みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.人の悩みやかかえている問題の大きさを測る基準は自分だから、比べることはできない。世と死は紙一重ですね。それにしても、良い作品ですが、あまりにもリアルすぎるので敢て点を辛めに付けました。 【さら】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-06-09 13:02:18) 5.『エレファント』ではあの手の手法が初見だったためか感心してみたが、この映画もその手法でいくとどうしても野暮ったく感じられてしまった。また題材として挙げられているのがどれもリアルだけど全部ひっくるめるとやりすぎというか重すぎるというか・・・。しかしこれが現実なのか。。。 【おっちょ】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-02 23:01:23) 4.大きな流れとしてまず結果を描き、それからそこに行き着くまでの経過を淡々と映してゆくという手法。一つのエピソードの中にも登場する人物ごとに視点を変え、同じエピソードを繰り返す。たしかに、そうすることで相関関係もよく判るし、共有している時間も認識し易い。でもこの作品のテーマに対する犯人探し的な見せ方はよく判らなかった。喪失を描くにしても互いの関係は薄く思えるし、斬新だからやってみたかっただけという気がしてならない。ただ一点、2:37分に起こる出来事を真正面から描ききったことは評価できる。これは描写も含め、演ずるという意味でも目を背けたくなるほどのリアルさがあった。邦題から受けるテーマ性と無機質な原題とのギャップはあるだろうが、全体としてはやっぱり若さが目立つ作品でした。 【カリプソ】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-02-09 16:24:49) 3.監督のメッセージというか想いが伝わってきました。 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-28 23:14:34) 2.《ネタバレ》 子どもと大人との隔たりを主張しているためか型にはまった大人たちの描写は希薄で、ドキュメンタリー調でインタビュー形式の告白を聞かせてしまうのは映画としてはどうかと思いますが…最後まで緊張感を保ち若者特有のヒリヒリを感じさせてくれます。学校を舞台に肩越しから覗くように撮られた日常風景、人物と時間の交錯はガス・ヴァン・サントの「エレファント」と似た手法ですが、本作はあれよりずっと劇的であり感情的です。サスペンスタッチで冒頭から誰かの死を予見させる命の重みで訴える構成は、その後始まる一人一人の声に真剣に耳を傾けざるを得なくさせます。そして大き過ぎる問題を抱えた生徒たちはドラマチックですし、それでいて唐突に核心を衝くあの結末はヘビーな問題ではなく無関心による孤独という日常的な悩みがいかに重いかを気づかせてくれます。さらに〝予想外の自殺者〟は観客にも無関心への荷担を強いているのです。衝撃的なリストカットのシーンは画面から目を背けたくなるほど鮮明で痛々しく〝生〟への証として描いているように思えます。 監督が自らの体験をもとに本作にとりかかったのは弱冠19歳の時というのですから驚きですが、言われてみればで良い意味でも悪い意味でも若さを感じますし、若者らしい心の叫びが伝わってきます。 【ミスター・グレイ】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-05-07 18:03:09) 1.《ネタバレ》 観終わった後、「やられた・・・」と思いました。恐るべき19歳ですね・・・この監督は。まず、誰かの自殺を思わせる結末を最初に提示することによって、観客である我々はまるで探偵小説の犯人探しをするかのように、自殺者(自殺とは限らないが)探しに最後まで没頭してしまいます。そして、最後に結果が提示されると同時に、まるで営利なナイフのように監督の伝えたいテーマが我々の胸に刺さって来て、これが本当にハッとさせられます。 人間誰しも心の闇を抱えています、特に多感な10代ならば尚更です。その中で、そのプレッシャーに耐え切れず死を選んでしまう人もいる訳ですが、その人は決して特別ではなく「彼(彼女)は○○だから死を選んだ」といった公式は無いというような事をこの作品を観て感じました。 まあ、いろいろ目を塞いでしまいたくなるような生々しい場面もありますが、いろいろと考えさせられる良い映画でした。 【TM】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-05-01 16:50:59)
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