みんなのシネマレビュー

バンブルビー

Bumblebee
2018年【米】 上映時間:114分
アクションSFアドベンチャーシリーズものTVの映画化漫画の映画化
[バンブルビー]
新規登録(2019-03-03)【たろさ】さん
タイトル情報更新(2023-11-05)【イニシャルK】さん
公開開始日(2019-03-22)
公開終了日(2019-07-24)


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監督トラヴィス・ナイト〔アニメ監督〕
キャストヘイリー・スタインフェルド(女優)チャーリー・ワトソン
ジョン・シナ(男優)バーンズ
スティーヴン・シュナイダー(男優)ロン
ジョン・オーティス(男優)パウエル博士
グリン・ターマン(男優)ウェーレン司令官
レン・キャリオー(男優)ハンクおじさん
ディラン・オブライエン〔男優・1991年生〕B-127(バンブルビー)
アンジェラ・バセットシャッター
ジャスティン・セロードロップキック
木村良平B-127(バンブルビー)(日本語吹き替え版)
土屋太鳳チャーリー・ワトソン(日本語吹き替え版)
志尊淳ギレルモ・“メモ”・グティエレス(日本語吹き替え版)
悠木碧シャッター(日本語吹き替え版)
玄田哲章オプティマス・プライム(日本語吹き替え版)
楠大典バーンズ(日本語吹き替え版)
宝亀克寿ハンクおじさん(日本語吹き替え版)
後藤敦パウエル(日本語吹き替え版)
藤原夏海オーティス・ワトソン(日本語吹き替え版)
音楽ダリオ・マリアネッリ
撮影エンリケ・シャディアック
製作ドン・マーフィ〔製作〕
マイケル・ベイ
製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ
ブライアン・ゴールドナー
配給東和ピクチャーズ
編集ポール・ルベル
日本語翻訳岸田恵子
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【クチコミ・感想】

