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チャップリンの殺人狂時代

(殺人狂時代)
Monsieur Verdoux
1947年【米】 上映時間:125分
ドラマサスペンスコメディモノクロ映画犯罪もの
[チャップリンノサツジンキョウジダイ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-05-27)【にじばぶ】さん


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監督チャールズ・チャップリン
助監督ロバート・フローリー
キャストチャールズ・チャップリン(男優)アンリ・ヴェルドゥ
マリリン・ナッシュ(女優)少女
マーシャ・レイ(女優)アナベラ
イソベル・エルソム(女優)グロネイ夫人
エドナ・パーヴィアンス(女優)(ノンクレジット)
トム・ウィルソン(男優)(ノンクレジット)
千葉繁アンリ・ヴェルドゥ(日本語吹き替え版【BD】)
浅野まゆみアナベラ(日本語吹き替え版【BD】)
宝田明アンリ・ヴェルドゥ(日本語吹き替え版【TBS】)
中山麻里少女(日本語吹き替え版【TBS】)
桜京美アナベラ(日本語吹き替え版【TBS】)
馬渕晴子グロネイ夫人(日本語吹き替え版【TBS】)
人見明(日本語吹き替え版【TBS】)
原作オーソン・ウェルズ(原案)
脚本チャールズ・チャップリン
音楽チャールズ・チャップリン
撮影ローランド・トザロー
製作チャールズ・チャップリン
配給松竹
美術ジョン・ベックマン
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【クチコミ・感想】

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46.チャップリンのコメディとしてみなければそんなに面白くないかも。釣りと温室のシーンが印象に残るが、他はコメディとは呼べない。これをべたべたのコメディにするぐらいの力技をみせてほしかった。 Skycrawlerさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-05-25 08:17:00)

45.テーマはよくわかるけど、映画としてはやや冗長。 nojiさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-05-20 23:44:54)

44.《ネタバレ》  この作品での表面的なテーマになっている、戦争での殺人とそれによる利潤を悪であるとする主張は、その表面的な割り切り故にどこにも間違いはなさそうに見えるのだが、現実の世界では「共産主義による独裁と思想統制」対「資本家」と言うくくりでは無く、「共産主義」とそれ以外という図式が当時正確だった。社会批判的手法で描かれるほどには多くの人の家庭まで金に塗れた世界では無いし、資本家や支配層の構造に当事者達が21世紀の今でも試行錯誤を繰り返し続けている。  それでは外観上の戦争による搾取と、行為の人道性への追窮はどうかというと、確かにそれは存在するのだがこれを上層から否定するのではそれは「共産主義」となんら代わらないと言う事になって、的確でキャッチーな概念を作り出さなかった事に後世が不便さを感じるという事態になっている。  これは「どうして人を殺してはいけないの?」と言う問いに込められたものと同室の悪意を内包していて、答えた人間を罠に掛けるようなわざとらしさをも感じるのである。  近代国家同士が戦う戦争を複数回経て、その情報蓄積によって分かっている事であるが人類は人類を殺すという行為が出来ない回路が実装されている。これは、訓練され専用の精神的調整を受け、薬物を使用してさえ人間が破損するという事実である。無人戦闘や爆撃などの緩衝装置を設けてもその障壁を簡単に乗り越え、実行者には容赦なくPTSDが襲いかかる。  戦争行為や殺人に対して、通常の人間は脆弱に設計されていて、だからこそ戦争までで抑えが効く。殆どの場合は、だが。  抑えが効かなくなったならどうなる?との問いを一番おそれているのが現代で有り、それをやっとの事で乗り越えた諸国家である。  現実に、宗教や怒りという要因を使い、固有環境による反復で上書きをし、殺害予防装置をほぼ無効にする手法が確立されている事実に、多くの人間がおののいている。恐怖感は、殺害したい対象に対しての躊躇を生物としてもっているかどうか、それを取り除かれてしまった人間や、取り除こうとする個の塊に対して向けられるべきである事がいま、分かっている。  この様な視点に立つと、本作品はそうなるに至る段階に試みられた議論として、保存されるテンプレートなのだろう。 黒猫クックさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-05-15 16:50:09)

