:21:55) 13.《ネタバレ》 ◇その描写は客観的かつ冷酷で、賛美でもなければ否定でもない。 ◇クリス・カイルは父親に云われた「羊を狼から守る牧羊犬」となるべく、その愛国心と卓越した狙撃力を開花させていく。 ◇鑑賞後、「誰にとって狼なのか、それを決めるのは・見極めるのは誰なのか?」を自問自答した。 紛争地域に生まれたか弱き羊であるはずの子供や女性は、無意識で狼の皮を纏うだろう。 祖国では英雄の彼も、敵にとっては彼こそが悪魔(狼)となる。 ◇実話を必要十分の表現・緊張感で描き切ったイーストウッド監督に感謝。ブラッドリー・クーパーの役作り(体作り)にも感服。 【ミルアシ】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-05-04 18:13:13) 12.アメリカの抱える闇をエンターテイメントという下敷きを持って描いた良作。イーストウッドの手腕とクーパーの熱演に感動。しっかりスリリングなところはスリリングに描き、観客を追体験させる迫力も持ちつつ、これが15年以上前の話で現在と全く変わっていない事に気づくと鳥肌が立つ。未だなおアメリカの終わりの見えない戦争は続いている。反戦でも、アメリカ万歳でも一切なく、その事実を尊敬の念、鎮魂の念を持って映画という話法の中で描いたイーストウッド恐るべし。 【ジョニーボーイ】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-23 03:32:27) 11.《ネタバレ》 観終わった後に考えさせられる映画。祖国のために軍人になるが戦地に行くたびに心が蝕まれていく様が心に深く刺さる。家族のもとに帰っても心が休まることはなく戦地でしか自分らしく生きられないという軍人の心の闇をまざまざと見せつけられた。 【ぷるとっぷ】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-17 02:18:17) 10.《ネタバレ》 淡々とクリス・カイルという人間が壊れていく様を映し出す映画でした。冒頭のテロリストの母子を撃つシーンから星条旗に見送られる最後のシーンまで余すことなく異様な緊張感が漲っています。この映画から何を感じるかは個々人の感性で。イーストウッド監督は大なたを振るうように余計なシーンをそぎ取っているので、言いたいことが解らないという感想もまたその人の感性だと思います。深く考えさせられる映画でした。 【kirie】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-16 14:47:52) 9.《ネタバレ》 戦争もの全般と言いますか、答えの見えないテーマの作品にコメントするのは、基本的に苦手です。観るたびに考えさせられます。仲間を守りたかった主人公が、守ってあげたかった仲間に殺されるのはなんとも皮肉ですね。 【ないとれいん】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-16 14:40:54) 8.重かった。良く撮れている映画とは思いましたが、結局何が言いたいのかわからなかった。もっとわかりやすく反戦のメッセージを伝える映画であって欲しかった。見なければ良かったと思いました。 【よしふみ】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-14 17:37:26) 7.《ネタバレ》 日本人は、今起きている戦争と対面するためには、テレビのニュースやユーテューブでしかない。そもそも対面しようとする日本人が少ないと思う。そんな我々が今の戦争を論じるなんてちゃんちゃらおかしい。まして集団的自衛権だとか。 しかしこの映画を観ると、今起きている戦争の現場の様子が大音量で大画面で描かれるものだから、テレビやユーテューブで知ったつもりになっている自分が、井の中の蛙であることを暴かれた。シャレにならない殺戮と葛藤と緊張が、現場では毎日繰り広げられていると思うと、いてもたってもいられなくなった。けれども、特に何もしない。 【no_the_war】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-04 00:55:25) 6.所詮映像の世界と思っていたけど、自由と安穏に浸っている頭にも戦場の狂気は伝わってくる。 【マンデーサイレンス】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-03 17:21:55) 5. 見方の分かれる作品だと思います。 撃つ側から描くか、撃たれる側から描くかで内容は全然違います。 イーストウッドはかつて同じ戦争を「父親たちの星条旗」と「 硫黄島からの手紙」の2本の作品で表現しました。今回は一つの作品でこの戦争の意味を両面から考えてくれと言っているような気もします。 【海牛大夫】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-02-25 21:07:30) 4.《ネタバレ》 父親から「番犬であれ」と教育されてきた主人公カイル・クーパーは愛国心を持ち仲間を守り家族を愛する、強い信念を持った優しい男。それが残酷な戦場での極限の任務と幸せな家庭環境の狭間で精神を蝕まれ徐々に精神が崩壊し、守ってきた仲間に撃たれるという衝撃的な最後を迎えるのは下手なフィクションよりはるかに皮肉が効きすぎていた。 一方的に押し付けてくるモノでもなく戦意高揚映画やヒーローを描いたわけでもない。様々な角度から淡々と事実を提示し進んでいくイーストウッドらしい抑えた演出が功を奏していた気がします。無音のエンドロール中は「この世には狼、羊、番犬の三種類の人間がいる」というカイルの父親のセリフが改めて頭に浮かんだ。たった一人の男の苦悩はアメリカの闇でもあるんだよな。この問い掛けを超大国アメリカの国民はどう受け止めたんだろうか。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-02-23 20:20:17) 3.本作がここ数年の間に起こった事実だとは信じられませんでした。悲しく、愚かしいですね。でもこれが現実なんですよね。平和ボケって戦争ボケよりずっといい言葉だと思わされました。イーストウッド天晴れです。 【Kの紅茶】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-02-22 11:29:44) 2.2015.02/21 鑑賞。何と封切初日に映画鑑賞とは大学生の頃以来。クリント・イーストウッド84歳にして衰えず。役者も私にとって無名で固定イメージなく観れた。これが本当のテロ集団との戦争だと身体で感じたが、中東の戦場、母国の家庭・家族を交互に描き過剰過激な場面と普通の家庭の場面とで上手く緊張を緩和させている。最後のエンドタイトルで終わりまで長く無音にはびっくり、直の退場者に荷物も脚を蹴られえらい迷惑。 【ご自由さん】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-02-21 22:43:06) 1.《ネタバレ》 理不尽な戦場で傷つきながら成果を上げる主人公と、戦地から帰ってくるたび変化していく夫に対する妻の反応とを淡々と描く。このような作り方にしたのは、戦争の是非を問う社会的な作品ではなく、あくまで“クリス・カイルの物語”として終始し、主人公が傷ついていく様を見るものが体験することを狙ったためだろう。国レベルで膨張して描かれる戦争ではなくて、個人レベルで描かれた戦争映画にこそ意味がある。 【kagrik】さん [試写会(字幕)] 8点(2015-02-20 12:46:51)
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