|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
2.《ネタバレ》 非常によく出来ている第一級のアクション映画。サービス精神旺盛で観客を楽しませようとゆうのが伝わってくる。 ダニエルボンドは今までのボンドとは全く違い、本当に存在するのではないかという、 現実感、リアルさがある。本当の殺し屋にしか見えない。 ピアーズの路線を続けていけば、シリーズが先細ると考えた製作者たちの路線変更の判断を是非はともかくとして賞賛を送りたい。 ただ自分個人としては従来の優雅でスマートなボンドも好きなので、ダニエルはどうも 合わなかった。 しかし映画の出来は非常に良い。シリーズ屈指の出来だと思う。 【リモ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-12-12 12:16:16)
1.《ネタバレ》 何度目かとなるリニューアル作ですが、過去のシリーズからの連続性を完全に断っているという意味では史上最大のリニューアルといえます。次回作は本作の続きになると言われていますから、カジノロワイヤルをスタートとして新生007を作る、ドクター・ノオやゴールドフィンガーといった往年の作品も現代風にアレンジして再映画化する計画でもあるのだろうかとも推測されます。だからこそ歴史を捨て去り、007の誕生をテーマにしているとのではないかとも思われます。また従来のボンド像にまったくそぐわないダニエル・クレイグを起用したのも、新シリーズ構築に対する計算があってのことではないかとも推測されるのです。そのような事情があってか本作に対するスタジオ側の熱意は並々ならぬものが感じられ、シリーズ中でもトップクラスの仕上がりだと評価できます。純粋に映画としての完成度が高いうえに、シリーズへの目配せも充実しており、ファンも初心者も両方納得させられる映画になっているのです。冒頭、トイレで裏切り者を始末するシーンはシリーズ中異色なほどの荒っぽさですが、007は殺しのライセンスを持った殺し屋なのだという本来のジェームズ・ボンド像を再確認させるのに十分な効果をあげており、また殺しとは鮮やかに決められるものではないというリアル路線を決定的に印象付ける素晴らしい場面だといえます。そこからいつもとは違ったアレンジでの「銃口」→主題歌となるのですが、定番を踏襲しつつも新しいというセンスのよさには唸りっぱなし。序盤ではチンピラのようなジェームズ・ボンドが、カジノロワイヤルに潜入するために服装の着こなしや酒の選び方を覚えていって007になっていくという流れも実に良くできています。それと同時に精神面の変化も大変な説得力をもって描かれており、ジェームズ・ボンドという個人が007というスパイに変わっていく過程がドラマチックに描かれています。そしてラストでは、個人を振り払い007となったジェームズ・ボンドがついに姿を現し、普段であれば第一声であるはずの「ボンド、ジェームズ・ボンド」の定番セリフを、本作ではクライマックスになって初めて口にするという粋な演出。そしてこれまた定番のジェームズ・ボンドのテーマがエンディングになってはじめて流れるのもこれまた粋。次回作への期待も一気に高まりました。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-12-11 00:59:10)(良:1票)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
207人 |
平均点数 |
7.14点 |
0 | 0 | 0.00% |
![line](../img/line.gif) |
1 | 0 | 0.00% |
![line](../img/line.gif) |
2 | 1 | 0.48% |
![line](../img/line.gif) |
3 | 2 | 0.97% |
![line](../img/line.gif) |
4 | 5 | 2.42% |
![line](../img/line.gif) |
5 | 20 | 9.66% |
![line](../img/line.gif) |
6 | 32 | 15.46% |
![line](../img/line.gif) |
7 | 56 | 27.05% |
![line](../img/line.gif) |
8 | 62 | 29.95% |
![line](../img/line.gif) |
9 | 20 | 9.66% |
![line](../img/line.gif) |
10 | 9 | 4.35% |
![line](../img/line.gif) |
|
【その他点数情報】
|