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12



27.これは、子供向けの映画・・・という言い方をすると、映画のことも子供のこともバカにしているように聞こえるので、「子供の目線を持った映画」とでも言えばいいのかな。
主人公の女の子には、「父親を亡くした」という設定が与えられ、鬱屈したような日々を送っているのだけど、メチャメチャ不幸っていう描かれ方でもなくって。母親が付き合い始めたのはヘラヘラしたイヤな男、だけどヘラヘラしているだけで別に悪い人という訳でもなさそう。主人公の弟もなんだかイケ好かないけれど、まあ、きょうだいなんて多かれ少なかれそんなもんでしょう。誰が悪いってこともなく、再婚に向けて動き始めた家族の中で、何となく溶け込めない、居心地の悪さ。
はたまた、バイト先でも失敗をやらかし、自分をバカにしたような周囲の視線。イヤなヤツばかり。
不幸は不幸なんだけど、あくまで日常感に裏打ちされていて、そういった辺りが、「子供の目線」を感じるところ。誕生日だからとボロ車くれる知り合いのオッサンがいたり、声かけてくれる男の子がいたり、実は結構恵まれてるんじゃないの、とも思えるけれど、それらを主人公から取り上げるほど残酷な設定は、この映画では採用しません。あくまで日常レベルの、誰もが多かれ少なかれ感じているような、鬱屈の日々。しかしオッサン、車一台タダであげるのは気前良すぎで、せめて便所掃除くらいさせりゃいいのに。
便所掃除は免除とは言え、ボロ車ゆえメンテは大仕事、その一生懸命さが分身の術(?)でコミカルに表現されますが、このボロ車が実は宇宙からきたロボット生命体(という表現で良いのか?)バンブルビーであって、少女との交流が描かれる、、、というのが物語のメイン。
映画を見ていくと、母親の彼氏も主人公の弟も結構いいところがあったりして、基本的に「悪い人間」は登場しません。そりゃまあ、ヤな奴ってのはいますけど、極悪なのはあくまで人間ではなく敵のロボット。バンブルビーを捕まえようとする軍人も、悪人ではなくひたすら杓子定規な人。杓子定規であるがゆえに主人公たちを圧迫する、子供から見た学校の先生のイメージですかね。
この映画の魅力はやっぱり、バンブルビーの細かい仕草。これも子供っぽさがあって、愛嬌を感じさせます。最初に地球で姿を現した際の、木漏れ日の中のその姿、存在感にはちょいとドキリとさせられますが、軍に追われ、追い詰められた坑道前でさらに敵のロボットの襲撃を受け、目まぐるしく舞台を変えての戦いの中で発声装置を破壊されてしまう。そのおかげと言うべきか、以降話せなくなったバンブルビーはその愛嬌ある仕草でもって、我々を魅了してくれます。一部、ラジオ放送で流れる歌の歌詞で意思表示するギャグのおまけつき。
この冒頭の戦闘でも、舞い上がり、転げ落ち、結局元の坑道前で決着がつくのですが、一連の成り行きを軍人(ジョン・シナ)は目撃しているはずなのに、その後もバンブルビーを追い続けるのが、やっぱり大人の融通の利かなさ。ただし、その想いは別のところにあるのかも知れない、という含みも持たせています。
「子供の目線」ということで言うと、主人公の女の子と、彼女を支える男の子との関係。いや、さすがにそこまで子供というような年齢でもないとは思うんですけど、あくまで「ほっぺにチュー」くらいまで。このウブな感じ、むずがゆさ。これで、いいんだと思う。美男美女とはちょっと違うけれどそれでも二人、イイ顔してるなあ、と。
この二人がベタベタしてない一方で、機械であるバンブルビーとのスキンシップみたいなものは描かれていて、頭を撫でられたり、ラストでは顔に手をあてる、抱擁しあう。
壁にレーガン大統領の写真が掲げられている?と思ったら、どうも舞台は80年代らしく、でもそれが押しつけがましい表現にはなっていない(懐古趣味に陥っていない)のが、基本的には好感持てます。でももうあと少しだけ、80年代らしさが織り込まれていてもよかったかも? 思わんでもないけど、「子供の目線」からは、そんなことはどうでもいいのかも知れませぬ。ところどころ、実物は見たこと無いけど知ってるよ、という80年代らしいアイテム(ビデオテープとか)が登場。『遊星からの物体X』のポスターは、果たして80年代を代表するアイテムなのか否か?
クライマックスのロボット対決も、派手に繰り広げてはいるけれどあくまで少数同士の戦いに留め、インフレを起こすことなく丁寧に描いているのが、これも好感持てます。インフレでも別にいいんですけど、真のクライマックスをエモーショナルなラストシーンへ持ってこようと思えば、これは賢明な描き方と言えるのでは。
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-11-04 10:24:29)

26.アクションは少なくともビーの魅力満載。 TERUさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-01-12 22:44:52)

25.まず第一に、人間に負けないくらい「ビー」の情緒が豊か。
喜怒哀楽、実に魅力的なキャラクターだった。
これがこの映画の肝。

また、人間側のドラマもシナリオがしっかりしていた。
ロボット系はあんまり・・・という人もこれなら多分大丈夫。

いい意味で期待を裏切られる、
観賞前のイメージ以上に楽しめた映画でした。 2年で12キロさん [DVD(字幕)] 7点(2021-09-05 09:44:15)

24.スピンオフ作品として、いちキャラクターに焦点を当てて、実写劇場シリーズの過去も語られる作りはとても良かったです。更に、人とロボットの交流の深さが、テレビアニメの第1作を彷彿させる内容も長年のファンとしては◎。このような形で、コンボイ(オプティマスプライム)だけの物語も是非制作して欲しいです。 sirou92さん [インターネット(吹替)] 8点(2020-11-29 00:36:42)

23.いやぁ、観てよかった。
ここんとこのトランスフォーマーシリーズの仕上がりがひどかったのでこれも観ないつもりだった。

なんだったら本編より好きかも。ーいや本編観てた方が面白いけども。

アニメーションっぽい作風だなと思ったら、監督さんがアニメ畑の方だったんですね。
すごく合ってました。バンブルビーの魅力もよく伝わってきたし。

あの子が思春期の殻を破る流れも良かった。
何より、私はキングコング的なカップルに弱いのだ。 movie海馬さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-07-07 00:28:11)

