みんなのシネマレビュー

28週後...

28 Weeks Later
2007年【英・スペイン】 上映時間:104分
アクションホラーSFシリーズものゾンビ映画
[ニジュウハッシュウゴ]
新規登録(2008-01-09)【カラバ侯爵】さん
タイトル情報更新(2018-08-01)【たろさ】さん
公開開始日(2008-01-19)


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監督フアン・カルロス・フレスナディージョ
キャストロバート・カーライル(男優)ドン
キャサリン・マコーマック(女優)アリス
イモージェン・プーツ(女優)タミー
ローズ・バーン(女優)スカーレット
ジェレミー・レナー(男優)ドイル
ハロルド・ペリノー(男優)フリン
イドリス・エルバ(男優)ストーン
家中宏ドン(日本語吹き替え版)
宮島依里スカーレット(日本語吹き替え版)
乃村健次ストーン(日本語吹き替え版)
日野由利加アリス(日本語吹き替え版)
亀井芳子アンディ(日本語吹き替え版)
弓場沙織タミー(日本語吹き替え版)
小森創介フリン(日本語吹き替え版)
脚本フアン・カルロス・フレスナディージョ
ローワン・ジョフィ
音楽ジョン・マーフィ〔音楽〕
撮影エンリケ・シャディアック
製作アンドリュー・マクドナルド〔製作〕
製作総指揮ダニー・ボイル
アレックス・ガーランド
配給20世紀フォックス
特殊メイクアンディ・ガーナー
クリフ・ウォーレス
クリーチャー・エフェクツ社
特撮アニマル・ロジック社(視覚効果)
フレームストアCFC(視覚効果)
美術マーク・ティルデスリー(プロダクション・デザイン)
編集クリス・ギル
あらすじ
ほんの僅かの血液や唾液で感染し、人間を一瞬のうちに凶暴な食人鬼にしてしまうレイジ・ウィルス。ついに隔離され滅亡してしまうイギリス。しかし月日は過ぎ、感染者は餓死し、米国主導で復興が始まる。そして、命からがら生き残った人々や、海外に避難していた人々が帰国する中、奇跡的に生き延びた保菌者が発見される。しかし、それは次なる悲劇の序章だった…。 大ヒット作「28日後…」の続編。史上最速のゾンビたちが帰って来た!

タコ太(ぺいぺい)】さん(2008-07-20)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(8点検索)】

別のページへ(8点検索)
1


20.《ネタバレ》 あぁ、この映画のレビューを書いていませんでした。
いいと思っててもレビュー書いてない映画はたくさんあるよな、と思いつつ…とりあえず書きます。
前作の「28日後」(これもレビュー書いてませんがw)は個人的にがっかりの映画でした。
前半はなかなかいいんですが、後半の「ほんとに怖いのはおかしくなった人間だ」の展開を面白いとは思えなくて、正直がっかりしたのを覚えています。
点数をつければ6点というところでしょうか。

その続編と言う事で実はあまり期待してなかったのですが、その期待はいい意味で裏切られました。

まず冒頭のスピーディで絶望的な展開がイイ!
状況がわからないままグイグイ引き込まれるあの導入部は傑作だと思います。
冒頭で妻を裏切って逃げた男が、懺悔のために立場を利用して拘束されている妻に立場を利用して再会。
そして謝罪しながら妻とキスするわけですが…あの状況で自分を見捨てた旦那のキスを妻が受け入れるのか?と疑問に持つ人も多いんじゃないでしょうか。
で、妻は自分がキャリアだという事は知ってるわけで、その事実を告げずにキスを受け入れたのは旦那への一種の復讐なんでしょうね。そう考えれば納得できるシーンです。
まぁ結果として酷い殺されかたをするわけですが。

そして一家族の身勝手な行動から始まるロンドン大崩壊の連鎖。
いやぁこれですよ、これ。
こういう映画はこれくらい派手でないと。

軍の対応ですが、あの状況じゃ皆殺しするしかなくなりますよね。あの判断はしょうがないと思います。

そしてそこに(ありがちですが)現れる「俺には殺せない」的デルタフォースの男。
どっかで見た顔だな、と思ったら「ヘンゼル&グレーテル」の主演の方でした。
その彼が英雄的行動で皆を助け続け、最後は、いかにも英雄にふさわしいフラグな展開で火炎放射器で焼かれてしまうシーンは、ポセイドンアドベンチャーのジーンハックマン並みに印象深いシーンでした。
そして凡百のB級ホラーであれば「ありがちありがち」くらいにしか思わないそのシーンで、僕は文字通り手に汗握って魅入ってしまっていたわけです。これをビバ!と呼ばずになんとしましょう。

