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北京の55日

55 Days at Peking
1963年【米】 上映時間:160分
アクションドラマ戦争もの歴史もの
[ペキンノゴジュウゴニチ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-02-18)【イニシャルK】さん
公開開始日(1963-10-19)


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監督ニコラス・レイ
ガイ・グリーン(ノンクレジット)
アンドリュー・マートン(ノンクレジット)
助監督アンドリュー・マートン(第二班オペレーション監督)
キャストチャールトン・ヘストン(男優)マット・ルイス少佐
エヴァ・ガードナー(女優)ナタリー・イワノフ男爵夫人
デヴィッド・ニーヴン(男優)英国公使アーサー・ロバートソン卿
伊丹一三(男優)柴大佐
ジョン・アイアランド〔男優・1914年生〕(男優)ハリー軍曹
フローラ・ロブソン(女優)西太后
ハリー・アンドリュース(男優)ド・ベアルン神父
レオ・ゲン(男優)栄緑将軍
ロバート・ヘルプマン(男優)端郡王
フィリップ・ルロワ(男優)ジュリアード
ポール・ルーカス(男優)スタインフェルト
ウォルター・ゴテル(男優)ホフマン
ジャック・セルナス(男優)ボブリンスキー
ジョン・モルダー=ブラウン(男優)(ノン・クレジット)
納谷悟朗マット・ルイス少佐(日本語吹き替え版)
翠準子ナタリー・イワノフ男爵夫人(日本語吹き替え版)
中村正[声優]英国公使アーサー・ロバートソン卿(日本語吹き替え版)
羽佐間道夫柴大佐(日本語吹き替え版)
大塚周夫ハリー軍曹(日本語吹き替え版)
千葉耕市端郡王(日本語吹き替え版)
小林修(日本語吹き替え版)
仲村秀生(日本語吹き替え版)
富田耕生(日本語吹き替え版)
細井重之(日本語吹き替え版)
木原正二郎(日本語吹き替え版)
塩見竜介(日本語吹き替え版)
石井敏郎(日本語吹き替え版)
矢田稔(日本語吹き替え版)
北村弘一(日本語吹き替え版)
納谷六朗(日本語吹き替え版)
加藤治(日本語吹き替え版)
槐柳二(日本語吹き替え版)
野本礼三(日本語吹き替え版)
緑川稔(日本語吹き替え版)
矢島正明ナレーター(日本語吹き替え版)
仁内建之(日本語吹き替え版)
千葉順二(日本語吹き替え版)
脚本フィリップ・ヨーダン
ベン・バーズマン(ノンクレジット)
ロバート・ハーマー(追加脚本)
音楽ディミトリ・ティオムキン
作詞ポール・フランシス・ウェブスター"So Little Time"
作曲ディミトリ・ティオムキン"So Little Time"
主題歌アンディ・ウィリアムス[1927年生]"So Little Time"
撮影ジャック・ヒルデヤード
ジェリー・フィッシャー(カメラ・オペレーター〔ノンクレジット〕)
製作サミュエル・ブロンストン
特撮アレックス・ウェルドン
美術ジョン・ムーア〔美術〕(プロダクション・デザイン / セット装飾)
衣装ジョン・ムーア〔美術〕
編集ロバート・ローレンス〔編集〕
録音デイヴィッド・ヒルドヤード
ゴードン・K・マッカラム
日本語翻訳木原たけし
その他C・O・エリクソン(プロダクション・マネージャー総指揮)
ディミトリ・ティオムキン(指揮)
モード・スペクター(キャスティング)
あらすじ
1900年夏、眠れる獅子と呼ばれる中国の首都北京。中国分割の機会を狙う列強は義和団という正体不明の集団が外国人に対するテロを行いながら北京に迫っていると知らされるが、アメリカ人ルイス少佐(ヘストン)は義和団が単なる暴徒ではないと感じる。中国人全般の排外感情が感じられる中、ドイツ公使が殺され、イギリス公使の息子が撃たれ、ロシア人女性ナターシャ(ガードナー)は帰国の途を断たれる。体面を重んじる外交官らは居残りを決定するが、ルイス少佐ら11カ国出身の寄せ集めの軍人たちは外国人居留者を守れるのだろうか?

かわまり】さん(2005-07-31)
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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6.《ネタバレ》 冒頭いきなりそれらしく作った城壁や街並みに驚かされるが、その後も巨大な楼閣が炎上して崩壊するなど、こんなものを実物でよく作ったものだと思わされる。壁に「殺」「焼」と大書されていたりするのが殺伐とした雰囲気を出していたが、ほかにも火薬箱に「容易起火」と書いた紙が貼ってあるなどアメリカ人には読めないわけだ。なお清国人を斬首するのに辮髪を掴んでいたのは使い勝手がよさそうだった。

