みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
3.《ネタバレ》 戊辰戦争下、新潟の新発田藩の囚人11名が自由を賭けて、官軍を迎え撃つ。どんちゃんやってるだけで中身がねえぞ。もう一度観る。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 6点(2024-11-10 00:42:38) 2.《ネタバレ》 「仁義なき戦い」で知られる笠原和夫が1964年に書いた脚本だが、東映京都撮影所の所長だった岡田茂が「結末が気に入らない」としてボツにしたと記事で見た。それが少し分かった気がする。多数の命を救うために少数(しかも大半は罪人)を犠牲にするのはやむを得ないかもしれない。溝口はよくやったのだろう。そこが理解できるからこそ、やり場のない虚しさが残る。よく出来た脚本と認めつつ、別のエンディングを望む自分もいるって感じかな。奥羽越列藩同盟の評価は自分の知識では語れないので省略。映像は大迫力だった。少し意地の悪い言い方をすればごちゃごちゃしていて騒々しい気もしたが、そもそも戦争とはそういうものか。仲野太賀が山田孝之に引けを取らずW主演の一角として立派にやり遂げたのはなんか嬉しい感じ。26年の大河ドラマが今から楽しみだ。玉木宏は鶴見中尉が浮かんできてどんなやばいことしでかすんだろうってヒヤヒヤしてたけど、あれは山縣だったな。いかんいかん。紅一点の鞘師、意外な発見で面白い。ナダル、出てきただけで笑うわ。興収伸び悩んでるのは残念だなあ。 【リーム555】さん [映画館(邦画)] 6点(2024-11-06 22:42:43) 1.《ネタバレ》 日本の時代劇ものでド派手なアクション時代劇ってなんか久々な気がして、鑑賞前はかなり期待しちゃってました。でもここに出てくる十一人は全員が剣術使いや格闘のプロっていうわけではないので、実際に中心になって戦うのは半分くらい。なのでやや物足りなさは感じられた。それとほんの小さな閉鎖空間での少人数同士の戦いなので、スケールの小ささは否めませんでした。 ただそれでも次々と起こるトラブルの数々で、グイグイと引き込まれ飽きることなく最後まで観れました。 主人公の山田孝之が、終始どっちつかずな行動をするから主人公としての吸引力の弱さを感じてしまった。それでも最後の最後に仲間のために命を掛けるシーンだけはグッときた。ただな~...やっぱり遅すぎたかな~...。もうちょっと主人公と同調できてたらだいぶ評価も変わってたかも。良くも悪くも普通な人だから、状況次第でコロコロと態度が変わってしまうのはリアリティあってそれはそれでいいんですけどね。でもやっぱり主人公なんだからもうちょっと物語の中心でしっかりと立ち振舞ってはほしかったかも。正直他の登場人物たちの方がキャラ立ってたし、印象にも残りやすかったな。 この戦いそのものがただの時間稼ぎにしかすぎないから、なんかもうその時点で切なすぎる。実話を元にとのことだけど、どこまでがフィクションなのか気になる~。てかこれが実話ネタだっていうのは鑑賞後に知ったんだけどね。でも劇中にやたらといつどこでの説明がなされるから、ん?もしかして!とはなったけど。で、案の定だった。賊軍の中でおバカと女性だけが生き残るラストは、複雑化していく現代社会でも処世術のお手本的な意味合いも込められてるのかな。でも俺はあのおバカが最後に阿部サダヲをやっちゃうのかと思ってましたよ。でもやらなかったから生き残ったわけですもんね。 千原せいじはまだいい。女好きな坊主に見えるから。でもナダルは見えないんですよ。官軍の将に。イジられ芸人にしか見えない。 とにかく官軍との戦いだけでなく味方との戦いもあるから、緊張感は半端なくってヒリヒリとした空気感は映画館でしか味わえないものだった。 官軍と手を組むことが分かったのになぜその時点で敵として同盟軍は何もせず、首謀者の阿部サダヲの切腹だけで済ませようとしたのか、あそこだけどうしても理解が追いつけなかったです。はい。 藩士ではなく道場主の彼が最後に、自分が十一人目の賊軍だ!てなったけどなんか昔見た「宇宙からのメッセージ」を思い出しちゃった。てかその時点で賊軍て十人しかいなかったんだ~...のほうが強かった。正直そこまで人数あまり気にしてなかったしw まあでも、なんだかんだで面白かったです。はい。 【Dream kerokero】さん [映画館(邦画)] 6点(2024-11-01 21:23:31)
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