みんなのシネマレビュー

南極日誌

Antarctic Journal
(남극일기)
2005年【韓】 上映時間:115分
ドラマサスペンスアドベンチャー
[ナンキョクニッシ]
新規登録(2005-09-08)【ドラえもん】さん
タイトル情報更新(2006-11-08)【カニ】さん


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監督イム・ピルソン
キャストソン・ガンホ(男優)チェ・ドヒョン隊長
ユ・ジテ(男優)ミンジェ
パク・ヒスン(男優)イ・ヨンミン
キム・ギョンイク(男優)ヤン・グンチャン
ユン・ジェムン(男優)キム・ソンフン
チェ・ドンムン(男優)ソ・ジェギョン
カン・ヘジョン(女優)イ・ユジン
原作イム・ピルソン(原案)
脚本イム・ピルソン
ポン・ジュノ
イ・ヘジュン
音楽川井憲次
撮影チョン・ジョンフン(撮影監督)
製作チャ・スンジェ
ノ・ジョンユン
配給シネカノン
字幕翻訳根本理恵
あらすじ
韓国の冒険家6人は、世界的に有名な登山家である隊長に率いられ、南極の到達不能地点をめざして進む。夜になっても沈まぬ太陽、激しいストーム、極寒の不毛地帯を進む勇敢な6人の隊員たち。ある日、イギリスの冒険隊が80年前に埋めた日誌が発見され、下っ端のミンジェは隊長から日誌を託されるのだが…

パブロン中毒】さん(2006-03-05)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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2.何の予備知識もなかった事で邦題から浮かんだイメージから、てっきり「運命を分けたザイル」のようなセミドキュメンタリー・タッチの再現ドラマとばかり思っていたのだが、まったく私の予想を大きく覆す作品であった。ここに登場するのは、南極を探検する者が未だ成し得ないと伝えられる「到達不能点」を目指す韓国クルーたち。その彼らの身に起きる不思議な体験を描いた本作は、韓国映画お得意のホラー的要素を取り入れたミステリアスな冒険譚である。碧空に眩しく光り輝く太陽の下、真っ白な氷原を突き進むクルーたちの姿は、南極探検としては極めて常識的な光景である。このゆったりとした日常的な描写のオープニングから、天候の変化と歩調を合わせるかのように、ドラマは次々とその様相を変えていく。太陽が沈むことのない世界では昼夜の区別もつかず、不眠に悩まされる隊員たち。来る日も来る日も真っ白い氷に閉ざされた自然を前にして、徐々に彼らの精神状態に狂いが生じていく。映画はそういった隊員たちの様子を、真実味をもって丁寧に描いていく。目的地へ向かう極限状況の中、疲労で脱落していく者。或いは方向感覚を失って幻覚を見る者。救助を求める者に対し頑なに拒否し、何かに取り憑かれたように歩みを止めないリーダー。それには理由があるのだが・・・。しかしホラー色が強まる後半の作劇はむしろ余計であり、それまでの濃密な描写までもが薄っぺらなものに感じてしまう。ここはやはりギリギリにまで追い詰められた男たちの緊迫のドラマを、あくまでも正攻法で最後まで描ききって欲しかった。ただ、大自然を捉えた撮影の素晴らしさは言わずもがな、朽ち果てた小屋の幻怪的な効果などは美術力の賜物であり、どんなジャンルの作品を撮っても韓国映画の本気度が伝わってくる。どこかの国のユルさ加減とは大違いだ。それにしてもソン・ガンホの狂いっぷりは見事で、彼独特の目の演技はここでも遺憾なく発揮されたと言える。 ドラえもんさん [映画館(字幕)] 7点(2005-09-15 01:04:41)(良:2票)

1.《ネタバレ》 サスペンス部門での韓国映画というのは、やはり凄い。画面に引き込まれる感覚を覚得ます。本作の場合一面氷の世界。画面が代わり映えしないため密室劇のような印象を持ちました。徐々に追い詰められていく隊員たち。壊れていく自我。見応え十分です。ただ、状況が追い詰められていく後半は、この探検隊同様に観客も迷走します。キーアイテムの「南極日誌」にしても、隊長のトラウマにしても活かされているとは言い難い。というのも全部が壊れすぎていて、何がどうなったのか非常に分かりづらいから。人物の見分けが難しいこともその一因です。みな同じような風貌。同じアジア人の自分でさえ判別し難いのですから、欧米人が見たら全く区別がつかないのではないかと思います。不到達地点は、人の欲望の到達点。当然満たされる場所などあろうはずも無い。そのメッセージは伝わってきました。 目隠シストさん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-30 17:27:07)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 5.33点
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100.00% line
200.00% line
3213.33% line
4533.33% line
500.00% line
6426.67% line
7213.33% line
8213.33% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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