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竜馬暗殺

1974年【日】 上映時間:118分
ドラマ時代劇モノクロ映画青春もの
[リョウマアンサツ]
新規登録(2003-12-14)【紅蓮天国】さん
タイトル情報更新(2020-02-07)【イニシャルK】さん
公開開始日(1974-08-03)


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監督黒木和雄
助監督中田新一
演出久世竜(殺陣)
キャスト原田芳雄(男優)坂本竜馬
石橋蓮司(男優)中岡慎太郎
中川梨絵(女優)
松田優作(男優)右太
桃井かおり(女優)
粟津號(男優)富田三郎
野呂圭介(男優)藤吉
田村亮(1946年生まれ)(男優)大久保利通
外波山文明(男優)中村半次郎
山谷初男(男優)岩倉具視
田中春男(男優)叶屋市兵衛
田中筆子(女優)老婆
平泉征(男優)密偵・梅
石井愃一(男優)密偵・松
伴勇太郎(男優)密偵・桜
脚本清水邦夫
音楽松村禎三
撮影田村正毅
篠田昇(撮影助手)
製作黒田征太郎
葛井欣士郎
ATG
企画黒田征太郎
葛井欣士郎
配給ATG
美術山下宏
野坂昭如(題字)
その他浅井慎平(スチール)
東京現像所(現像)
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【クチコミ・感想(10点検索)】

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3.劇映画を完全にぶっ壊した時代劇。私が求めていた時代劇です。これ、こういうのを観たかった。通常、こういう幕末ものは「薩長同盟」や「徳川幕府」のお偉いさんがぞろぞろ出てきたり、京都の街をデカクとったり、勝海舟が出てきたり・・・とにかく、話が拡大し過ぎてつまらなくなる。しかし、本作は(予算がなかったのか)竜馬を巡る人間に焦点を当てて、ほとばしるエネルギーを余すことなくフィルムに収めている。スケールは微塵もないが、その分、竜馬の半径1mにピッタリくっついた感じの映画だ。
竜馬演じる原田芳雄と、竜馬の相棒である中岡慎太郎(石橋蓮司)、そして、薩摩の刺客(松田優作)の三人が豪快な土佐弁で泥にまみれて本音を語りあい、女遊びをし、「ええじゃないか」が本当に「ええのか」と変装する。その変装姿で竜馬と慎太郎がとっくみ合い、慎太郎が肥溜にどっぷり浸かる。で、ホトボリが冷めたのか二人は女装のまま雑魚寝している。慎太郎が竜馬の身体に寝向きを変え抱きつく。「ギョ!」とする慎太郎。これが濃いモノクロで展開される。痛快だ。この表現は、時代を動かそうと革命の意思熱き者同志が、庶民の姿となって今後の日本の姿を語り合うである。滑稽であり、時代に敏感であり、バイタリティがある。それを今平さんと似ていそうで違う感覚で描写した傑作。 サーファローザさん [映画館(邦画)] 10点(2007-09-03 13:19:01)

2.古めかしいモノクロームの映像世界に幕末の英雄、坂本竜馬の最期の生き様が鮮烈に映し出される。何よりも、飄々と男臭い独特の坂本竜馬像を体現した原田芳雄の存在感が光る。独特ではあるが、このキャラクターこそ坂本竜馬本人の人物像にもっとも近いのではと思わせる説得力とインパクトに溢れていた。石橋蓮司、松田優作、桃井かおりと脇を固める俳優陣も揃って曲者揃いで、印象的な映画世界に見事に息づいている。その先見性も含めて動乱の時代をあまりに早く走りすぎた英雄の喜怒哀楽に溢れた最期の3日間を描いた傑作。 鉄腕麗人さん 10点(2004-02-29 03:46:42)(良:1票)

1.《ネタバレ》 幕末の坂本竜馬暗殺に至るまでの最後の三日間を描いている。強烈な個性の俳優が出ているこの作品、ファンにとってはほんとに震えがとまらないくらいの感覚でございます。時代劇としてはちょっと異色でモノクロの映像が時代を見事に表し、独特な音楽と共にどんどん引き込まれていった。竜馬と共に暗殺される中岡慎太郎に石橋蓮司、薩摩に雇われた刺客ではんの弟右太に松田優作。これがとられたのは内ゲバ闘争が盛んな頃、時代のせいもあるが迫力が感じられる。黒木監督はのちに“浪人街”でも石橋、原田を起用。でもこれには及びません。原田芳雄演じる坂本竜馬、、女好きで漂々と奔放に、でも力強く生きてる、、が最高にいいんです。(かつて松田が原田に男惚れしてたのもうなずける)それに石橋の演技が加わり、さらに松田が寡黙で癖のある個性を出し、味のある作品になっている。竜馬を演じる役者は他にもいるが(しいて言えば武田鉄矢とか)ピッタリはまる役者って原田氏ではないだろうか。男くさい、この男くささがこの竜馬を引き立ててると思う。ええじゃないかの白塗りをして歩く三人、竜馬と争い、肥溜めにはまる蓮司、などユーモアもちりばめられている。時代劇っていうより青春映画時代劇編って感じです。本格的時代劇好きな方はちょっと、、って思うかもしれないですね。でも私的には大好きなので10点満点付けさせていただきとうございます。【Fantasista】さん、登録ありがとう。感謝します。 fujicoさん 10点(2003-12-14 19:53:18)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 6.60点
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215.00% line
315.00% line
415.00% line
5420.00% line
6210.00% line
7525.00% line
815.00% line
9210.00% line
10315.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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