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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
5.《ネタバレ》 若尾文子主演増村映画の代表作だけあって、さすがに文句の付けようがない。不幸な結婚をした女性が、自分に優しくしてくれる男性を好きになったとして、どうして責められよう。必要以上におもしろおかしくかき立てるマスコミや非難の目で見る周囲の者たち、そうした裁判の中で「緊急避難」が適用され無罪となるがこれは当然の判決であろう。被告の差し迫った状況は第三者ではわからない。検察側の言うように、その瞬間殺意が芽生えたとしても、証明のしようがない。 しかしこの映画の真価は、その後からである。川口浩演じる恋人から何度となく真相を追求された時、本心を告白してしまう。人を殺してしまう人が人を愛せるのかという川口浩に対して、それほどまであなたを助けたかった、本当に愛していたのはあなただった。女の情念を見事に演じきった若尾さんは大変すばらしい。 しかし納得がいかないのは、なぜベテランの登山家でもある夫が、なぜ何のために危険な登山に二人を誘ったかである。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-07-24 09:36:51)
4.《ネタバレ》 オープニングのいきなりの説明台詞全開にげんなり、作り物っぽさ満載の法廷シーンにがっかり(大体、あれで起訴するってのが無理でしょ)。ここでサスペンスを感じないので、後半の展開も生きていません。あれこれ考えずに一途に迫ってくるヒロインの行動と、ダラダラ続けずにさっと切り上げる締めの部分は新鮮だったので、点数はそこに対して。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-04-29 04:11:37)
3.《ネタバレ》 どなたが申したかは何だがこれはまさに「若尾文子(様)カーニヴァル」。この度初デジタル化・スクリーンで鑑賞出来たのは本当にうれしい。彼女にとっても転機となったこの作品=一人のアイドルが大人の演技派女優に変わる瞬間を目撃できるという点、特にラストシーンにおける濡鼠の彼女は邦画史上ベストシーンの一つになるのではないか。この点数はそんな「化けた」彼女への評価として。(ただ世評で言う「増村監督の最高傑作」というのは?なんですよね。変態性では「赤い殺意」恋の情熱で「清作の妻」サスペンスという意味で「女の小箱より~」の方が好き。)=2015年7月「若尾文子映画祭 青春」鑑賞後修正 【Nbu2】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-12-16 21:07:41)
2.若尾文子が圧巻。ここまで女優を突き詰めて美醜あわせて描き出す増村保造もすごい。とにかくこのコンビの極地のひとつであることは間違いないです。 【いのうえ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-02-13 23:16:40)
1.ラスト近く幸田の職場に来た滝川(若尾)のびしょ濡れの着物姿に圧倒されます。若尾はこの映画のヒロインをどう演じてよいか分らず悩みぬき、いつしか彩子そのものになりきっていたと、新聞のエッセイで読みました。エロティックで、可愛らしく、そして恐ろしいという素晴らしく深みのあるヒロインです。 【解放軍2003】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-03-08 01:44:44)
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【点数情報】
Review人数 |
25人 |
平均点数 |
7.32点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 1 | 4.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 3 | 12.00% |
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6 | 4 | 16.00% |
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7 | 4 | 16.00% |
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8 | 6 | 24.00% |
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9 | 5 | 20.00% |
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10 | 2 | 8.00% |
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【その他点数情報】
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