みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★4.終盤、主人公と同行してた友人の泥酔ぶりに どん引きしました。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 5点(2024-10-05 17:51:16) 3.《ネタバレ》 相変わらずさえないサラリーマンをコミカルに演じれば天下一品のジャック・レモン。 一方こちらも相変わらず完璧に美しいカトリーヌ・ドヌーヴ。 それぞれの魅力を発揮すればするほど釣り合わない2人ですが、 今の生活に満たされていない2人が出会って、あっという間に恋に落ちて、パリに駆け落ちしてしまう。 90分程度の小品ですが、2人以外のキャストもなかなか豪華。そして音楽がハムリッシュとバカラックとは、なんという組み合わせ! 特にバカラック作の主題歌を歌うのは、これまで数多くのバカラックの曲を歌ってきたディオンヌ・ワーウィック。 2人の今の状況を原題の通り「エイプリル・フール」に例えた、ディオンヌが歌う主題歌に乗せて2人は飛び立っていく。 カエルが王子様になって、お姫様をさらっていく。大人のおとぎ話といったところ。 男の映画のイメージが強いローゼンバーグがほのぼの感たっぷりに描いてみせたロマンティック・コメディ。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-09-19 19:26:06) 2.《ネタバレ》 ディオンヌ・ワーウィックのセンチメンタルで素敵な素敵な主題歌「The April Fools」。いつまでも耳の奥に残って離れない、この名曲を聴くたびに、ジャック・レモンとカトリーヌ・ドヌーブが主演した素敵なロマンティック・コメディー「幸せはパリで」を思い出します。 ジャック・レモン、言わずと知れた、ハリウッド映画界を代表する名優で、「アパートの鍵貸します」「あなただけ今晩は」「お熱い夜をあなたに」など、名匠ビリー・ワイルダー監督と組んで、市井に生きる小市民の哀歓とおかしさを滲ませる、シニカルでペーソスあふれるコメディーから、「セイヴ・ザ・タイガー」「チャイナ・シンドローム」「ミッシング」などの鬼気迫る、迫真の演技を見せるシリアス・ドラマまで、実に幅広く、そして奥深い演技力の持ち主だと思います。 カトリーヌ・ドヌーブ、フランス映画界を代表する美人の演技派女優で、ジャック・ドゥミー監督の「シェルブールの雨傘」でブレークし、その後もロマン・ポランスキー監督の「反撥」、ルイス・ブニュエル監督の「昼顔」と、名匠監督の作品で演技派女優として開眼し、この映画の公開当時、アメリカで"世界一の美女"との称号を受けたほどでした。 共演者の一人がシャルル・ボワイエ。流暢なセリフと鋭い目力、粋なセンスで「うたかたの恋」や「歴史は夜作られる」などで多くの映画ファンを魅了した俳優でした。そして、もうひとりの共演者がピーター・ローフォード。ディーン・マーティンやサミー・デービスJrなどと共に、フランク・シナトラ一家の一員で「オーシャンと11人の仲間」などに出演していて、一時期、ジョン・F・ケネディ大統領の妹のパトリシア・ケネディとも結婚したこともある上品でシャレた男優でした。 この映画は、ジャック・レモンとカトリーヌ・ドヌーブという全く水と油のような二人の大物俳優の夢の顔合わせが実現した作品で、ジャック・レモンが得意のうだつのあがらないサラリーマン役に扮し、そんな彼があるパーティで目の覚めるような、カトリーヌ・ドヌーブ扮するフランス美人と知り合い、いい仲になるのだが、なんと彼女は社長夫人だということがわかり、さあ大変-------。 ジャック・レモンは自分を蛙に見立てて、それまでのふがいない自分から脱皮して、手の届かない王女のような存在のカトリーヌ・ドヌーブへの愛を全うするために、全てを投げ捨てパリへと行くのだった-------。 こんな現実離れのした、夢のようなお伽噺の世界を描いたロマンティック・コメディーなのですが、ジャック・レモンとカトリーヌ・ドヌーブの二人が演じることで、このお話は、その時点ですでにお伽噺の世界なんですよと我々に既に宣言しているわけで、観ている我々としては、その架空のお伽噺の世界にたっぷりと浸って酔いしれればいいわけです。 そして、この映画で最も意外だったのは、監督がスチュアート・ローゼンバーグだった事です。ポール・ニューマンと組んだ「暴力脱獄」、ロバート・レッドフォードと組んだ「ブルベイカー」などの骨太の社会派映画や、ユダヤ人の悲劇を歴史の大きなうねりの中で描いた「さすらいの航海」などの優れた秀作を撮っていた彼が、まさかこのような軽妙なロマンティック・コメディーを撮るなんて、彼の多彩さに驚いてしまいます。 【dreamer】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-07-24 22:21:43) 1.ジャックレモンが感傷的な恋の話を演じているのが珍しかったです。所々にクスリと笑わせてくれる場面もありますが、基本はやはりシリアスで、彼らしくなく意外でした。原題は「エイプリル・フール」ですが、音楽や雰囲気からすると、秋がピッタリの作品だと思います。ムード音楽が似合うこぢんまりとした恋愛映画です。 【プミポン】さん 5点(2003-12-27 18:17:46)
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