みんなのシネマレビュー

パッション(2004)

The Passion of the Christ
2004年【米・伊】 上映時間:127分
ドラマ歴史もの
[パッション]
新規登録(2004-03-05)【ロイ・ニアリー】さん
タイトル情報更新(2012-08-24)【ESPERANZA】さん
公開開始日(2004-05-01)
公開終了日(2004-12-23)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督メル・ギブソン
助監督テッド・レイ[特撮](第二班監督)
キャストジム・カヴィーゼル(男優)イエス・キリスト
モニカ・ベルッチ(女優)マグダラのマリア
セルジオ・ルビーニ〔男優〕(男優)ディスマス
クラウディア・ジェリーニ(女優)クラウディア
脚本メル・ギブソン
音楽ジョン・デブニー(音楽&音楽製作)
メル・ギブソン(音楽製作)
編曲ジェフ・アトマジアン
ブラッド・デクター
撮影キャレブ・デシャネル
テッド・レイ[特撮](第二班撮影監督)
製作メル・ギブソン
ブルース・デイヴィ
配給日本ヘラルド
特殊メイクキース・ヴァンダーラーン
グレッグ・キャノン
特撮キース・ヴァンダーラーン(視覚効果デザイン&製作)
テッド・レイ[特撮](視覚効果監修)
衣装マウリツィオ・ミレノッティ
編集ジョン・ライト[編集]
スティーヴ・ミルコヴィッチ(リカット)
録音スコット・ミラン
ボブ・ビーマー
ケヴィン・オコンネル[録音]
その他ニック・イングマン(指揮)
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【変更順】
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(9点検索)】

別のページへ(9点検索)
1


5.この映画のモチーフはイエスの十字架上の死に至る12時間と実に潔い。使用される言語は古代アラム語で、これはイエスの時代に実際に中東地域で広く使われていた言葉だ。メルギブスン監督が描こうとしたのは、彼が考えられるギリギリのリアリティだった。残酷なシーンが延々と続くのも、イエスが受けた拷問と十字架上の死を脚色なしで再現すると結果的にそうなるからだ。十字架刑は人類史上もっとも残酷と言われる刑罰で、目をそむけたくなるのはまともな神経の持ち主ならば当然だ。
それは当時、イエスの死に立ち会った(あるいはたまたま遭遇した)人々が感じたことだったはずだ。結局、この作品を観た人は、いわばイエスの死の目撃者となってしまう。そして、2000年前その場に居合わせた人たちが感じたであろう様々な感情と同じように、この作品を観た人は、その人ならではの感じ方をしてしまうのだろう。ある意味、実に恐るべき映画だ。「映画鑑賞」などという余裕を与えないのだから。そうした視点で改めて観てみると、この作品には実に様々な群集が登場していることに気が付く。その群集の中に、私たち自身もいる。 ヨアキムさん [DVD(字幕)] 9点(2005-07-27 14:30:38)(良:2票)

4.この作品は観なければいけないんだろうなと思いました。そして観ました。映画を観た小泉首相は「いや~、、残酷な映画だったね」と言っていたけれど、この作品の論点はそこではないと僕は思いました。映画を観た教会関係者がショック死したり、殺人犯が自首してきたり、ましてメル・ギブソンが私財を投じてハリウッドとしては破格の値段で制作し、フタ開けてみたら大もうけ・・・なんて、それはこの映画をアピールする要素であり、作品としてのPRであって、そのもの自体を語ってはいないです。この映画はイエスがイエルサレムの聖職者に捕まり、ゴルゴダの丘で処刑され、そして・・・。みなさんが知っている話です。限られた空間の中だけでカメラはまわり、イエスはなぶられ続ける。その痛さからは小泉首相じゃないけれど目を背けたくなります。だけど観てしまう。決して目を逸らすことなく。作品ではイエスの心が揺らぐとき、その後ろには悪魔が見えます。しかし最後には己の悪魔に打ち勝ちます。イエスは許しを請う。それは自らが虐待をする聴衆にではなく、自らに虐待を行う聴衆を神に対して許しを請うのです。「神よ、この者たちをお許しください!」僕も以前は他の人がそう感じるように「宗教なんて・・・」と考えていました。例えばカインとアベルの話を聞いても絶対に納得できなかったし「神を信じる者が何故争いを起こす?」とその矛盾を支持することはできませんでした。でもそれなりに僕も社会に出て多くの納得できないことや、矛盾に突き当たったことによって、段々と「世の中は決して白黒付けられるものだけではない」という考えを受け入れられるようになっていきました。子供のころは自分が正しいと思うことはみんなが正しいと思っていると受け止めていました。自分の考えの中には他者の考えは存在していなかったから。当然、世の中の人は反発し合います。正義を振りかざして相手の正義を非難する。それは矛盾そのものです。だけどそれを受け入れなければならない。聖書がもし矛盾なく白黒を付けているものならば、その聖書自体が矛盾しているのです。社会に目を向ければ矛盾しかない。だから宗教はそれを説いているのだと思うのです。自己の弱さは、イエスのように普通の人は払拭できないでしょう。だけど皆、自分の中の悪魔を振り払いたいと思うはずです ひろすけさん 9点(2004-10-29 23:29:49)(良:1票)