22.《ネタバレ》 子供向けかと思ったがなかなか。
80年代の曲がまたおじさんの心に響く。
ネタとしては、インターネットの基本形があの時出来上がったということかな? チェブ大王さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-05-02 17:13:37)

21.いつもと違う雰囲気だけどトランスフォーマーシリーズとして楽しめます。 あきぴー@武蔵国さん [DVD(吹替)] 6点(2020-02-11 21:36:36)

20.《ネタバレ》 マイケル・ベイが製作に名を連ねているとは思えない程、良い意味で普通の作品。
このシリーズは回を重ねる毎に趣味の悪いフルコースの様にしつこく・つまらない「特撮自慢大会」に成り下がっていたが、
流石に製作陣の皆さんも世界での悪評に気が付いたのか、独立した一つのSF作品として丁度良いバランスに仕上がっていると思う。
愛嬌のあるバンブルビーと普通に可愛いヘイリー・スタインフェルドのコンビも観ていて楽しく、
過剰なシーン(暴力・破壊・エロ等々)も程々に家族向け映画としてお勧めできる。
心配なのは、この路線が好意的に受け止められた事を製作陣が勘違いして続編を作り始める事。
流石に今回はそれは無いと思いたい。 たくわんさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-22 18:34:29)

19.トランスフォーマーシリーズの中ではまあまあな出来。主人公の女の子もだんだん魅力的になっていくし、やっぱり笑顔は大切です。所詮子供向けの内容なのは仕方ないとしても、バンブルビーがまるでペットのような扱いなのはどうかと。あと、最近は時代設定が80年代の映画が多いなあと。50代向けに映画を作っているような。最近の若いもんは映画見ないのかな? 木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-01-13 18:31:24)

18.気軽に見れる作品でした。展開が遅くて中盤以降少し中だるみを感じた。それにしても勝手に地球に集られて迷惑千万な話ですなぁ。 はりねずみさん [DVD(字幕)] 5点(2020-01-04 12:33:55)

17.《ネタバレ》 シリーズ最高傑作との評を聞きつけ、勇んで鑑賞。んで、アクションは凄いけど話がイマイチなシリーズから、話はそこそこだけどアクションがショボい作品が爆誕!とゆーのが正直な感想。全体的になんか低年齢向け化している感がアリアリで、特にトランスフォーマーのデザインが分かり易い(少しチープな?)カッコ良さに様変わりし、展開面も頑張っていて決して悪くはないのだが惜しむらく所々が結構に雑でこれも何か子供騙しな気もする(特にラスト、バンブルビーとの別れが率直に言って無理矢理だったり。別にチャーリーん家で潜伏しとけば良くない?)

他にも凄く気になったのが、トランスフォーマーが地球に来て早々ペラペラ英語喋りながら「ここが地球か…」とか言っちゃうスーパー適当描写とか。何より一番痛いのがアクションで、敵も味方もちっこいのが数体しか出てこない上、中盤は殆どアクションも無く、その点は端的に物足りない。前評判ほどではなかったというのが結論的な評価で、これをシリーズ最高傑作とか言っちゃうのは寧ろシリーズの全否定だと思う。

とは言え、前述の通り話はベタながらもかなり頑張ってるとも言えるし、シナリオ上のイケてる工夫も有って少なくとも退屈で死にそうとかでは全くないし、シリーズ代名詞たる臨場感抜群のアクションもラスト付近に有るには有るし、何より主演のヘイリー・スタインフェルドはルックスも良い上に相当な熱演でかなり良かったし、娯楽作としては普通に及第点で、特にファミリーで観る分には確実に満足して帰れる程度の出来。毛色の違ったスピンオフとして割り切って観るなら、そんなに後悔はしないかと。 Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 6点(2019-12-14 11:47:02)

16.《ネタバレ》 なんだこれは!最高かよ!トランスフォーマーシリーズは1作目のみ鑑賞して、それ以降は何となく観ていないといった相性なのだけと、これは良い。ET系ストーリーは王道でありふれたものだけど、それ故の安心感がある。変にこねくり回していないので、わかりやすく、適度に笑える展開があって飽きさせない。
バンブルビーが発見されるまで、ややつまらない展開が続くけど、あれはヒロインの倦怠感の疑似体験なんですね。