さて、このシーンもそうですし冒頭や途中の派手な銃撃シーンもそうですが、全体に活気に欠けカタルシスも乏しかった前作と比べて、今作は随所に派手で印象的な殺戮シーンが見られます。
たとえばヘリのローターでゾンビをぶしゃぶしゃやっつけるシーン。
ローターってそんな丈夫なのか?と思わなくもないですが、ああいう印象的なシーンが映画のあちこちに見られるんですよね。
まさに正しい娯楽映画です。

そして個人的にフアンだった素敵な少佐まで殴り殺されてしまい(しょうがないとはいえ個人的には彼女は助かってほしいところでした)、最後はあんな展開に。

皮肉な事に、映画中の英雄的な行動や優しさや善意は、結果として人類を滅亡方向に大きく転がしてしまっているという事実。
よかれと思って命がけで行動した英雄的な人たちがいなければ災厄はイギリスに封じ込められていただろうに…という自身の映画の内容を全否定する実に皮肉なラストなんですが、しかしこのシニカルさこそがこの映画の真の魅力でもあるわけです。

次回作の「28月後」が楽しみです。(残念ながらいつのまにか噂を聞かなくなりましたが…) あばれて万歳さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-08-13 22:40:36)(良:1票)

19.《ネタバレ》 冒頭のお父さんが妻を見捨てて逃げるシーンからラストシーンまで飽きること無く面白く鑑賞できました。
続編だから期待してなかったけど、よくできていました。
ゾンビものは駄作が多いけど、これは良作です。 たぬき野郎さん [DVD(吹替)] 8点(2014-08-07 23:22:42)

18.《ネタバレ》 前作よりSFぽくなっている 相変わらず敵は軍隊だが前作のならず者軍人ではなく、完全に統制がとれた近代軍である その分敵は強い 空爆されるロンドンからゾンビの群れの中を脱出する四面楚歌型の脱出劇になっている 前作はほとんど無かったVFXも、空爆されるロンドン市内とか、ヘリのローターで一掃されるゾンビとか、充分に描かれていて前作とはかなり雰囲気も違う 映画の出来としては前作よりも良くなっているが独特のカルト風味は無くなっている しかし風刺は効いていて、夫婦愛には両目に指を突っ込み、親子愛には父親の徹底したヒッチャー的ストーカーで、兄弟愛には結果ウイルス蔓延によるフランス壊滅で描くというなんとも、愛はすべて蹴飛ばすという徹底的な人の悪さで描く この一面だけでもただのゾンビ映画と一線を画すと思ったのは褒めすぎだろうか 脱出中に次々と起こる危機とか、暗闇の中を暗視スコープで歩くとか、アイデアもかなりいい バーサーカー状態の父親に常に襲われる設定も秀逸 「ハート・ロッカー」以降、いまや大物スターのジェレミー・レナーも有名になる直前の出世作と言ってもいいだろう めちゃめちゃかっこいい 傑作です 「28月後…」はまだか にょろぞうさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-05-04 20:15:10)

17.前作よりグロさ、恐怖度共にパワーアップしてて見応えがあります。ゾンビ映画好きはぜひ見ておきたい1本。 キリンさん [DVD(字幕)] 8点(2013-01-06 20:54:42)