43.戦前『独裁者』を撮ったチャップリンとしては、戦後反対方向から眺める必要を感じたのだろう。あの時代の狂気を生み出した責任を独裁者一人に負わせてはいけない、それの協力者であった我々社会の“妻や子を養うための「ビジネス」”を分析しよう、という姿勢。この態度は間違いなく正しい。撮影当時始まっていた冷戦下では、資本主義への疑いは当然レッドパージに引っかかるものとなった。本作で一番とんがった部分は、かつて貧困から救った娘が軍需会社で立ち直っている、という皮肉だったと思うんだけど、そこを描くチャップリンの切れ味が弱いんだ。裁判を彼女が涙ながらに傍聴しているシーンが入り、センチメンタリズムに流されてしまう(彼の映画で繰り返される「美女に感謝される」というモチーフは、切り捨てられないほど心の根になっていたらしい)。そもそも最後の演説から逆算して作られたような映画で、いつもの切れ味がなく、会話体のシナリオがうまく書けない欠点もハッキリした。結婚式場での逃げ隠れの出入りなど、サイレント的な部分でのみイキイキする。作品評価としては悪くなるが、テーマに対する作家の誠実さも考慮するなら、点数はもっと上げなければならない。 なんのかんのさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-05-15 09:43:58)

42.《ネタバレ》 終盤入口くらいまで、同じような女性引っかけシーンの繰り返しで、これはやっぱりつまらないかなと思っていたのです。しかし、温室でのたたみかけるような笑いを経て、ホテル前での逮捕を覚悟した別れのシーンは突出しており、ここだけで作品の印象が一気に変わっています。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-05-15 02:23:50)

41.《ネタバレ》 重婚詐欺殺人鬼、高齢になった喜劇王がコメディを控え至ってマジメな役を好演。終盤の死を悟った場面で大量殺人を肯定した皮肉言い回し、物議を醸す映画史に残る名セリフです。 獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 6点(2012-06-24 00:40:32)

40.コメディと思えたのは、中盤の毒薬からボートのあたりまでで、前半と終盤はとてもコメディと呼べるものではない。社会派ドラマにも思えるが、あまり感心しない。 独裁者まではチャップリンはおもしろかったが、メッセージ性の強いドラマは苦手だし、好きでない。 ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 5点(2012-01-03 17:49:42)

39.やはりチャップリンが連続殺人鬼には見えない。殺人鬼はあんな表情はしない。 akilaさん [DVD(字幕)] 4点(2011-02-21 18:52:43)

38.《ネタバレ》 かつて魔女狩りというものがあったが、あれは単なる迷信ではなかった。魔女狩りで始末される犠牲者たち(女性だけでなく男性も多く処刑された)の財産を誰がどう分けるかが、一番肝心なことだったのだ。要するに魔女狩りは迷信に名を借りたありえないほど悪質な財産略奪の手口だったと言える。これは現代の戦争にも通じる。「戦争で得をする連中」がいるから戦争が起きるのである。要するに戦争はビジネスであり、大勢の人が死ぬことによって大儲けする人間が存在する(特にアメリカには)のだ。チャップリンはそれがわかっていたから、それを大衆に伝えたかったからこの映画を作ったのである。冷酷な殺人鬼が「大量殺人者としては、私などアマチュアだ」「殺人はビジネス、小さい規模では上手くいかない」と言うのはもちろん自分の殺人を言い訳しているのではない。これ以上ないほど簡潔に鋭く戦争の真実をついた指摘をしているだけであり、だからアメリカの武器商人たちは本気でチャップリンに怒った。上映反対の運動は過熱し、映画の興行成績もチャップリン作品の最低となった。アメリカ追放はこの5年後である。チャップリンがこの作品を「自分の最高傑作」と呼んだのにはそうした背景もあったろうと思う。その辺の背景や戦争の本質がわかっていないと、よくわからない映画だということになってしまうだろう。 空耳さん [DVD(字幕)] 9点(2010-07-17 08:31:19)

