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ブラッド・ダイヤモンド

Blood Diamond
2006年【米】 上映時間:143分
ドラマサスペンス
[ブラッドダイヤモンド]
新規登録(2006-11-11)【.】さん
タイトル情報更新(2017-10-25)【Olias】さん
公開開始日(2006-04-07)


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監督エドワード・ズウィック
助監督ゲイリー・カポ(第二班監督)
ケビン・デ・ラ・ノイ(第二班監督)
キャストレオナルド・ディカプリオ(男優)ダニー・アーチャー
ジャイモン・フンスー(男優)ソロモン・バンディー
ジェニファー・コネリー(女優)マディー・ボウエン
アーノルド・ヴォスルー(男優)コッツィー大佐
マイケル・シーン(男優)シモンズ
マリウス・ウェイヤーズ(男優)ルドルフ・ヴァン・デ・カープ
スティーヴン・コリンズ〔男優〕(男優)ウォーカー
デヴィッド・ヘアウッド(男優)ポイズン大尉
ベイジル・ウォレス(男優)ベンジャミン・マガイ
ンタレ・ムワイン(男優)メド(バーテンダー)
浪川大輔ダニー・アーチャー(日本語吹き替え版)
乃村健次ソロモン・バンディー(日本語吹き替え版)
浅野まゆみマディー・ボウエン(日本語吹き替え版)
家中宏シモンズ(日本語吹き替え版)
菅生隆之コッツィー大佐(日本語吹き替え版)
原作チャールズ・リーヴィット(原案)
C・ギャビー・ミッチェル(原案)
脚本チャールズ・リーヴィット
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
編曲ブラッド・デクター
ジョン・キュール
ジェフ・アトマジアン
撮影エドゥアルド・セラ
製作エドワード・ズウィック
マーシャル・ハースコヴィッツ
ポーラ・ワインスタイン
ワーナー・ブラザース
ケビン・デ・ラ・ノイ(共同製作&ライン・プロデューサー)
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイククリフ・ウォーレス
特撮ピクセル・マジック社(視覚効果)
ウィリアム・メサ(視覚効果スーパーバイザー)
衣装ナイラ・ディクソン
編集スティーヴン・ローゼンブラム
録音アイヴァン・シャーロック
アンディ・ネルソン[録音]
ロン・ベンダー(音響効果)
その他ビル・ドレイパー〔その他〕(プロダクション総指揮)
ピート・アンソニー(指揮)
あらすじ
1999年、内戦下のアフリカ・シエラレオネ。漁師であるソロモン・バンディー(ジャイモン・フンスー)は反政府軍組織RUFの襲撃によって家族と引き離され、ダイヤ採掘所へと連行される。厳しい監視下にありながら、ソロモンはピンクに輝く大きなダイヤモンドを発見し、土の中に隠すことに成功する。ダイヤの密売人ダニー・アーチャー(レオナルド・ディカプリオ)は投獄された刑務所においてソロモンに出会い、彼が大きなダイヤモンドを発見したことを知る…。

ヒゲ太】さん(2008-06-16)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(6点検索)】

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12


26.アフリカ訛りの英語を見事にマスターしたディカプリオ、瞬間的に見せる美しさが光るジェニファー・コネリー、そして家族想いの父親を演じたジャイモン・フンスーの主演3人は見事で、長尺だが最後まで飽きさせない映画としてもなかなかの佳作であるとは感じる。ただ、最後まで何かがひっかかる。同じズウィック監督の『ラストサムライ』がそうだったように、「エンタメ」として成立させるために、相当に単純化されたであろうシエラレオネ内戦(とくにRUF)の描写には注意が必要な気がする。いくら植民地の歴史や多国籍企業の暗躍や政府・軍の腐敗を描いても、この映画のインパクトはそこではなく、図式的に描かれたRUF(あるいはアフリカ人の)残虐さであり、とりわけドラマティックに描かれた少年兵たちの姿であるように思える。この映画を見ることで知る「アフリカ」とは何だろう。『ラストサムライ』を見て日本を「知っている」と語る欧米人の滑稽さを知っている僕たちは、この映画が、娯楽映画の文法にきわめて忠実な作品であり、「アフリカ」はその文法に沿ってのみ描かれていることに気づくことができると思う。映画をみて、最後までつきまとっていた違和感の正体は、そんなことなのかと思いつつ、まだまだすっきりないというそんな気分である。たぶん、すっきりする必要もないと思うのだが。 ころりさんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-02 05:57:23)(良:3票)