16.《ネタバレ》 (2009年映画メモをもとに)これほどまでに素晴らしいゾンビ映画とは!まったく想像もしておりませんでした。
2年に1度出会えるかどうかという確立の素晴らしいゾンビ・ホラーです。
僕は常に昔のホラーばかりを観ているのですが(名作は昔のものばかりにあると思い込んでいる)、最近のホラーも馬鹿にしたもんではありませんね。
物凄い激しいカメラワークですが、目が疲れて嫌いだと思ったのですが、これがなかなか臨場感というか迫力を出すのに成功しています。
走るゾンビなんて、なんて健康的なんでしょうか?なんだかスポーツの映画を見ているようなスポーティッシュな気分になりました。”スポーツ・ゾンビ”いやまるで”ゾンビ・アスリート”です。
また、凄いと思ったのは映像です。
ヘリから見下ろした街はとても無機質で壮観でした。
荒涼とした街の雰囲気が素晴らしいです。都市がカッコイイです。
隔離地区の見事な世界観が伝わってきます。
構成力が見事で、全体的なスケール感があります。
また、ヒューマンドラマも忘れてはいません。なかなかです。
お姉さんはどうでもいいですが、兎にも角にも少年が可愛らし過ぎます。
名子役の登場です。
それにしても母親は気の毒でしたね。
しかし父子どうしの再開はどれほどの確立でしょうか?絆が引き寄せたのだと思いますが、しかし皮肉です。
僕は感動したのですが、ヘリのプロペラで蹴散らす場面は素晴らしいですね。
まるで美しい血と肉によるゾンビ無双です!
「ゾンビ映画は昔の方が本気度がある」と勝手に思い込んでいましたが、この作品のゾンビもかなりの本気度です。それどころか、暴力度、暴走度ともに上です。
ゾンビ映画の名作と呼ばれるのは昔のものばかりですが、意外と現代のゾンビの方が今の僕に多くのものを語りかけてくるのかもしれません。
《追加》少し過剰反応気味ですが鑑賞直後の感想を優先 ゴシックヘッドさん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-06 00:17:56)(良:2票)

15.物語の展開のさせ方や、カメラワークのかっこよさもさることながら、各登場人物の立場と行動の関係がリアルで、細部に必然性があるところが一番好きです。こういう状況下におかれたら、おそらくこれと同じことが起きるだろうなあ、って真剣に思えちゃう。主人公たちに感情移入しつつも、軍のやり方にも思いっきり共感できるんですよねえ。よくできた映画。 コウモリさん [地上波(吹替)] 8点(2012-02-16 00:56:01)

14.《ネタバレ》 いやーもう最高。
このシリーズ、序盤から前回と同じサントラ使って
いきなり観客をニヤっとさせる展開。
そうそう、この主人公のシニカルな反応こそ28~シリーズなんだよ!
と一回観客に思い出させます。

それからヴィジュアルの良さ。凄く良い。誰もいない町はやっぱりきれいです。
ストーリーの展開も前作と同じで早くてあっという間に見れるし。

そして、ゾンビ映画に珍しい、軍隊が完全装備で「ゾンビに対しての恐怖心もそこまでなく」、淡々と命令を遂行しているのもナイスです。(ゾンビ見た瞬間に叫んで逃げ出したりしません。ちゃんと処理します。)
しかも前作よりもっと人間の方が怖く感じるストーリー。リアリティたっぷりなわけで。
メッセージ性もエンターテイメントも詰め込んで、きれいにまとまっていました。

次は28Month Later、今度はダニーボイルがやるみたいで、ロシアが舞台?
期待大です。
しかしこの映画の最後でエッフェル塔っぽいの見えたと思ったのになぁ・・・。 ronronvideoさん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2008-12-17 07:49:34)(良:1票)

13.ウィルスがなかったらどれほど幸せな家族だっただろうか spputnさん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-10 00:53:27)

12. 恐ろしく哀しいお話。強烈な映像......。しかし個人的な好みでいわせてもらうと、私めが最も魅かれたのは、初期のキング・クリムゾン調の音楽でした。懐かしの音、メロトロン......。さすがブリティッシュ、全体にひと味違う。 goroさん [DVD(吹替)] 8点(2008-10-07 04:36:10)

11.《ネタバレ》 ゾンビ映画は数あれど、すぐに忘れ去られてしまうのが明白なものが九割以上。しかしこれは、久々に当たりといっていい良作だったと思う。筋書きの荒さが目立つが、それにしても主題の明確さ、映像や音楽の質の高さは頭一つ抜けている。

狙撃部隊による無差別攻撃や、ナパーム弾で炎上する市街地の場面はとくによくできていると思う。かつての名作『ゾンビ』でショッピングセンターをだらだらと徘徊するゾンビたちに現代人の虚ろさを重ねて見ることができたのと同じように、この映画の凄まじい勢いで襲い来るゾンビたちには戦場における人間の暴力性を重ねることができる。

