みんなのシネマレビュー

サンドラの週末

Two Days, One Night
(Deux jours, une nuit)
2014年【ベルギー・仏・伊】 上映時間:95分
ドラマ
[サンドラノシュウマツ]
新規登録(2015-03-15)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2015-08-31)【イニシャルK】さん
公開開始日(2015-05-23)


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監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ
リュック・ダルデンヌ
キャストマリオン・コティヤール(女優)サンドラ
ファブリツィオ・ロンジョーネ(男優)マニュ
オリヴィエ・グルメ(男優)ジャン=マルク
モルガン・マリンヌ(男優)
脚本ジャン=ピエール・ダルデンヌ
リュック・ダルデンヌ
撮影アラン・マルクーン
製作ジャン=ピエール・ダルデンヌ
リュック・ダルデンヌ
配給ビターズ・エンド
その他中谷美紀(日本版予告編ナレーション)
あらすじ
休業から復帰したサンドラ(マリオン・コティヤール)は従業員のボーナス支給のため上司から解雇を言い渡されるが、自身の解雇撤回のため従業員一人一人を訪ねて説得に奮闘する。

DAIMETAL】さん(2015-06-15)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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4.《ネタバレ》  ただただ、会社のクソっぷりに腹が立ちました。と言っても主人公に一方的に肩入れしているわけでもありません・・・。 

 では、何に腹が立っているのかというと、経営者の覚悟のなさ加減です。会社経営はきれいごとだけでは出来るものではありませんから、利益が出ない厳しい状況であれば倒産を避けるために人員整理や給与削減はやむを得ないと思います。

 ただ、それをなぜ経営者が決断せず、社員の投票で決めさせるのか。これは民主的で社員の意思を尊重しているようで、実は、自らが描いたシナリオに社員をのせて、さも社員たちが自らの意思でその結果を決めたと思わせる卑劣極まりないやり方でしかなく、しかもそのシナリオが投票結果がどちらに転んでも良いときており、怒りを感じます。

 おまけに最後のやり取りも最低極まりなく、心の病から立ち直ったばかりの主人公を再び奈落に落とし込むような仕打ちは目もあてられません。
 
 しかしながら、その最低ぶりが主人公を逆に前向きにさせる一因でもあって皮肉なものだなとも思いました。  TMさん [DVD(字幕)] 7点(2018-08-30 22:10:36)

3.《ネタバレ》 ダルデンヌ兄弟の新作。会社は金を得るための集まり。時として一緒に助け合ったりして働いてる「仲間」なのに、その「仲間」より金の方を優先する人も出てくる。サンドラは、ボーナスか自分かの選択を突きつけられた「仲間」に接していくうちに、この会社は一緒に働くのに値しない会社だと分かってくる。結局、サンドラはクビになるのだが、ボーナスより彼女を選んだ仲間には、大切なものを失わずに済んだ誇りのようなものが残る。ダルデンヌ兄弟は、新しい社会の病理などに飛びつかず、今足元で起こっている人の絆の問題を、改めて何度も何度も映画にしていく。新しい社会問題を取り上げるのだけが、映画ではない。もしかすると歴史に残る作品は、ダルデンヌ兄弟の方の作品かもしれない。 トントさん [DVD(字幕)] 7点(2016-07-30 13:54:19)

2.ヨーロッパ映画だな~って、しみじみ思ってしまう..派手で娯楽性の高い、ハリウッド映画とは対称的な、重~く、身につまされる、作品..淡々と(長々と)、ひたすら復職を願い、同僚に会いに行く主人公を撮り続ける..ヒューマンドラマ..不覚にも、サッカーコーチをしていた同僚..告白シーンで、泣いた..クライマックスの、主人公の言動(決断)、人として とても共感できた..最後、歩いて行く主人公の横顔..軽くニヤりと笑ったように見えたが、そのシーンが意味深く、とても印象的だった..本作のシチュエーション..他国のことながら、如何なものか..日本では、そうそうない事だと思うのだが..とてもシリアスでリアル、観ている者に、問題を投げかけ、考えさせられる、秀作... コナンが一番さん [DVD(字幕)] 7点(2016-02-15 20:33:16)

1.サンドラはうつ病を克服し、復職のめどが立ったと思い込んでいるからこそ理不尽な解雇に反対してくれる支持者を集めるわけだけど、安定剤は手放せないしすぐ泣くし情緒不安定だし、明らかにうつ病は治ってない。このお話はサンドラがうつ病を完全に克服するまでを描いた闘病映画です。同僚の家を一軒一軒訪ね歩き、いろんなことを言われるわけですよね。嫁が失業して金がいるとか、新しい彼氏と生活するために金がいるとか。同僚たちの大半は経済的に苦しい状況に置かれている。中にはサンドラを批判したり、精神病で休職していた女性に対して言うには度が行き過ぎた冷静な意見を述べる人もいて、サンドラの感情は常に激しく揺れ動いている。でも、サンドラは感情を表情で表現しない。もしくは表情を押しつぶすために必死で、顔で戦争が起きているような状態。安定剤を1箱飲むときも無表情という徹底した鉄仮面ぶり。この差がスリリングで非常に面白かった。何度も支持者集めを諦めようとするんだけど、夫に励まされたりちょうどいいタイミングで支持を表明する人が現れたりして、サンドラは支持者集めを続ける。ここでの感情の動きは、精神が弱っている人とどう向き合うべきか、当事者はどうするべきかを観客に問いかけているんじゃないかと。社長や上司に批判を声を上げるわけではなく、弱者に寄り添った視線(手垢ベッタベタの表現だけど、これが一番適した表現だと思う)で静かに物語を描き出す監督には恐れ入りました。 カニばさみさん [映画館(字幕)] 7点(2015-06-05 19:50:08)

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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 6.50点
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4216.67% line
500.00% line
6433.33% line
7433.33% line
800.00% line
9216.67% line
1000.00% line

【アカデミー賞 情報】

2014年 87回
主演女優賞マリオン・コティヤール候補(ノミネート) 

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