みんなのシネマレビュー

血みどろの入江

BAY OF BLOOD
(ECOLOGIA DEL DELITTO)
1970年【伊】 上映時間:89分
ホラー
[チミドロノイリエ]
新規登録(2003-12-27)【腸炎】さん
タイトル情報更新(2009-11-21)【カニ】さん


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監督マリオ・バーヴァ
助監督ランベルト・バーヴァ
キャストクローディーヌ・オージェ(女優)レナータ
ルイジ・ピスティッリ(男優)アルベルト
クラウディオ・カマソ(男優)サイモン(クラウディオ・ヴォロンテ名義)
レオポルド・トリエステ(男優)パオロ・ファッサッティ
ラウラ・ベッティ(女優)アンナ・ファッサッティ
イザ・ミランダ(女優)フェデリーカ伯爵夫人
ニコレッタ・エルミ(女優)レナータの娘(ノンクレジット)
原作ダルダーノ・サケッティ(原案)
脚本マリオ・バーヴァ
音楽ステルヴィオ・チプリアーニ
撮影マリオ・バーヴァ
特撮カルロ・ランバルディ(特殊効果)
衣装エンリコ・サバッティーニ
その他ステルヴィオ・チプリアーニ(指揮)
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【クチコミ・感想】

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4.《ネタバレ》 ホラーなんだかメロドラマなんだか全く分かんない不似合いすぎる明るいBGMを使ってホラー映画を撮るというすんげえ荒業をやってるマリオ・バーヴァですが全体的に静かでスプラッター的な要素もたっぷりで陰鬱なのに妙な盛り上がりのなさは謎。というか部分部分の印象が強くてそれ以外に印象が薄いせいなのか前半はミステリー的なのに後半それを隠す気もさらさらない展開はある意味ですごい。登場人物も数ない上runtimeも短いのでサクサク進んでいくはいいしとっつきにくい部分っていうのは全くないから見やすいけどバーヴァ独特?の今までのをすべて破壊するような唐突な展開は個人的には好きかもしれません。 M・R・サイケデリコンさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-09-06 12:03:43)

3.このタイトルから何を想像すればよいのか、「血みどろ」はいいとしても、何で「入江」なのか?
要するに、遺産相続に絡んだ殺人劇で、その遺された不動産資産というのが、入江だった、というそれだけの話。
しかし、それだけと言うには、あまりに人が死に過ぎ、死体が登場し過ぎるのが、本作の特徴です。冒頭、ロマンチックな音楽が流れる中で、唐突に行われる殺人劇。念の入ったカメラが、いかにも「これは只者じゃないな」と思わるのですが、中盤以降、ひたすら繰り返される殺人と死体の描写は、かなーり残酷趣味の方に主眼が置かれてます。突き刺さり感というか、めり込み感というか、まあ、特殊効果はあくまで当時のもの、とは言え、やってることはなかなかエゲツないです。死体に纏いつくタコ。
という、殺し合いのデスゲームが展開され、もはや誰が勝利を収めようとどうでもよくなってくるのですが、この陰惨な雰囲気が、ラストで一変して、これって実はブラックユーモアなんだよ、と言わんばかり。
いまさら、そんなこと、言われてもねえ。あはは。
という、ちょびっと上級者コース(?)、みたいな作品でした。 鱗歌さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-04-17 14:24:54)

2.マリオ・バーヴァ監督の傑作とのことだが、サスペンスの体裁をとってはいるけどなぞ解きを楽しむ映画ではない。殺しのシーンは、見るべきところが多く、13金への影響は計り知れない。 センブリーヌさん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-07-24 23:42:14)

1.「13日の金曜日」のはしりだとか、知る人ぞ知る的なこの映画。レンタル屋には置いてないので、しょうがなくDVD購入して観ましたが、ぶっちゃけ買って観るほどおもしろくなかった。ひきこまれる要素があんまない。怖くもなけりゃ、ドキドキもしない、ふーんって感じで終了。ただ、お話はちょっと変わってて、登場人物が次々殺されるとゆうスラッシャー系映画だけど、その展開が、あまり観ない展開(思い当たる映画一つあるけど)、そこはよかった。スラッシャー系の亜流型。冒頭も変わってて、その冒頭に、これからのイレギュラーな展開が暗示されてるのも皮肉っぽくていい。今の技術でリメイクしたら、ひょっとしたらかなりおもしろくなりそーかも。でもやっぱ話的に変わっててよくても、映像、描写にあまりひきこまれる要素がないのが退屈の原因かな。あまりにも変わった展開を狙いすぎたラストの展開も、なんじゃこりゃって唖然とするだけで、おもしろいとは思わなかった。別に無理して観なくてもよかったな~。後の映画に影響を与えたとゆう点とストーリーに3点。 なにわ君さん [DVD(字幕)] 3点(2007-01-17 01:01:51)

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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 5.75点
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