間の抜けた無計画さ、一見理性的なようでいて極端すぎる決断、いざというときには歯止めが利かない獣性によって見る見るうちに無残な結果へ向かっていくさまは、まったく現実の米軍を見ているようで、洒落になっていない。そういう意味では、『ドーン・オブ・ザ・デッド』などよりも遥かに“走るゾンビ”の必然性があるように感じられた。

残酷なエピソードが多く、それも生理的というよりは精神的に訴えてくるのがこの映画の特徴だ。家族で殺しあったり、軍唯一の良心ともいうべき兵士があっけなく焼き殺されてしまったりと、驚くほど救いがない。閉所恐怖と暗所恐怖の両方を同時に覚える地下鉄の下りは見る人によっては半ば拷問ではないかと思う(まあヘリコプターの攻撃は、半ばギャグだけど)。

中盤、姉弟がバイクで疾走する廃墟と化したロンドンの光景が印象に残った。無人の市街地の寂寥とした美しさに、全編を覆う絶望的なヴィジョンが集約されているように思う。 no oneさん [DVD(字幕)] 8点(2008-08-06 15:46:30)(良:1票)

10.《ネタバレ》 前作から進化しましたね。続編はかなりの確率でコケルものだと思ってますけど、これは違いました。
来るぞ来るぞ!という恐怖が売りのホラー作品でも、グロさが売りの単なるスプラッター作品でもない、キチンとしたテーマ性を感じることが出来る作品ですね。
妻を見捨ててしまう夫。その夫は子どもたちにどのように告白するのか。見捨てられても夫を愛する妻。父の嘘を知った子どもたち。感染をワクチン開発で解決しようとする科学者。感染を力でねじ伏せようとする軍隊。非情になりきれず味方に銃口を向け、結局は味方に命を奪われる軍人… 非日常的描写の中に織り込まれた現実的描写が、あまりに哀しい作品です。あと少しだけ、ストーリーを厚く出来れば、満点でもいいんだけどなぁ… タコ太(ぺいぺい)さん [DVD(字幕)] 8点(2008-07-20 08:33:34)

9.《ネタバレ》 怖い怖い!最近のゾンビは機敏になったんですね。機敏なゾンビって怖いです。
そして人間も容赦なくなってますね。
緑の芝生の中を、血まみれのゾンビたちが全速力で走り迫ってくるのは、絵的にもすごいものがありました。最悪な悪夢だけど、どこか美しい?気がする?シーン。
怖いのに釘付けな映画でした。えー?なシーンも多いですけど、勢いでGO!
しゃっくりさん [DVD(字幕)] 8点(2008-07-18 03:28:38)

8.《ネタバレ》 ゾンビの定義を知っているわけではないですが、この映画に出てくるのはゾンビではない、どちらかと言うと狂犬病にかかった人間でしょうか。彼ら感染者は一度死んだわけではなく病気にかかって生き続けているだけなので、拳銃で頭を撃てば死んじゃいます、自分で食料を調達できるわけでもないので「28週後」にはほとんどが餓死してしまうすばらしい設定なのにホラー感が手前に来ているのが残念。多少ホラー仕立てになってしまうのは仕方ないとしても、もう少し「アウトブレイク」のように、起こりうる未来的な部分が強い映画になると私好みです。ぜひ「28ヵ月後」でお願いします。 かのっささん [DVD(字幕)] 8点(2008-07-15 10:19:26)

7.次回作は日本を舞台にして欲しいですね。多分、コケると思いますけど…。あっ、あのヘリのプロペラの使い方は実にお見事。ランボーに教えてあげたいです。 真尋さん [DVD(吹替)] 8点(2008-07-12 06:46:38)

6.《ネタバレ》 前作の後半大コケの事件があったのでそれを繰り返すのかと・・・・そらーもーっちの方がひやひやでしたが(笑)よかったです、今回はあたりでした。ずーっと息をつかせぬ展開。ちょっと気になったのが米軍がイギリスを守ってるということ。前回の話の流れをちょっと覚えてないのですが、流れとは無関係だとしたら・・・・これにも何か意味があるのでしょうか? PPOSSTUさん [DVD(吹替)] 8点(2008-07-06 03:49:55)

