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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ

Venom: Let There Be Carnage
2021年【米・中】 上映時間:97分
アクションSFアドベンチャーシリーズもの漫画の映画化
[ヴェノムレットゼアビーカーネイジ]
新規登録(2021-12-10)【なにわ君】さん
タイトル情報更新(2023-04-26)【TOSHI】さん
公開開始日(2021-12-03)


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監督アンディ・サーキス
キャストトム・ハーディ〔男優〕(男優)エディ・ブロック / ヴェノム
ウディ・ハレルソン(男優)クレタス・キャサディ / カーネイジ
ミシェル・ウィリアムズ(女優)アン・ウェイング
ナオミ・ハリス(女優)フランシス・バリソン / シュリーク
スティーヴン・グレアム(男優)パトリック・マリガン刑事
トム・ホランド〔男優・1996年生〕(男優)ピーター・パーカー / スパイダーマン(ノンクレジット)
J・K・シモンズ(男優)J・ジョナ・ジェイムソン(ノンクレジット)
諏訪部順一エディ・ブロック(日本語吹き替え版)
中村獅童ヴェノム(日本語吹き替え版)
中川翔子アン・ウェイング(日本語吹き替え版)
片岡愛之助(六代目)カーネイジ(日本語吹き替え版)
内田直哉クレタス・キャサディ(日本語吹き替え版)
早見沙織フランシス・バリソン / シュリーク(日本語吹き替え版)
森川智之パトリック・マリガン刑事(日本語吹き替え版)
桐本拓哉ダン・ルイス(日本語吹き替え版)
高島雅羅カミール・パッゾ(日本語吹き替え版)
白熊寛嗣(日本語吹き替え版)
尾上松也(日本語吹き替え版)
原作トム・ハーディ〔男優〕(原案)
音楽マルコ・ベルトラミ
編曲ピート・アンソニー
撮影ロバート・リチャードソン〔撮影〕
製作アヴィ・アラッド
トム・ハーディ〔男優〕
エイミー・パスカル
製作総指揮ジョナサン・カヴェンディッシュ
ルーベン・フライシャー
バリー・H・ウォルドマン
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
美術オリヴァー・スコール(プロダクション・デザイン)
編集メリアン・ブランドン
その他ピート・アンソニー(指揮)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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1.《ネタバレ》 中盤、主人公のエディと“彼に居候”するヴェノムが殴り合い罵り合いの大喧嘩を繰り広げる。
ヴェノムは部屋を半壊させた挙げ句、エディが大切にしていたテレビとオートバイをこれ見よがしに破壊して、なんとエディの体から出ていってしまう。
寄生生物が宿主の体から怒り任せに“家出”してしまうという“反則技”。
ただ、このシークエンスこそが、今作において実はハイライトであり、今作が前作に対して大きく進化したポイントだった。

前作は、マーベル・コミックの中でも人気の高いスーパーヴィランでありダークヒーローでもあるヴェノムを、ファンも納得のビジュアルとキャラクター性で映し出していたとは思う。
主人公エディとヴェノムの両方を演じたトム・ハーディのキャスティングもナイスだった。

ただし、前作には看過できない大きな欠落要素があった。
それは、エディとヴェノムの間に生じてほしかった“キャッキャ感”だ。
主人公の体に無理やり寄生(居候)し、文字通り一人芝居の丁々発止の掛け合いを繰り広げながら、危機に打ち勝っていく。
このダークヒーローの映画化に当たって最も重要な娯楽要素はその部分であり、前作ではそれが無かったとは言わないが、圧倒的に物足りなかった。

前作は新ヒーローの誕生を描く一作目ということもあり、諸々の設定や説明描写に尺を割かざるを得なかったという限界もあっただろう。
だが、続編である今作は、そういった説明的描写はすっとばして、すっかり“共同生活”にも慣れた二人の息のあった掛け合いを序盤から見せてくれていた。

映像技術を駆使した“二人羽織”のようなキャラクターを体現したトム・ハーディのパフォーマンスは前作に引き続き良かった。トム・ハーディは脚本にも参加しているとのことなので、この作品、このキャラクターへの愛着が、鑑賞者にとっても愛すべきキャラクター像として昇華されていたと思う。

そして、監督を務めたアンディ・サーキス。
モーションアクターとして2000年代から現在に至るまで数々のキャラクターを表現し続けてきたこの特異な俳優は、今作で監督としても見事な手腕を発揮している。
撮影開始時の掛け声からも明らかなように、映画監督の仕事において、最も重要なことは、俳優に“アクション”を付けるということだろう。
そのためには、人間がどういう風に動き、そしてどういう風に見えるのかということを熟知していなければならず、その点において、数々の映画で人間のみならず多種多様な生物を演じ続けてきたアンディ・サーキスが秀でていることは明らかだ。
エディ+ヴェノムという特異なキャラクターが、前作にも増して愛着あふれるキャラクターに進化した背景には、そういう監督の適性も如実に反映されていると思う。


俳優とキャラクター、そしてキャラクターと監督、諸々の要素がフィットし、高められ、求めるべき娯楽性に特化した今作は、問答無用に楽しい映画に仕上がっていると想う。
ストーリー的にも、キャラクター的にもまだまだ深まるであろうシンクロ率が、このシリーズのエンターテイメント力を高めていくことは間違いない。
そして、ついには、次元とメタ的なしがらみを超えたあの“隣人”とのクロスオーバー。そりゃワクワクが止まらんよ。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 8点(2021-12-21 23:29:13)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 5.76点
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4211.76% line
5423.53% line
6847.06% line
7211.76% line
815.88% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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