37.《ネタバレ》 チャップリンの笑顔は、ときに喜びだったり、どこか憂いがあったりいろいろですが、この作品では殺人者の恐怖を感じました。 語らずしての表現は言うまでもないですが素人目にも凄いと思います。 ラストのメッセージは前作よりは変化球でしたが、言っていることは一理あれ、かと言って犯罪者がこんなことを言っても許されるわけがありません。 そんな理不尽なことはチャップリンは承知でしょうが、それでも表現したかった・・・それほど反戦を訴えたかったのだという印象を持ちました。 午の若丸さん [DVD(字幕)] 8点(2010-05-12 18:19:11)

36.《ネタバレ》 ヴェルドゥは30年間真面目に銀行に勤めていたが、戦争による不況のあおりでクビになり、苦悩と混乱の中、妻子を養うためのビジネスとして殺人を選ぶ。偶然出会った娘を毒薬の実験に使おうと食事に誘う。娘は彼と似た境遇だった。戦争で不治の病となった夫の世話をしていたが、お金に窮し、窃盗をして入獄。入獄中に夫は死亡した。愛を信じないというヴェルドゥに娘は言う。「愛は犠牲、母が子に感じるように。愛を信じる、子供のように。夫のことは信仰で生きがいだった。夫のためなら殺人だってしたわ。愛は信実で深いもの」ヴェルドゥは苦笑する。それは彼がかつて信じていた愛だったから。「愛を信じすぎてはいけない。冷たい世間と闘わなくては」と忠告。娘は答える「希望を失いかけていたけど改めて信じたくなった。冷たくて醜い世間だけど親切が美しくするわ」娘に自分の姿を見たヴェルドゥは殺人をやめ、金銭を恵む。数年後に再会。ヴェルドゥは株で破産し、妻子を失っていた。娘は軍需産業の社長の愛人となり、裕福な生活を送っていた。ヴェルドゥは言う。「今の方が幸せ。恐怖と不安から逃れられるから。悪夢の世界から覚めた気分。失意は心の感覚を麻痺させる。人生を捨てたい気分だ」娘は言う。「人生を捨ててはだめ。人生に退屈はないわ。運命に従って生きるのよ」ヴェルドゥはこの運命の言葉に従い自首する。裁判で「みなさんにすぐに会いますよ」と発言するが、これは同じ罪悪の時代を生きているので、死後行き着く先は同じという意味。死刑前に今まで飲んだことがないと言ってラム酒を飲むが、これは好奇心が残っていることで、人生に希望を失っていないこと。ラム酒は希望の象徴。それを飲んだあと、陽が射して明るくなる。愛を信じる心を取り戻した瞬間だ。心憎い演出である。娘とヴェルドゥはコインの表と裏、善と悪、太陽と夜。両者の運命に戦争が大きく関わることで、戦争を支持する社会への強烈な風刺となっている。数百万人単位で人が死ぬ戦争を批判するには、大量殺人をしてみせる必要があった。毒には毒をである。実在した殺人鬼の話を元に、ここまで昇華させるのは天才の所業。たっぷりの毒と笑いと愛を堪能あれ。孤高の人、チャップリンでしか成し得ない不滅の偉業である。 よしのぶさん [ビデオ(字幕)] 10点(2009-09-24 23:13:48)

35.《ネタバレ》 うーん。よく判らないなぁ。ラストの有名なセリフがまるで生きていない物語のような気がして。人の命を奪うって事、それを批判するための物語として殺人者を演じてみせたのは皮肉な意味を持つとして、殺人をゲームのように描いていて、殺された人間にはほぼキャラクターが存在せず、殺人に失敗した人間に対してのみキャラクターが与えられている状態は何故なんだろう?と。まさか「殺していい人間の価値」の取捨選択をした上で無差別に殺す戦争はアカンと言ってるワケでもないでしょうしねぇ。ごく一部の登場人物を除いて、ちっとも人間が見えて来ないあたりに、やたら違和感を抱いてしまう訳で、私はこの映画、非常に気持ちの悪い映画という感じがしてしまいます。その言葉にしろ描写にしろ妙に軽いようにも見え、その実、物凄い悪をめちゃくちゃオブラートで包んで提供しているようにも思える訳で。しかし、何れにしろだから戦争がどう関係あるの?って思ってしまい。個人的にはあの不死身のうるさいオバサンが最高でした。本音を言っちゃえば全編セリフばっかりな状態より、彼女に対して延々失敗し続けるコメディが良かったかな。映画ファンになるもっと前、小学生の頃、有楽座で連続上映された『ビバ!チャップリン』10作のうち初期上映4作(『モダン・タイムズ』『街の灯』『独裁者』『ライムライト』)にハマった人間としては、もし当時の自分がこれを見ていたらどう思ったのか、知りたいところです。 あにやん‍🌈さん [DVD(字幕)] 5点(2009-04-17 00:20:31)

