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続・拝啓天皇陛下様

1964年【日】 上映時間:94分
ドラマコメディ戦争ものシリーズもの動物もの小説の映画化
[ゾクハイケイテンノウヘイカサマ]
新規登録(2005-12-16)【青観】さん
タイトル情報更新(2024-09-08)【イニシャルK】さん
公開開始日(1964-01-01)


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監督野村芳太郎
キャスト渥美清(男優)山口善助
久我美子(女優)久留宮ヤエノ
宮城まり子(女優)恵子
小沢昭一(男優)王万林
南田洋子(女優)美理
浜村純(男優)渋川中隊長
田中邦衛(男優)壊し屋の男
勝呂誉(男優)高見一等兵
春川ますみ(女優)バンバンの朱実
加藤嘉(男優)刑事
藤山寛美(男優)加仁班長
岩下志麻(女優)女子先生
佐田啓二(男優)良介
原作棟田博
脚本野村芳太郎
山田洋次
多賀祥介
音楽芥川也寸志
撮影川又昂
製作白井昌夫
杉崎重美(製作補)
企画市川喜一
高島幸夫
配給松竹
美術宇野耕司
編集浜村義康
録音栗田周十郎
照明三浦礼
動物
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【クチコミ・感想】

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4.前作同様に軍隊ラッパから映画が始まって、え、時間逆戻り? これってタイムリープものだったの?
もちろんそんな訳はありませんが、そう考えたけりゃ、それもあり。純朴なる前作の主人公が送ったかもしれない別の人生。しかし、前作から少しモジっただけの主人公の名前は、その匿名性も表している訳で、あくまで様々な人生の一つに過ぎないんだよ、と。
渥美清の顔立ちが「匿名性」を表しうるかというと、そこはちょっと自信ありませんが・・・。
前作では長門裕之の目を通して主人公が描かれていたのに対し(どんなに久しぶりであっても当たり前のように姿を現すのが面白い)、今回は淡々としたナレーターの語りが入り、やや愛想が無い印象ですが、二番煎じを避けようという工夫でもあるのでしょう。軍隊時代以来の二人の友情、というところから視点を大きく変えて、主人公が友情や愛情をはぐくむ相手は、軍用犬であったり、外国人であったり、障がい者と言えるかもしれない「ケイコ」であったり。弱い立場の者たちへと視線が向けられています。
前作から視野が広がっているとも言える反面、若干、作為的に感じてしまうのは、脚本に山田洋次が加わったことと関係しているのか、どうなのか。
夕日を背景に、死んだ兵士の棺をかついで行軍する姿を遠景に捉えた描写、こういうのは、ハリウッド映画にも負けてないんじゃなかろうか。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 7点(2024-10-13 08:11:39)

3.《ネタバレ》 中盤までの軍隊生活のところは、ほかにもいくらでもあるような描写であまり面白くない。復員してから、久我美子と出会ったりさらにいろんな人が登場したりして、段々と形が構成されていきます。どこまでもついて回るバラック生活の描写と、ちょっといい感じの生活になったらすぐまた元に戻ったりというよく見ると波瀾万丈な展開が、力強さを感じさせます。ただそれからすると、最後の出産と死亡のくだりは、急に行儀よくまとまってしまっています。ここはむしろ、素っ気なくまたいなくなるか、死亡としてもごくあっさりとかの方が、それまでの流れに即していたと思いますが。 Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2024-08-24 03:35:29)

2.《ネタバレ》 前作とは、また違った設定・雰囲気の作品でした。まあ、喜劇的な一面もありますが、戦中・戦後の混乱期を生きた男のドキュメンタリーのような雰囲気を持っています(後の「男はつらいよ」の要素も見受けられます。)。
特に戦後の混乱期の人々の様子を結構生々しく描いていて、結構興味深かったです。(結構、今では放送禁止のセリフも出たりしてきわどい部分もありますが・・・・・)
まあ、小沢昭一が演じる中国人が非常に怪しく面白かったですが、全体的にはやるせない話でした。
TMさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-07-27 16:02:51)

1.前作「拝啓、天皇陛下様」に続いて野村芳太郎監督、主演に渥美清の続編!前作の出来に比べると明らかに落ちる出来でした。相変わらず渥美清の上手さは観ていて楽しめるものの、いまひとつ物足りない。前作との比較からするとどうしても点数は低くなってしまいます。それでもそれなりに楽しめるので甘めに見て6点です。この内容からして、主演が渥美清以外なら良くて4点ぐらいです。 青観さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-18 12:16:37)

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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 5.75点
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