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モンゴル

Mongol
(Монгол)
2007年【独・露・モンゴル・カザフスタン】 上映時間:125分
アクションドラマ歴史もの
[モンゴル]
新規登録(2008-02-12)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2008-04-30)【にじばぶ】さん
公開開始日(2008-04-05)


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監督セルゲイ・ボドロフ
キャスト浅野忠信(男優)テムジン(チンギス・ハーン)
スン・ホンレイ(男優)ジャムカ
脚本セルゲイ・ボドロフ
音楽トゥオマス・カンテリネン指揮も
撮影セルゲイ・トロフィモフ
ロジェ・ストファーズ
製作セルゲイ・ボドロフ
ステファン・アルント(共同製作)
配給東映
編集ヴァルディス・オスカードゥティル
ザック・ステーンバーグ
あらすじ
あまたの徒党が群雄割拠する、草原の地モンゴル。少年テムジンは将来の伴侶を選ぶため、族長の父に連れられて長旅の途中だった。そして歓待を受けた小さな部族の中に、彼は伴侶となるべき少女を見つけてしまったのだ。しかしテムジンがその愛を貫くためには、想像を越えた試練をくぐらなければならなかった…巨大な器量を持つに至った騎馬民族最初の王、チンギス・ハーン。その誕生の過程を追ったヒューマンドラマ。

エスねこ】さん(2009-03-17)
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【クチコミ・感想(4点検索)】

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1.《ネタバレ》 チンギス・ハーンの少年期から青年期くらいまでを扱っている。最後に出る1196年の戦いが実際どれだけ決定的なものだったか知らないが、この映画ではとりあえず、これでこの周辺での主人公の優勢が確定した程度には見える。
現実にはそれまで多くの集団や人物が複雑にからんでいたのだろうが、この映画では思い切って主人公家族とライバル1人に集約して単純化している。出来事の経過をまともに説明する気もないようで、例えば幽閉先から救出→家族でピクニック→神頼み→いきなりライバルとの決戦、というように場面が飛んで、主人公の気持ち本位で物語が進む。
それでも映画だからまあいいかといえなくはないが、結局全体として何が言いたいのかわからない。家族として出ていた息子(ジョチ)と娘(目が大きい)は両方とも主人公の実子でなかった感じだが、妻の子でありさえすれば構わない、という純愛を表現した映画だったということか。それでもいいがそれだけで終わりか。
歴史上の人物を扱う場合、その事績の実現に至った動機や熱意の源が何だったかを若年期に求めようとするなら話はわかる。しかしこの映画では、愛する妻の願いをかなえるためにモンゴルを統一した、というくらいはいえるかも知れないが、その先にある空前の世界帝国の形成(さらにユーラシアの東西交流の拡大など)にまでつながっていく気はしない。そこまで意図するのでなければ、そもそも何でチンギス・ハーンを題材にしたのかということになる。
歴史物語として半端な一方でドラマ的にも受け取りづらく、残念ながら褒めたい点が発見できない映画だった。

以下その他雑記
・浅野忠信は目が細いから選ばれたのかと思った。
・主人公が幽閉されていた場所にあった「国家滅亡を企むモンゴル人」の看板は西夏文字のようだが3字で間に合うのか。「表語文字」だそうで、漢字でいうと例えば国・滅・蒙の組み合わせ(語順不明)かと勝手に想像した。
・主人公はモンゴル語が世界言語になるかのような夢を語っていた。今となってはそうなるとも思えないが、とりあえず肉=мах(makh)は憶えることにした。
・突然の悪天候で勝ったのは、モンゴルでも神風のようなものを期待する風習があるということらしい。
・どうでもいいことだがエンディングの曲は「ジンギスカン」(1979西独)ではなかったので、映画が終わってからYouTubeで勝手に聞いた。 かっぱ堰さん [DVD(字幕)] 4点(2024-08-24 09:46:51)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 5.81点
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300.00% line
416.25% line
5637.50% line
6531.25% line
7318.75% line
816.25% line
900.00% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review3人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 6.50点 Review4人
5 感泣評価 4.00点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

2007年 80回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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