変身ギミックの活かし方も無理がないし、余計な登場人物もシーンもない。伏線はきっちり回収されてる。素晴らしい。

ヒロインがだんだんと魅力的に見えてくる映画って好きです。ゾンビランドのエマ・ストーンもそうだった。今作のヒロインも負けてません。

ハートウォーミングなSFファミリー映画。ひとにお勧めできる一本でした。 EOSさん [DVD(吹替)] 9点(2019-12-13 11:20:02)

15.《ネタバレ》 ここ最近のトランスフォーマー・シリーズが正直言ってイマイチだったため、この作品もやや敬遠していました。DVD化されレンタル泊数も伸びたので、期待値を下げて借りてみました。

まず最初に一言、ごめんなさい。予想を裏切る面白さでした。オートボット側もバンブルビーしか登場しないから戦闘シーンもそんな大したことないと高雄くくっていましたが、これがアイデアに満ちたバリエーションの豊富さで、とくにラストの巨大タンカーをぶつけるとこなんか、(;`Д´)<お゙お゙!お゙お゙!ってテンションアゲアゲになっちゃいました。

それと時代背景の80年代を実に巧みに作品の中に織り交ぜ、音楽やファッション、生活スタイル等、それらがバンブルビーの変形車種フォルクスワーゲン・ビートルとマッチしていて、世界観が完全に仕上がっていて気持ち良い。

またなんと言っても主人公チャーリーを演じたヘイリー・スタインフェルドちゃん。もうやばいですね、彼女。圧倒的ではないんだけどなんか素朴でどこにでもいそうなんだけど、だけどそれでも一つ抜きん出ているそういった存在感。その存在感が80年代とこれまたナイスなマッチングで、もうこれ以上ないと言っていいほどのベストキャスティングですよ。大好きな父親を亡くして、新しい父と弟に馴染めない思春期という、まあありふれた役柄ではあるんだけれども、それが嫌味なく素直にこちら側に伝わってくるということ自体、それこそが彼女の、ヘイリー・スタインフェルドちゃんの持つ存在感なんでしょう。お見事!アフロの彼と最後まで親密な関係にならなかったとこも、合わせて高評価させてもらいます。

難点を言えば弟の空手がストーリー上役に立たなかったことと、新しいお父さんがマイアミバイスチックなカーチェイスを披露するに至る伏線と、義理の娘に対しての愛情表現をもうちょっと分かりやくすく演出して欲しかった。あれではまるでお邪魔虫的に受け取れちゃいます。また合わせて母親の描き方も宙ぶらりんに感じちゃいました。チャーリーの成長物語でもあるのだから、彼女が向き合い乗り越え受け入れる対象である「家族」がボヤけてしまっていたのが本当にもったいなく感じました。飛び込みの伏線回収は素晴らしかっただけに本当に惜しいです。ただ修理工場のオジさん。一番わかりやすくって格好良かったです。

OPの製作会社の中にチャイナ系の会社があったので一抹の不安を感じましたが、昨今のチャイナ贔屓は見受けられなかったこともまた、この作品に対する価値を高めていると言えるでしょう。 Dream kerokeroさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-09-03 07:11:27)

14.《ネタバレ》 トランスフォーマーのスピンオフ作品なんだけど、正直言ってトランスフォーマーシリーズよりも本作の方が好きです(笑)。
一本の映画として、すごく面白かった。バンブルビーの可愛らしさ、チャーリーとのやりとりの微笑ましさ、
ボーイフレンドや家族のキャラクターの愉快さ、メインストーリーはよくあるタイプなんだけど、
その周りの加味されてる要素が一つ一つ面白く活きてるんですよね。
トラヴィス・ナイト監督はこれが実写デビューだそうですけど、アニメで培ったそう言う
キャラや会話や動きの活かし方をそのまま実写でも発揮されてるなと思うんです。
ラストの別れでの抱擁シーン、ぐっときましたね。笑いと感動をありがとう、と言いたいです。 あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-08-30 19:18:52)

