みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
11.印象的なセリフがほとんどなかったなあ。唯一重要っぽい「アナタハダレ」も、全然心に響かなかった。これがラピュタなら、善玉・悪玉の主役級はもちろん、些細な脇役でさえ記憶に残る魅力的なセリフの宝庫なのに。ただ、巷にはびこったAIが賢くなりすぎて人間界の一歩先を解析し、自動的に作動するような世の中が間近と言われている昨今、この作品の中で語られる憂慮も別世界のたわごとと呑気に構えていられない気はする。 とはいっても、テーマが「ロボットの反乱」なら、『人造人間キャシャーン』(あくまでも実写じゃなくアニメ)の方が超シンプルで分かりやすく、ロボットの愛犬や乗り物のワクワク感も見どころがいっぱいあって、何より素直に喜怒哀楽を楽しめる。 本作は、無理やり政治を詰め込んで話を大人テイストにしあげている上、超美しいメトロポリスに見合うだけの、洗練されたデザインのロボットが登場しない。アルバートⅡのような、簡単に壊れてしまうもろさがあり、朴訥で、懐かしさを感じさせるロボットは確かにかわいくて私も好きだけど、いかんせん街自体が高次元なテクノロジーを駆使して造られているので、これらの不釣り合いさはどうしても違和感が残る。視聴しながらあちこちでバランスの悪さを感じていた。 映像美は素晴らしいので、視聴しなければよかったという後悔は全くないけれど、手放しでは感動できない。ジブリの実験的短編アニメ『On Your Mark!』のようにレイ・チャールズの音楽だけでセリフなしのアクションものとして、ぎゅっと縮めた作品にすれば、すごく見ごたえのある作品になった気がする。 【tony】さん [インターネット(邦画)] 6点(2023-02-13 15:46:59) 10.国内では異常に評価の低い作品。レトロで精細な画・CGはジブリの垢抜けてるとはいいがたい作風に不満があると新鮮に映る。(宮崎さんは手塚さんお嫌いでしたが、この国の長年にわたるジブリ偏重傾向もどうかな)欠点は洗練されすぎていて印象に残りにくいこと。 【レイン】さん [地上波(邦画)] 6点(2010-04-17 05:59:53) 9.全体の印象は、映像9.9ストーリーその他0.1って感じ。近年のアニメ作品ではダントツの映像の美しさで、もっともっと見ていたいと思ったくらい。こんな映像世界の作品をまた作って欲しい。今度はもう少しストーリーを練ったやつでね。 【稲荷寿司】さん 6点(2004-12-31 16:46:20) 8.近未来の超巨大国家都市メトロポリスを舞台に繰り広げられる、人間の業とそれに端を発する都市の崩壊。限られた登場人物をあくまでアッサリと描き、主役を都市そのものとしている点がおもしろい。だが、その結果としてどうにも薄っぺらい物語となってしまったところが寂しい。もちろん、観客それぞれが受け取るものは違うしそこが狙いなのだとは思うが、中盤までの盛り上がりやタメに欠けるため、クライマックスがフラフラっと終わってしまう。これが製作者の意図なのだとすれば、乱暴なのでは。 物語の背景がほとんど明らかにされないままなので、予備知識のない観客は混乱する。この点がもっとも乱暴だと思うゆえん。製作者は分かりきっていることを、観客にも押し付けているような感を受けた。頻繁なカット割りにも疲れる。 また、ディキシーランド・ジャズを使って独特の雰囲気を醸し出す手法は面白いのだが、日本アニメに共通する事柄として、どこかに古臭さを残そうとする点で目新しくないのが残念。レイ・チャールズの選曲は見事だ。 画面の出来はすばらしく、細部まで書き込まれていて飽きることがない。大したもんだ。りんたろう、本気である。その点では大いに楽しめるものだ。キャラクターも古風で、魅力を感じる。とくに、この作品の魂でもあるティマの魅力は非常に大きいものがある。彼女にここまでの魅力がなければ、言うまでもなくこの作品は失敗だ。 CGを多用しながらも、それをあまり感じさせない画面作りも見事の一言。キャラのアナログさとそぐわないとの声もあるようだが、これはこれでいいと思う。このディティール作りに躍起になりすぎたのではと思えてくるぐらい。どうも、これがやりたくて物語があるように思えるのは疑いすぎだろうか。 この作品は物語としては平凡になってしまったものの、技術や表現の面でアニメの持つ力を試す壮大な実験場なのではないだろうか。そういった意味では今後のアニメ映画に影響を与えていくものは多いのでは。 【トト】さん 6点(2004-05-15 06:21:22) 7.映像が細かいところまで描きこまれていてすごかった。すごすぎて目が疲れはしたが。 【洟垂れ】さん 6点(2004-02-07 00:59:17) 6.最後の展開はすごくがんばっていたので6点。 【ノマド】さん 6点(2003-11-09 18:39:25) 5.《ネタバレ》 CGは進歩したなという印象。救いの無いエンディングかと思ったら、最後ケンイチの店にティマが立っていたのを見て、良かったなぁと。その後の再生が期待できる終わりだった。 【ロカホリ】さん 6点(2003-10-13 00:15:54) 4.映像も綺麗、音楽もセンスいい、キャラクターも手塚好きの私としては受け入れられる。でもイマイチぐっとこないのは、細かすぎる説明のせいかも。手塚らしいところなのかもしれないけど、そこを省いても伝えたいことは伝わったはず。アニメだからとは言えないけど、子供にも分かりやすいくらいに仕上げて欲しかった。 【ここなっつ】さん 6点(2003-10-03 12:50:39) 3.原作は泣きました。単純にして深いテーマです。天使像をモデルにしたという演出も見事でした。なんで素直にこれでいかなかったんだろう? 映像が素晴らしいだけに惜し過ぎる。ロックは必要ないし、ティマではなく、ミッチーで描いて欲しかった。コマーシャリズムへの迎合が見られ残念。 【大空を自由に舞う小鳥】さん 6点(2003-07-15 14:13:10) 2.映像が凄かった。こんなに凄いアニメ作品を見たのが初めてだったから感動しました。ロボットの動きの面白さ、滑らかさに見入る事うけあいです。しかし、ストーリー構成・台詞まわしを含めた脚本には力一杯文句を言いたい。もっと人物に感情移入できる掘り下げ方、説明臭くならずなおかつ子供でも筋が読めるぐらいの進行が出来たと思う。この映像に、一言一言練り込み洗練され尽くしたセリフ、綿密に計算された構成があれば不朽の名作と成り得たのに勿体無い。超高級なスピーカーでAMラジオを聞いてる気分でした。まあ気に入った作品だけに厳しい事ばかり書きましたが、いい作品である事に変わり有りませんので、まだ見てない人は映像だけでも必見なのでぜひ見てみて下さい。 【coo】さん 6点(2003-04-02 23:12:11) 1.試写会行って、りんたろう監督を生で見たんだよなぁ。懐かしい。映像はすごいですよねえ、ほんと。ジェームズ・キャメロンが絶賛するだけあります。が、しかしなぁ、ストーリーがなぁ、、、、つまらんかった。 【あろえりーな】さん 6点(2001-07-08 23:46:41)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS