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ビッグ・パレード

The Big Parade
1925年【米】 上映時間:141分
ドラマ戦争ものサイレントモノクロ映画ロマンス
[ビッグパレード]
新規登録(2003-05-25)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2011-06-13)【にじばぶ】さん


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監督キング・ヴィダー
キャストジョン・ギルバート〔男優・1897年生〕(男優)
ルネ・アドレー(女優)
原作ローレンス・スターリングス"Plumes"
脚本ハリー・ベーン
ローレンス・スターリングス(ノンクレジット)
キング・ヴィダー(ノンクレジット)
音楽ウィリアム・アクスト
カール・デイヴィス
撮影ジョン・アーノルド〔撮影・1889年生〕
チャールズ・ヴァン・エンジャー(ノンクレジット)
製作キング・ヴィダー
アーヴィング・サルバーグ(ノンクレジット)
美術ジェームズ・バセヴィ
ロバート・フローリー(セット・デザイナー)
セドリック・ギボンズ
衣装ロバート・フローリー(ノンクレジット)
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1.《ネタバレ》 トラックに乗って前線へと進軍していく米軍兵士(ジョン・ギルバート)を必死に追うフランスの村娘(ルネ・アドレー)。 ようやくお互いを見つけ抱き合う二人の背景をせわしないスピードで行軍していく兵士の流れ。その対比が、僅かな時間の中での切羽詰った別れのエモーションを最高潮に高める。 娘はトラック上の彼の足に必死にしがみつき、トラック後部のチェーンごと引きづられつつも追いすがる。その滑稽なまでに健気な姿は、逆に見る者の胸を熱くさせずにおかない。 トラックが走り去り、一本道に一人取り残される彼女を小さく捉えたロングショットの切ないまでのリリカルさ。 ラストの再会シーンで彼に走り寄っていく、その懸命な走りのアクションの素晴らしさ。二人に差す光の美しさ。 リリアン・ギッシュ自伝によると、『ラ・ボエーム』(1926)製作にあたっては本作のラッシュの一部を見て監督と主要キャストを選んだという。 一途な思いをひたすらアクションによって表現する女性像の素晴らしさは確かに両作品に共通だ。 同時に本作は戦争映画としても一級であり、映画後半を占める各戦闘シーンはスペクタクル・サスペンス・人間ドラマ三拍子揃って圧巻である。 狙撃兵の潜む林間を戦闘隊形で進軍する様が横移動と縦移動で捉えられる中、一人また一人と無機質に倒れていく兵士たち。その冷徹な感覚が、戦争の無情を印象づける。 照明弾が飛び交う夜の塹壕戦。若い敵兵にタバコを差し出すエピソードも忘れ難い。 ユーカラさん [DVD(字幕)] 10点(2010-12-26 01:09:13)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.33点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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