25.《ネタバレ》 5年前に一度見た時点では何も書く気がしなかったが、他のアフリカ関係の映画を見た機会に書いておく。
まず、どれだけ悲惨な話でもきっちり娯楽映画にしてしまう米映画産業には感心する。紹介文では「衝撃のアクション超大作」とされているが、村の自警団など笑わせるところもあり、最後は美人ジャーナリストの功績で世界が動いて、ただの漁師が立派な身なりで国際会議の晴れ舞台に立つのが非常に都合のいい展開で、ラストの説明文も真面目に受け取る気がしなくなった。ただし途中でラブシーンを完全に飛ばしていたのは悪くないと思う。

ところで劇中ではシエラレオネ共和国の国歌を披露する場面があったが、歌詞と実態のギャップが激しいのは悲しいことである。腕の切断はベルギー人が始めたという台詞があったが、ベルギー人が野蛮とすれば真似する連中も野蛮なのであって言い訳にもならない。先進国が諸悪の根源で途上国の民はみな善良、などという図式は必ずしも成り立たないのが現実であり、そもそも平和愛好的に躾けられている日本人とは倫理性のレベルが全く違うと思わなければならない
しかしここで大事なのは、人間に本質的な善悪はなく具体的な行動が問題だ、という登場人物の言葉と思われる。誰もが主人公のように行動できるわけではないが、しかし皆が衣食足りて礼節を知る状態になれば行動面にも自然に影響し、人の本性の善悪に関わりなく総体として穏やかな社会ができるのではと思われる。それは日本ではだいたい実現しているが、いずれこの地域にも期待できるのかも知れない。

また企業活動に関しては、最後に出たキンバリー・プロセスなるものの実効性がどうかはともかく、紛争資源に対して何らかの取組みが行われること自体は悪くない。その原動力になるものとして、この映画では消費者その他の庶民一般に働きかける形になっていたが、今なら投資家という言葉も出るかも知れず、また個別企業がそれぞれの動機で自ら制度遵守に取組む場面が生じることも考えられる。本質論として業界や企業の本性の善悪を問うのは無意味だが、しかし多くの個人の良心に沿った行動を合理的観点から選択することはありうるのであって、それが結果としていい方向に作用するなら否定すべきものでもない。
映画産業も基本的にはカネを追求しているわけだろうが、このように少し考えさせる内容を娯楽映画に入れること自体を悪く言えない気はして来た。 かっぱ堰さん [DVD(字幕)] 6点(2018-11-01 19:56:21)(良:1票)

24.すごくいい映画だった。まさにタイトルどおり、血のダイヤモンド。ダイヤはダイヤとして扱われるのに、人の命が命として扱われないアフリカ。ダイヤを巡っての攻防はすさまじかった。普通の子供たちがある日突然さらわれ、暴力とドラッグ漬けにされ少年兵に仕立て上げられていく恐怖、戦争のおそろしさ、全てがすごくリアルだった。アイランドって映画でも感じたが、ジャイモンフンスの演技は素晴らしい。目力があるとはこのことだと思う・・血と泥と汗の匂いが小さなテレビの画面からでも伝わってくるようだった。ディカプリオのダイヤへの執着心も見事に演じられていたと思う。でも一番恐ろしいのは、何も知らずにダイヤをほしがる先進諸国の人たちかもしれない。末端の奴隷は苦しみ続け、裕福な人はより裕福になるこの世のシステム。ダイヤがたくさんの人達の血と命が染み込んでいる宝石であることを知った。日本人も浮かれて買ってるアクセサリーも、見えないだけで血に染まっているのだろう。血と悲しみが詰まっているのだ。なんかもう、この映画を見てダイヤを買いたくなくなった・・・ ましゅまろシナモンさん [インターネット(字幕)] 6点(2011-09-18 01:55:17)(良:1票)