34.《ネタバレ》 まぁ観ることはできたが、少し期待外れ。ラストの演説こそ有名だが、本編における戦争描写の欠如によって、多少浮いた印象となっている。徐々にコメディ描写も影を潜め、硬い作品となっている。 TOSHIさん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-31 15:03:37)

33.年をとって経験を積んだり知識を得て価値観や考え方などが変わった時にまた観てみたいです。何度も観てみたいです。 PINGUさん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-24 12:50:04)

32.《ネタバレ》 「一人殺せば殺人者 大量殺戮は英雄」。確かに国家の欺瞞を風刺した名言とは思いますが、アンリの場合は言い訳に聞こえますね。戦争が起こる前から、この人は連続殺人犯だったわけですから。 次郎丸三郎さん [DVD(字幕)] 7点(2007-11-06 01:16:51)

31.幅広いジャンル、内容がつまった作品を撮り続けていたチャップリン。何も恐れず、ただ心に残るメッセージをストレートに伝えている。この映画を観てさらにこの人の才能、偉大さを頭に焼き付けさせられる。 Syuheiさん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-06 15:02:13)

30.『独裁者』以降、堰を切ったかのように喋りまくるチャップリン。本作でも次から次へと喋る喋る(貴婦人を口説くあの寒い台詞は…)。ラストは『独裁者』同様チャップリンの演説となり、痛烈に戦争を批判しまくる。そこまではいい。でも何か引っかかる。ひとつは、最後に戦争を批判しまくる割には本編中に戦争の影がほとんど見えない点。よって最後の演説があまりに唐突に思える(『独裁者』では全編戦争の匂いがプンプンしてたのでそんなに違和感はない)。もうひとつが、アンリが今回の殺人事件を「戦争に比べたらまだアマチュア」と言って悪びれる様子もない点。確かに戦争に比べたらケタ違いに小さい数だが、殺人は殺人である(キューブリックの『バリー・リンドン』には「歴史に残らぬ戦闘だが殺し合いに変わりはない」なんて台詞がある)。連続殺人がアマチュアだという考えはチャップリンの意見であり、アンリのそれではないはずでは? その辺が少し引っかかりました。映画自体は十分名作だと思います。 とかげ12号さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-28 15:53:01)

29.. ノマドさん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-28 21:57:36)

28.あんまり楽しめませんでした。 よしふみさん [DVD(字幕)] 5点(2005-12-29 16:22:19)

27.《ネタバレ》 おっと、コントじゃない! 社会派ドラマだ! テンションは先の作品までと異なるんだけど、安心して魅せる部分は変わっていません。ただ……殺人はアマチュアでもいかんだろう。いや、もはや時代は善人の語るものではなくなってしまったのか……。チャップリンの悲しみに溢れた作品です ようすけさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-21 02:28:45)

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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 66人
平均点数 6.95点
011.52% line
100.00% line
200.00% line
323.03% line
434.55% line
51015.15% line
6812.12% line
71624.24% line
8812.12% line
91319.70% line
1057.58% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.75点 Review4人
2 ストーリー評価 8.33点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review7人
4 音楽評価 7.00点 Review3人
5 感泣評価 4.75点 Review4人

【アカデミー賞 情報】

1947年 20回
脚本賞チャールズ・チャップリン候補(ノミネート) 

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