5.《ネタバレ》 シリアスでなかなかでした。
ドックランド鉄道は今乗っても(2008年春現在)
映画の電車からの景色そのままで、カナリーウォーフの
高層ビルの辺りもまんまで、当たり前だがリアル。
(もちろん特殊スーツ着てる作業員はいませんが
オリンピックの準備中で)
暗視カメラ視点も斬新で良かったのですが
暗くて怖すぎで、目を伏せてしまったので残念。
暗闇からオイ!!!って脅かす系は嫌いだw
シリアスなので色々警備薄すぎとか突っ込みどころも
あるのですが引き込まれる良い出来で、とても満足出来ました。 梅干御飯さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2008-05-16 20:07:49)

4.《ネタバレ》 劇場公開最終日の最終回に鑑賞。思ったよりもお客さんがいてビックリ。 作品は情け容赦ない描写(奥様殺害シーン・一斉射撃シーン・狙撃兵最期のシーン 等々)が多々あり、DVD等でこれからご覧になる方はそれなりに覚悟して観た方がよろしいかと。 少なくとも、デートや家族で鑑賞する作品では無いでしょう。 作品自体には5点差し上げますが、ゾンビ役がやりたくて出演を立候補したのでは無いか?と思える位嬉々として演じていたロバート・カーライルに+2点と、長女役の子(綺麗!!)を発見した事に+1点で合計8点です。 たくわんさん [映画館(字幕)] 8点(2008-02-18 12:53:16)

3.《ネタバレ》 昔のゾンビはゆっくりと歩いていたのに、このゾンビはすさまじいスピードで
走ってきます。当然あんなのに狙われたら他人のことなんか構う余裕もなく
人々はただ逃げ惑うことしかできないだろう。そんなリアリティがこの作品にはありました。家族愛や弱い者を救おうとする気持ちが勝利には結びつかず、むしろ裏目にでてしまう
絶望的な展開で全く救いはありませんが、このような冷たい話を作れるのもヨーロッパらしい気がします。
冷静に考える余裕も与えないスピード感に圧倒されましたし、ロバートカーライルの狂気の熱演も素晴らしかったです。 飴おじさんさん [映画館(字幕)] 8点(2008-02-02 00:53:19)

2.《ネタバレ》 オープニングから非情で救いの無い描写で、気だるく寂しげなギターの音楽がそれをさらに増幅させている。カット割り、カメラワークが早く、凄い勢いで襲い掛かってくる感染者達への恐怖感が沸いてくる演出は上手い。 感染者に襲われ、夫に見捨てられ、感染しながらもなんとか自宅にたどり着き、独りぼっちで長期間隠れていた母親。医療センターで人以下の扱いを受け隔離され、地区統括官とはいえ民間人なのに軍の医療センターに楽々と侵入して調子よく許しを乞う夫にベッドに固定されたまま殴打され噛まれ、あげくに目潰しと蹂躙された母親は物凄く不憫。そこまでするかという情け容赦の無い描写が多く、人間性が引き起こす悲劇のパレード、終末的な街並みや全編に漂う絶望感が凄かった。いちいち抜けていて終いには感染者の区別が付かなくなり、パニック皆殺し状態に陥る軍は現実の世界の米軍への皮肉が効いてたな。 ロカホリさん [映画館(字幕)] 8点(2008-01-22 00:47:01)(良:3票)

1.《ネタバレ》 前作も観たが、今作レイジウイルスの感染力がちょっと強力になってないか?血液でも唾液でも即効感染とは。あれじゃやっぱり感染者と渡り合うと、自分の感染の危険性が非常に高くなるよね。あと、あの姉弟は確かに無責任な行動をしているが、感染がピークだった時期には汚染地域にはいなかったから現実味がなかったのでは?実際に感染者に襲われ追われ命からがら生き延びていたら、あんなに間単に汚染地区には戻らなかったと思う?これは現在の戦争を知らない子供(大人)たちの暗喩かもしれない。ラストは例の塔が見えるので、そういうことなのだろうが、そうなると陸続きで・・・感染は終わらないですな。 しぇんみんさん [映画館(字幕)] 8点(2008-01-22 00:21:59)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 135人
平均点数 6.20点
000.00% line
110.74% line
242.96% line
375.19% line
496.67% line
52014.81% line
63122.96% line
73223.70% line
82014.81% line
996.67% line
1021.48% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review19人
2 ストーリー評価 6.76点 Review26人
3 鑑賞後の後味 5.58点 Review24人
4 音楽評価 6.69点 Review23人
5 感泣評価 4.52点 Review17人

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