当時の列強の政策自体はほめられたことではないとして、アメリカだけは別に領土的野心はなかったのだとアピールしていたようである。また清国側が民衆運動を都合よく使って示威行動なり破壊活動をさせていたのを見ると、こういうのは昔からあったのだと改めて思わされるが、その制御を誤ると権力が滅ぶというのが最後の西太后の述懐だったらしい。
列強側は11か国といいながら、アメリカ映画なので米英中心なのは当然として、意外に日本もアメリカ寄りで目立つ場所にいる。これは史実というより第二次大戦後の日本の立ち位置の反映かも知れないが、単なる子分というだけでもなく、いきり立つアメリカを宥めて協調を促したように見える場面もあった。敵の警備兵をカラテで倒したのも日本人ではないか。アメリカ人が英独仏伊には各国語で呼びかけておいて、日本語だけ出て来なかったのはナメられているような気もしたが、けっこう親日的というか変になれなれしい映画には見えた。
基本的には、日頃は利害が対立していても有事には協力していこう(アメリカ主導で)という映画だったようで、昔の日本も孤立して世界と戦うばかりでなく、ちゃんと他国と連携しようとしていた時代もあったというのは悪くない。今はそういうお仲間をどれだけ作れるかが問題だろうが、現実問題としてアメリカを当てにしていればいいわけでもなく、まあ前途多難だというしかない。

登場人物では、﨟󠄀たけたロシア婦人が一応ヒロインだったようだが、それはともかく自分としては、昔の夏帆を思わせる可憐な少女が救われてもらいたいとだけ思いながら見ていた。主人公の少佐に対して部下の軍曹や神父までが、この子にまともに向き合え、と強要していたのは笑った。この少女が幸せになりさえすれば、あとは大清帝国がどうなろうがハッピーエンドということだ。
そのようなことで、結果的にはそれなりに面白い娯楽映画だった。 かっぱ堰さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-11-14 09:25:40)

5.《ネタバレ》  平成24年10月7日全面改訂。とにかく扱ってる題材はいいのに、台本がつまらない。これだけ大きな歴史的事件として、あるいは絶望的な状況で戦い抜いた少数の人々の姿を描くなど、いくらでも描き方があったのに、実際には凡百の恋愛ものが多くのウェイトを占め、少なくとも「義和団事件」を扱った映画として期待されるものは満たしていないと思う。
 是非、リメイク希望。(できたら、日本資本で。冒頭で最近の暴動、破壊行動の実写でも入れれば、100年たってもほとんど進歩の見られない民度の低さとか、あるいは清朝とあまり変わらない現政権の夜郎自大ぶりとか、下手な広告よりよほど効果があると思われw) rhforeverさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-12-01 11:32:51)

4.《ネタバレ》 セットが豪華で凄いな~と感心しました。
花火や火薬を使った戦闘シーンも見ごたえがありました。
面白かった。

しかし、伊丹十三さんが出演しているにもかかわらず、白人による白人の為の映画という印象を受けました。
ラストに援軍が来た時は、普通なら良かった♪と思うのでしょうが、あ~あ、東洋人が負けちゃったと感じ、喪失感の方が大きかった。
私は中国人ではありませんけれど。

それから、戦争中だと言うのに女性達のドレスが豪華なのも違和感を覚えました。 たんぽぽさん [DVD(字幕)] 6点(2010-07-25 21:31:12)

3.《ネタバレ》 アクションの迫力は59年製作の『ベン・ハー』に遠く及ばず、豪華絢爛を見せつけたパーティのシーンの優雅さはこの作品と同じ年に製作された『山猫』に遠く及ばない。それでもこの作品が異色かつ魅力的なのは、この映画がハリウッドスペクタクルの顔とリアリズム系ヨーロッパ映画の顔を同時に持っているからだと思う。米英の視点から描くストーリーはハリウッド流だが中国側からの視点も無視されていない。チャールトン・ヘストンというスター俳優がスター俳優らしくかっこよく登場しても一人果敢にばったばったと敵を倒してゆくわけでもない。ヒロインの死というドラマチックなプロットが用意されていてもその死を看取るのは医者一人という極めて盛り上がりの欠けるものとなっている。ハリウッドの歴史大作としてソツなく「事件」を描きながら「人間」もしっかりと描かれている。ただ、主人公に偏った物語にせずに多くの人物のドラマを見せようとしているのは好感が持てるが少し散漫に感じた。ラストの連合軍各国行進はTDLの「イッツ・ア・スモールワールド」を思い出した(笑)。 R&Aさん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-05-26 18:19:35)(良:3票)

2.投稿数,もう少しあるかと思ったら少ないですね~。父のコレクション『世界映画音楽』というレコードにあった「北京の55日」を,小さい時によく聞いていたので,ストーリーを早く理解できるようになりたいと願っていた思いで深い作品。英語も知らないのに「♪fifty five days at peking!」なんて唄っていたな~。内容的には,時代背景を押さえていないと理解できないと思うが,ラストは切なくてカッコいい(と思ってしまった)。 ロウルさん 6点(2003-11-27 01:42:17)

1.義和団事件の際、外国領事館員らを救出し治安維持の中心になったのは日本軍であり、ロシア軍等は略奪の限りを尽くしたなんてことも史実のとおり描いて欲しかった。C・ヘストンはやっぱりいいねぇ。 権蔵さん 6点(2002-10-20 12:45:31)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 6.55点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1963年 36回
オリジナル主題歌ディミトリ・ティオムキン候補(ノミネート)(作曲)"So Little Time"
オリジナル主題歌ポール・フランシス・ウェブスター候補(ノミネート)(作詞)"So Little Time"
作曲賞(ドラマ)ディミトリ・ティオムキン候補(ノミネート) 

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