13.《ネタバレ》 音楽が懐かしい! スミスはこんなにアメリカ人に受け入れられていたのか。展開はあまりにも予想通りだけど、それでいい映画の典型か。 kaaazさん [インターネット(字幕)] 7点(2019-07-28 07:34:24)

12.サイバトロン星にいる時から戦闘機や車に変身することに違和感。英語を話して英語で読み書きするのも如何なものか。地球にはキューブを探しに来たんじゃなかったっけ?これはリブート?過去作とは関係なし?…と腑に落ちないところも多々ありますが元来のデザインを重視しているところや分かりやすくなったストーリーは馴染み易くて良かったかな。でもマイケルベイの過去作を観てきたからやっぱりちょっと物足りない。
アマゾンのカテゴライズにキッズが入っていたので少し納得。最初からこういう作品にしていればより愛されるシリーズになっていたと思います。穏やかで緩いトランスフォーマーでした。 Kの紅茶さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-07-13 08:21:41)

11.トランスフォーマーシリーズの中では、戦闘シーンなども見やすいし、敵味方の色も区別がされてわかりやすい。本編シリーズでは主役の下品極まりない両親などどうでもよい人間がうっとおしかったので、こういった作品でシリーズ化してほしい。 pokobunさん [映画館(字幕)] 8点(2019-05-02 12:16:56)

10.《ネタバレ》 トランスフォーマーシリーズのスピンオフ映画。少女とお茶目な「黄色い蜂」のラブコメが、SFロボアクションと融合。仇敵のおクルマに生卵をペイント、上からプレスしてカーエッグの出来上がり。ばかウケ。イタズラ好きのボクちゃん。戦友プライムくんと並走のラストショット。壮大な本シリーズと比較して、スケールは小さくなったけど中身は濃ゆい。良作。 獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 7点(2019-04-14 00:08:53)

9.《ネタバレ》 これこれ!こういうトランスフォーマームービーを見たかった!
本編シリーズのスピンオフで時系列は前日譚に位置づけられる本作ですが、つながりに矛盾がある部分もあります。しかしまぁそもそも本編がシリーズを重ねる毎に無茶苦茶な設定と強引な展開になっちゃってるんで、この作品はこの作品として無理に辻褄を合わせなくても良いでしょう。
冒頭に出てくるセイバートロン星では、G1アニメのキャラクターたちがあのデザインそのままでCG化されていることに興奮!地球に舞台が移った後は、ストーリー的に当たり前ではあるのですが、登場するトランスフォーマーが最小限で、バンブルビーVS1~2体のディセプティコンという単純な構図で分かりやすくて良いです。キャラクターが少ないからこそバトルシーンもじっくり描かれていて堪能できました。特にバンブルビーはこれでもかというくらいトランスフォームを見せてくれるので、そこはやはりトランスフォーマーの醍醐味だと思います。カマロのかっこいいバンブルビーも良いですが、ビートルのかわいいバンブルビーもいいですね。ちょっとペットっぽく描きすぎな気もしましたが、愛嬌があるロボットということで。
そんなバンブルビーと心を通わせるチャーリーの存在も大きいです。心を閉ざして気丈なふるまいをしていたチャーリーが、バンブルビーと出会って一緒に過ごす内に、徐々に心を開いて自分に素直になっていきます。チャーリーの心情自体はそんなに描かれないですが、周囲との接し方や表情によって、目に見える形で変わっていくのが分かります。その成長する姿があるからこそ、ラストにバンブルビーと別れる選択をするのも説得力があって、上手くまとまったなと思います。
ストーリーのシンプルさが見やすく、80年代テイストを楽しめる映画です。 Nerrucさん [映画館(吹替)] 8点(2019-04-12 01:16:09)

8.冒頭のサイバトロン星のシーンに出てくる、昔のアニメ風デザインのロボット達に感動した。その後は特筆すべきことも、惹かれるシーンもなく終わった。 リンさん [映画館(字幕)] 6点(2019-04-10 22:33:04)

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【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 7.33点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
513.70% line
6518.52% line
7933.33% line
8933.33% line
927.41% line
1013.70% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人

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