23.一個の石ころをめぐって多くの血が流れるというストーリー。
人類の歴史は、富を求めて愚かで血なまぐさい争いを繰り返してきたことに思いを馳せた。
ところで、ダイヤモンドってああやって転がっているものなのだろうか。 チェブ大王さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-12-29 22:41:46)

22.「婚約指輪は給料の3か月分」というコピーをデビアス社が作った事を知ってる人、他の宝石と違ってダイヤモンドは昔からデビアス社が相場をコントロールしていた事を知ってるような人からすれば「何をいまさら」というテーマの映画。
真摯に作られていて緊張感はある映画ですが、登場人物に感情移入できないのが致命的で、個人的には「それで?」という以上の感想が抱けませんでした。 あばれて万歳さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-04-01 09:54:37)

21.ディカプリオの熱演もさることながらアフリカ情勢の残酷さ、群がる強者の搾取がよく描かれていてリアルに発信している。
金の素材は紙っぺら、ダイヤモンドは石っころ。でも血は流れる。人間の欲望が争いを増す。これが現実。
ヒリヒリするような緊迫の戦いでよかった。 mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-12-22 23:40:38)

20.フィクションですが真実は捉えていると思います。平和ボケ、豊かさボケしないためにはいい映画だと思います。 ProPaceさん [試写会(字幕)] 6点(2014-09-10 21:08:25)

19.《ネタバレ》 こういう内容のものは苦手だなぁ、冒頭の手を切られる場面とか見てられん><。途中の恋愛部分もとってつけた感あるし、主人公たちにはまぁ見事な程弾が当たらないし。しかし、我々の日本から遠い国シエラレオネで起きている事、多少のエンターテイメントに振った内容とはいえ、RUFの少年兵への洗脳やダイヤモンドをめぐる戦いに驚きました。個人的に宝石類に興味がないからアレなんだけどもね。それにしても本作のディカプリオはカッコイイね!彼が出てなければ途中でみるのやめてたかもしんない。とってもいい俳優さんだとオモイマスハイ Kanameさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-11-22 09:31:57)

18.そこそこ良かったです。 Kさん [DVD(吹替)] 6点(2010-04-09 19:17:48)

17.ディカプリオもいい味出てきたなあ。
皆が知らない搾取のカラクリ。この流れを断ち切ることは出来ないのか srprayerさん [DVD(字幕)] 6点(2010-01-23 19:52:29)

16.まぁ普通ですね。途中まではすごく良かったのにラストになって急激にしらけました。お涙ちょうだいはきつい。戦闘シーンはさすがに迫力があったし、ディカプリオも渋くて良かった。 Balrogさん [DVD(字幕)] 6点(2008-04-04 13:38:59)

15.《ネタバレ》 人の欲望のために人が犠牲になってる。道端で倒れている人々、乱射される銃、悲鳴、少年兵を見ているといたたまれない。見てるうち、善悪が分からなくなる。でもそこが面白かった。

ラスト間際、急にラブモードになったのには違和感を覚えた。ディカプリオ、タフガイで良かったのに何か残念。あと、死期が迫って開眼したかのような善人っぷりが、お涙頂戴しすぎ。見る側に媚びないで欲しかった。 VNTSさん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-26 01:22:59)

14.ちょっと俺には重かった…。鑑賞後の爽快感が得られなかった。勉強になったという意味では良い映画ですが、全編通じて辛い展開。しかも長い。 にしきのさん [DVD(吹替)] 6点(2008-02-01 05:42:42)

13.悪くはないのですが、娯楽映画としても社会派映画としても何となく中途半端な感じの映画でした。ちょっと長すぎる気がします。 丸に梅鉢さん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-22 21:34:14)

12.《ネタバレ》 筋がやや荒っぽく、主人公たちに都合良い事ばかりの感じがしました。あんなに簡単に脱出出来る訳はないと思いました。「国境なき医師団」のアフリカで活動している医師の少年兵の話は、映画よりも、もっと凄まじいものでした。映画でも出てくる、暗示にかけるのは序の口で、実際には麻薬漬けにしてしまい、殺人マシーンにしてしまうということも行われているとの事でした。▼最後のRUF集落攻撃に、ロシア製の最強戦闘へり「ハインド」が出てきて、米国人傭兵部隊が何故?と疑問に感じました。自動小銃は米国製のものなのにです。RUFの使用自動小銃はロシア製のAKで納得いったのですが?アフリカに生まれなくて良かったというのが、最大の感想でした。 亜酒藍さん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-15 22:51:44)

