みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
4.狂気狂気狂気!スタイル、音楽、クール! 【長谷川アーリオ・オーリオ】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-12-16 19:43:10) 3.《ネタバレ》 当時「キス★キス★バン★バン」の後に、 音楽ジョン・ダンクワース、俳優ポール・ベタニー繋がりで観た作品です。 一度目に観た時は、正直今1つだったなぁという感想を持ちました。 しかし、アラアラ不思議、2度目に観た時には、何故か魅せられてしまったぁ。 一度目に観た時は、何とも頼り無さ気に見えたデヴィッド・シューリス演じる紳士なボス、これがよく見ると素敵なのです。 ベタニー演じるギャングスターも良かったですが、男としての魅力ではシューリスの方が上、惚れました(笑)。 あとベタニーの30年後がマルコムってのはどうなんだ?(背も随分縮んじゃってるし・・・)、 なんて事を最初は思っていたのだけど、 表情とかデコの逝き具合とか(^^;を見てると、これはこれでアリだなと納得。 ボス、フレディへの憧れが、いつしか嫉妬へと変わり、 遂にはフレディを陥れてまで裏社会の頂点にのし上がるギャングスターですが、 心が満たされる事はありません。 何故なら彼が本当に憧れていたのは裏社会の頂点などでは無く「フレディ本人」だったから。。 地位とお金があるから人が寄って来るだけで、ギャングスターを心から慕う人など一人も居ません(愛を注げる相手も・・・)。 所詮は嫌われ者で名も無き孤独なギャングスターには、かつての憧れだったボスの様になる事は無理だったのですね。 刑期を終え30年ぶりにムショから戻って来たかつてのボスは、 ”裏社会の頂点なんて下らない事”だと、愛する人が待つ平凡な幸せを選び、彼の前から去って行きます。 自分が今まで築き上げて来た事は何だったのか? 頂点に立ったつもりで居たけれど、結局はフレディを超える(忘れる)事は出来なかったのですね。 彼の”殺しの正装”とも言える白ブリーフ姿で「俺がナンバー1だ!」と叫ぶラストは何とも哀れです・・・。 またエンディングの歌が皮肉が効いていて良いのですよね(涙)。 フレディに対するギャングスターの感情には、少し同性愛的な要素も感じられました。(作者が意図していたのかどうかは判りませんが・・・) 【一長三短末代までの語り種】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-27 20:07:23)(良:2票) 2.この映画の主人公、人の生活を妬みすぎ。自分の人生の意義が他人を追い求めることにあるってかなりつらいことですね。ん~、他人とは違うと主張できるような個性を持つことは、人生に必要不可欠ですな。<追加1>素晴らしい作品だと思います。ただ残虐だと評するのは幼稚だと思わせるくらいに人間をうまく描写しています。通例の勇敢な主人公にはない人間らしさ、人間臭さが、この異常な主人公にはあります。日頃我々はこんなにも異常なことはしませんが、そういう主人公だからこそ我々とも共感できる部分が強調されたのだと思います。「人生山あり谷あり」と。ラスト夜景を写しながら、「何て いい人生だろう…」とテーマソングが流れると、異常な主人公の悲しみも受け入れられるくらいの刹那に満たされます。ホント、どんな人生を歩もうと「何て、いい人生だろう」とあの歌が聞こえてくるかのような刹那。いい映画だよ、これ。<追加2>音楽の使い方がうまかった。映像も動きがあって良かった。俳優人の演技も凄い。マルコム・マクドウェルは、シャイニングのニコルソンを凌駕する演技。美術もいいよ、綺麗。そして、脚本も良くて、見せ場の連続だし、下手に2時間にせず100分程度に抑えているのも良。全体として花丸評価です。 【ooo-oooo-o】さん 9点(2004-11-15 21:31:37)(良:1票) 1.ポールベタニーいいね。目がいいよ。惨殺シーン、あれはイジメやリンチを経験してないとあんな芝居できないよ。鬼畜に変身する自分に期待して「フゥ。」て空を見上げてため息ついたり、「用意はいいか?」と獲物に声がけするときの顔なんてサイコーにサイコです。普通のあんちゃんに暴力のライセンスを与えると暴走して成り上がってあんなことなっちゃうのね。マックスしばらく見ないうちに年くったあ。 【もりしげひさや】さん 9点(2004-02-29 23:25:09)
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