みんなのシネマレビュー

マンイーター

Rogue
2006年【米・豪】 上映時間:92分
アクションホラーアドベンチャーパニックもの動物もの
[マンイーター]
新規登録(2012-03-24)【3737】さん
タイトル情報更新(2024-05-04)【タコ太(ぺいぺい)】さん
公開開始日(2012-04-14)


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監督グレッグ・マクリーン
キャストラダ・ミッチェル(女優)ケイト
ミッシェル・バルタン(男優)ピート
サム・ワーシントン(男優)ニール
ミア・ワシコウスカ(女優)シェリー
ロバート・テイラー〔1963年生〕(男優)
脚本グレッグ・マクリーン
製作グレッグ・マクリーン
製作総指揮ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
配給ポニーキャニオン
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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3.《ネタバレ》 野生動物系パニック映画は根強い人気を誇る定番ジャンル。本作の主役は『ワニ』でした。実績、見た目、ネームバリュー、どれをとっても紛うことなきA級の『危険動物』です。しかも邦題は華々しく『マンイーター』ときました。これはワニ版の『ジョーズ』かと内心期待しましたが、思惑とは少々趣が異なる仕上がりでした。
本作の敵ワニは、それはもう巨大です。何処にでもいる(?)駄ワニとは明らかに格が違う異様なサイズ。しかしその外見とは裏腹に、特別狂暴でもなければ、悪魔的な知性を持ち合わせている訳でもありません。見た目は怪物、中身は普通のワニ。いわば逆・江戸川コナン君。『投棄された核廃棄物で~』とか『科学工場が垂れ流した薬品が~』みたいなギミックで創り上げたモンスターではなく、純粋に『大きな野生ワニ』とした点は潔くて好感が持てますが、その反面、エンターテイメントな刺激的展開には欠けました。ワニにしてみれば、テリトリーに食糧が迷い込んできたから捕獲したまでの話。確かに、喰われた人より助かった人の方が多かったです。
パニックホラーにしては薄口な仕様で、もう一工夫欲しいと感じました。『地の利』を最大限活かすことで、普通のワニをモンスターに変える事は可能なワケで、終盤2人に課した試練を初めからパーティ全体に与えても良かったと思います。また薄口と感じるもう一つの要因は、登場人物に与えられた役割の部分。主人公とヒロイン以外のキャラは「喰われる人」か「喰われない人」の2択でしかなく、個別のドラマが欲しいと思いました。妻に先立たれた老人とか、カメラマニアとか。彼らにもっと仕事をさせてください。優れたパニック映画には、秀逸なサブストーリーが付き物です。
もっとも、濃いめ・脂マシマシがエンタメの正義ではありません。こんなアッサリ風味のパニックホラーも悪くない気がします。ただし、邦題『マンイーター』は大袈裟です。 目隠シストさん [インターネット(字幕)] 6点(2020-12-25 18:50:42)

2.《ネタバレ》  地に足の付いた、王道のモンスターパニック映画って感じですね。

 オーストラリアの奥地を舞台としており、適度な「旅気分」を満喫させてくれるし、始まって十分もしない内に皆を乗せた舟が「クロコ探し」に出発するのもスピーディーで、良い感じ。
 川下りの際に「アフリカの女王みたいだ」って、自分が思った事を劇中人物が口にしてくれるのも、妙に嬉しかったです。

 ワニに襲われる恐怖だけでなく「緊急避難先の小さな島も、やがて満潮になれば水没してしまう」っていう恐怖を付け足してる辺りも上手い。
 救助を待つべきか、危険を承知で脱出を試みるべきかという二択問題に「制限時間」が設けられている形であり、緊迫感を高めていたと思います。

・遭難者の中で最も頼りになりそうな人物が、真っ先に喰われてしまう。
・嫌な奴が「実は良い奴だった」と判明した直後に喰われてしまう。
・餌にされずに済んだかと思われた犬が、結局は喰われてしまう。
・喰われたかと思われたヒロインのケイトが、実は生きていた。

 って具合に「誰が生き残るのか」を読めなくする、適度な意外性を盛り込んでいる辺りも上手かったですね。
 主人公についても、途中で手を喰い千切られる場面があるもんだから(もしや?)と思えて、最後まで油断せずに観ていられましたし。
 「自らを囮にして、木の杭で串刺しにする」っていうワニの倒し方も、派手で良かったです。

 翻って、短所を述べるなら……
 やはり「島から脱出した後が、少し冗長」って辺りが挙げられるかな?
 これを欠点と言うのは可哀想な気もしますが「小さな島に漂流してしまい、周りにはワニがいるので逃げられない」ってシチュエーションが魅力的だっただけに、島からの脱出に成功した後は、もっと手早く纏めて欲しかったんですよね。
 漂流者グループの人数が多かった割に、島の脱出後は主人公以外が殆ど出てこなくなるってのも、流石にバランスが悪い。
 お陰で、主人公とワニが戦ってる最中にも(他のメンバーはどうなったの? 無事に逃げ切れたの?)って事が気になって、折角のラストバトルに没頭出来なかったですし。
 結局「途中で別れたメンバーは全員無事に助かった」ってオチになるので、ハッピーエンド色を強める効果はあるんですが、マイナスの方が大きかったんじゃないかと。

 「中盤までは面白くて、終盤ちょっと退屈」って構成なので、鑑賞後の印象という点では不利になってしまうのが残念ですね。
 呑気なエンディング曲も味わい深いし、憎めないというか、愛嬌のある映画ではあるんですが、傑作とは言い難い……そんな一品でありました。 ゆきさん [DVD(吹替)] 6点(2020-09-30 08:39:10)(良:1票)

1.あまり意外性もなく盛り上がりに欠けますが、あり得ない話ではないのでオプショナルツアー好きには結構怖い映画です。低予算ですがそれなりに楽しめました。
ProPaceさん [地上波(吹替)] 6点(2015-03-11 18:27:46)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 5.81点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
316.25% line
4318.75% line
5425.00% line
6318.75% line
716.25% line
8318.75% line
916.25% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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