11.一見全然関係無いように思えるのですが、なんとなくタイタニックに似ているような気がしました。ただ、主役として一人立ちした彼を観るのは初めてのような気がしました。 マー君さん [DVD(吹替)] 6点(2008-01-12 15:36:16)

10.《ネタバレ》 ディカプリオ出演の映画を久しぶりにみたが、彼の演技がよかった!戦闘のシーンはかなり迫力があってよく作りこまれた映画だと思う。テーマは重いためドキュメンタリー的なタッチで作ればもっといいものができそうだ。そもそもダイヤって本当に貴重なものなのか?実はどこかの資本家・企業が買い占めて小出しにしているんじゃないか?「ダイヤモンドは永遠の輝き」などというイメージを植えつけて。我々消費者ももっと真実を知る必要があるな、と感じた。 やぶからスティックさん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-07 16:02:02)

9.《ネタバレ》 アクションパートは「銃撃戦開始」→「走って逃げる」の繰り返しで、話がだれそうになったらとりあえず襲われるみたいな安易な繋ぎもあり、エンターテインメントとしてはけっこう単調な作りだと思う。しかし戦闘シーンそのものの真に迫った凄惨さと、アフリカの残酷すぎる状況が、走って逃げるだけの場面にも異様な緊張感を与えている。娯楽の要素と社会派の要素が相互に補い合っている、珍しい例。

子どもが兵士にされるとは聞いたことがあったけど、まさかこれを映像化するとは思わなかった。アフリカの紛争ニュースを聞くと、人間ってほんとうにどこまでも残酷になれる生きものなんだと痛感させられる。

純粋な好みでいうとハリウッドテイストはなしで、もっと重くしてほしかった。面白いとは思うけどテーマが重要な割りにあっさりしすぎていて、このストーリーだと二三年で忘れてしまいそうだ。 no oneさん [DVD(字幕)] 6点(2007-12-18 13:26:55)

8.《ネタバレ》 扱うネタは社会派であっても社会派映画として問題を露にしたり伝えたりという体はとらず、そのネタはひたすらサスペンスとアクションに従事する。だから面白い。さらにサスペンスとアクション以上にズウィックが比重を置くのが「男のドラマ」。ディカプリオの最期は、それまで見せてきたワイルドさからしてみればちょいとセンチメンタルに過ぎるような気もするが、あの最期のシーンこそがズウィックの真骨頂。紅一点ジェニファー・コネリーの存在は、子供が殺し殺される悲惨な世界の中で展開される、それぞれが異なる目的のために強力し合う男二人のドラマに華を添えることで作品の重さを軽減している。物語を終わらせるラストシークエンスは蛇足とまでは言わないが、社会派映画によくあるパターンでがっかり。もう一工夫欲しかった。 R&Aさん [映画館(字幕)] 6点(2007-11-16 11:21:39)

7.いろいろと勉強になりました。ただ少し時間が長かったかな。 doctor Tさん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-28 00:13:50)

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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 179人
平均点数 7.38点
000.00% line
110.56% line
200.00% line
310.56% line
410.56% line
552.79% line
62614.53% line
75932.96% line
85932.96% line
92312.85% line
1042.23% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.19点 Review21人
2 ストーリー評価 7.66点 Review27人
3 鑑賞後の後味 7.14点 Review28人
4 音楽評価 6.35点 Review20人
5 感泣評価 6.40点 Review22人

【アカデミー賞 情報】

2006年 79回
主演男優賞レオナルド・ディカプリオ候補(ノミネート) 
助演男優賞ジャイモン・フンスー候補(ノミネート) 
音響効果賞ロン・ベンダー候補(ノミネート) 
音響賞アイヴァン・シャーロック候補(ノミネート) 
音響賞アンディ・ネルソン[録音]候補(ノミネート) 
編集賞スティーヴン・ローゼンブラム候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2006年 64回
主演男優賞(ドラマ部門)レオナルド・ディカプリオ候補(ノミネート) 

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