3.イエスを拷問する兵士の残酷さを「あそこまで残酷になれるのか?あんなに笑えるのか?」と疑問視する声もあるようだが、残念ながらなれるのですよ我々人間は・・・・・。でなきゃ、アウシュビッツで行われたことなんて説明できない。毎日、1万2千人もの人間を殺すなんてことは、その行為に意義と情熱を感じ、綿密な計画性と冷静さ、几帳面さがなければできるものではない。恐ろしいのは、それがどれほど残虐な行為であろうと、人間はそれを「正義」だと心底信じられることだ。我々人間が、そんな愚挙を、限もなく続けていることをイエスと聖書は、とうに見抜き、喝破していたとも言えるであろう。見てよかったと思う。信仰心の特に無い僕でも素直にそう思えた。ただイエスが奇跡を行ったり、悪魔が出てきたり、最後やはり復活するところを見てると、このイエスの描き方は僕には説得力に欠ける部分もあった。遠藤周作さんの「イエスの生涯」で描かれる、どこまでも無力で、それであるが故に胸を打つ、イエスの姿のほうが本当では?と思う。 ひろみつさん 9点(2004-05-04 22:07:32)(良:1票)

2.《ネタバレ》 わずか半日の物語を映画として2時間魅せる手腕に拍手。これでもかと言わんばかりに「人間としてのイエス」の描写の徹底ぶりには感動したし、時折挿入されるフラッシュバックも良いアクセントになっていた。こだわりがキッチリと作品として仕上がっているところに感心しきり。惜しむらくはサタンの描写がいまいちわからなかったところ。というか余計だったかな。それはそうとメル・ギブソンの映画ではたまに、神がかり的な作品に神がかり的な音楽が付く。ブレイブハートのジェームス・ホーナーもそうだったけど、今作のジョン・デブニーも同様。先にサウンドトラックを買った後で観たので、一番お気に入りの楽曲が入ってなかったのが一つだけ残念。もうひとつ余談だけど、ヨハネはエル・グレコの絵をモデルにキャスティングしたのかな? キャスティングという意味では、こちらも結構神がかり的なキャスティングだったと思う。モニカ・ベルッチは良かった。 DeVanteさん [DVD(字幕)] 9点(2009-12-25 22:32:27)

1.素晴らしい映画だと思いました。迫害の中で連綿と繋がり続ける宗教の、産声を上げたばかりの頃の、それ以後根付くに足る巨大なエネルギーを十字架のキリストから感じました。あのエネルギーを浴びてしまえば懐疑などというものは吹っ飛んでしまうのでしょう。聖書のことはほとんど知りませんが、ストーリーではなく目の前の映像のみでそのエネルギーを表現した監督の手腕に脱帽します。 かじちゃんパパさん 9点(2005-02-28 12:04:12)

別のページへ(9点検索)
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 133人
平均点数 5.23点
064.51% line
164.51% line
243.01% line
31914.29% line
41612.03% line
51712.78% line
62115.79% line
71914.29% line
81410.53% line
953.76% line
1064.51% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.85点 Review20人
2 ストーリー評価 5.29点 Review24人
3 鑑賞後の後味 4.60点 Review28人
4 音楽評価 6.13点 Review23人
5 感泣評価 5.17点 Review23人

【アカデミー賞 情報】

2004年 77回
撮影賞キャレブ・デシャネル候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ジョン・デブニー候補(ノミネート) 
特殊メイクアップ賞キース・ヴァンダーラーン候補(ノミネート)(メイクアップ賞 として)

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS