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【クチコミ・感想】
2.監督デビュー作にして後の傑作群も当然と思える出来栄え。リュシアンの亡骸の前で初めて対峙する母と娘が浮かんだのですが大ハズレ。病院シーンからFINまで母親にとってこれ以上ない残酷さを、それも運命と受け止める抑制有る姿が更に掻き立てます。演じるフランソワーズ・ロゼー大女優ならではの独断場でありました。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 9点(2020-11-29 02:21:46)
1.《ネタバレ》 新派悲劇のような風俗ものに、ふと古典劇の奥行きが見えたりする。なにげないものに格調が寄り添う。詠嘆なり、失意なり、幻滅なりが、ひときわ味わいを持ってしまう。ラストでフランソワーズ・ロゼーが、娘が見舞いに来たのを隠れて見知らぬ他人のとこに座る、アメリカ映画だったらもしかするとギャグにしてしまうようなところ、こんな些細なところにも「私は誰も見舞いに来ないんです」と患者に言わせて、ある種の人生の翳りを付け加えていく。やはりシャンソンの国である。母の店の秘密をカーテンの隙間から覗いてしまう娘のアップ、見ないほうが良かったものを見てしまうときのアップ、そういう大事な部分が情緒に流れずしっかりと描かれるのが古典的。街の小悪党さえ司祭の崇高を帯びる。カルネのデビュー作。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-01-10 12:15:55)
マーク説明 |
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
2人 |
平均点数 |
8.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 1 | 50.00% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 1 | 50.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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