みんなのシネマレビュー

ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う

2010年【日】 上映時間:127分
ドラマサスペンスシリーズもの犯罪ものロマンスエロティック
[ヌードノヨルアイハオシミナクウバウ]
新規登録(2011-01-23)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2021-05-31)【Yuki2Invy】さん
公開開始日(2010-10-02)


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監督石井隆
キャスト竹中直人(男優)紅次郎(村木哲郎)
佐藤寛子(女優)加藤れん(多絵)
宍戸錠(男優)山神直樹
津田寛治(男優)
伊藤洋三郎(男優)
飯島大介(男優)
井上晴美(女優)田中桃
大竹しのぶ(女優)加藤あゆみ
東風万智子(女優)安斎ちひろ
脚本石井隆
音楽安川午朗
製作角川映画
石井隆
配給クロックワークス
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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4.《ネタバレ》 冒頭アバン部分はなかなかインパクトがあっていいと思います。ですが、展開の節目になる出来事のリアリティの無さが目立ち、その点は、作者の開き直りすら感じます。ダークな世界を描くのに、ツッコミどころが多いというのは、やはり今ひとつ引き込まれないです。そういった、かなり無茶な展開に加えて、使い古された設定も目立ってきますが、そこそこ、最後まで楽しめるのは、作り手の手慣れた手腕もあるのでしょうが、やはり、佐藤寛子氏のお陰なのでしょうか。氏の「たわわ」な感じが功を奏したのでしょうか。氏のことは初めて尻ましたが、今後は注目したいと思います。作品の暗い世界観と、劇場のロケーションは、なかなかあっていたように思います。 camusonさん [映画館(字幕)] 6点(2024-06-25 17:21:59)

3.《ネタバレ》 最後まで観ると、基本的には前作の構造・設定を大枠で踏襲しながら、様々な要素をドギツくした、という感じですかね。とは言え、ド初っ端からの凄惨なシーンにはグロ映画マニアな私でもかなりギョッとさせられましたケド(特に大竹しのぶは他作品のイメージも多分にあるのですけど、ああもあっけらかんと楽しそうに残虐されちゃうと、観てるコッチがちょっと何か不安にすらなってくる、と言いますか)。 個人的に前作の評価を下回ったのには、幾つかの理由があります。一つ目は、前作の少し繊細な雰囲気(頽廃・厭世と言いますか)が、諸々をドギツくした今作ではちょっと損なわれてしまっていた様に思える点ですね。特に気になったのが、序盤~中盤明らかに竹中直人に喋らせ過ぎなコトです。これ見よがしな独り言は状況説明には必要なのかも知れませんが、正直ちょっとダサく感じました。もう一つ、エロもレベルアップしているのですが、これが陰毛全開で結局ボカシも全開なのですよ。この手の映画でコッチは別に下の毛なんて見たいと思ってはいないのです。ソコは構図を工夫してボカシが入らない様にするのがプロの技ではないでしょーか(ボカシが入らないバージョンというのがあるのでしょーかね?)。 ラスト付近の石切り場のシーンは、諸々素晴らしかったですね(極上のロケーションですね)。随所で私が前作で好きだと思ったさり気ない雰囲気のシーンもあり、続編を観れた喜びは確実にあったのですが、重ねて私は前作の方が好みです。 Yuki2Invyさん [インターネット(邦画)] 6点(2021-05-29 18:52:24)

2.《ネタバレ》 DC版を見たが間違ったかも 長過ぎる 前作同様、何でも屋の紅次郎の純愛を描く 冒頭のイキナリの殺人から人体解体を鼻歌まじりにやってのける女3人 リアルバカギャル井上晴美に、いい様に扱わわれるヒロインの「れん」にのっけから引き込まれた しかしおおっ!と思ったのも紅次郎が出て来るまでだった それと言うのも紅次郎を雇った理由が解体した死体と一緒に投げたロレックスを探すためである これはダメだろう 死体遺棄現場に探偵もどきを派遣したら殺人が一発でばれるだろう どう考えても現実的じゃない 案の定、女刑事にすぐバレた しかし紅次郎が別件の殺人の重要参考人にもかかわらずそれをなぜか女刑事ちひろが一人で捜査 石井隆の一貫したテーマである主人公の純愛とヒロインの女の業が鮮烈に描かれればいいのだろうが、違和感ばかりの展開になかなか感情移入がむずかしくなってくる さらに竹中直人のクサい芝居が鼻について男の純愛の部分もいまひとつ乗れない しかし石井隆の描くテーマはいつも深く残酷で部分的には見るべき所が多い エンディング間際で自分に鞭打つヒロインも哀しくて胸を打つ展開だが、いくらなんでも長過ぎる ヌードのヒロインをたっぷり見せたいならここじゃ無い方が良かった 母親のあゆみも勝手に地底湖に落ちるとか激バカな展開でどこまで都合がいいのかと思った 母親役の大竹しのぶは相変わらずのキレた演技で激バカな女を演じさせたらこれ以上の女優はいないとマジメに思う 井上晴美の嫌なギャルぶりもかなり良かった ヒロインが最後に撃ち殺されるのは衝撃はあったが、あそこで撃たれるなら最初に揉み合う前に撃たれるだろうって皆が思ったはずだ しかも拳銃が空になるまでに3発しか撃ってない 延々と撃てる拳銃は時々出て来るが撃ってないのに空になる拳銃は珍しい 主人公を殺せなかった理由なので??って思った 主人公も騙されたとは言え完全に殺人教唆、あるいは自分が引きずっている間に事件に巻込まれた女が死んだので傷害致死は確実だろう それなりの覚悟でヒロインに協力したはずだ それなのにあのエンドロールは何だ? 石井隆は漫画家としては「天使のはらわた」を読んでも凄くて、ストリーテラーとしても天才的で、エロ女優を脱がせる商業的な話題作りも抜群だが、残念ながら映画を作る才能は余り無いと毎度の事ながら思う にょろぞうさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-05-10 13:29:07)

1.愛は惜しみなく奪う・・・ホント、この映画の中で奪われなかった人は誰一人登場しない、命を奪われなかった者でさえ大事なものを奪われた。 こちらも佐藤寛子の美しい裸体に目を奪われるが、(ラスト前チト長くないか?)天使だと思った、いや思おうとした男がさんざんに振り回されるストーリー展開はそう悪くない。 しかしブレブレのカメラ同様、視点が定まらない映画になったとこは否めない、基本村木(竹中)だが、刑事(東風)のナレーションがあったり、あゆみ(大竹)の怪演、れん(佐藤)のこれでもかの全裸シーンとなかなか集中できない仕上がりになったのは残念。 私は「GONIN」がたいへん気に入ってるが、雨の多い石井映画、見応えは十分なので次にも期待です。 カーヴさん [DVD(邦画)] 6点(2011-03-18 09:29:58)

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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 7.11点
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