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蝉しぐれ

The Samurai I Loved
2005年【日】 上映時間:131分
ドラマ時代劇小説の映画化
[セミシグレ]
新規登録(2005-06-27)【ヴァッハ】さん
タイトル情報更新(2018-06-24)【イニシャルK】さん
公開開始日(2005-10-01)


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監督黒土三男
キャスト市川染五郎(七代目)(男優)牧文四郎
木村佳乃(女優)ふく
今田耕司(男優)島崎与之助
ふかわりょう(男優)大和田逸平
原田美枝子(女優)登世
緒形拳(男優)牧助左衛門
小倉久寛(男優)小柳甚兵衛
利重剛(男優)石栗弥左衛門
渡辺えり子(女優)おとら
原沙知絵(女優)淑江
麿赤兒(男優)尾形
田村亮(1946年生まれ)(男優)藤次郎
三谷昇(男優)権六
大滝秀治(男優)関口晋助
大地康雄(男優)青木孫蔵
柄本明(男優)磯貝主計
加藤武(男優)里村左内
石田卓也〔俳優〕(男優)牧文四郎(子供時代)
佐津川愛美(女優)ふく(子供時代)
久野雅弘(男優)大和田逸平(子供時代)
矢島健一(男優)相羽惣六
山田明郷(男優)村上
佐藤二朗(男優)佐竹
藤貴子(女優)伊代
蛭子能収(男優)小助
深水三章(男優)坂本
田中要次(男優)北村
不破万作(男優)木戸
中村優子(女優)おきみ
竹嶋康成(男優)桜井
緒形幹太(男優)犬飼兵馬
芦名星(女優)
原作藤沢周平『蝉しぐれ』(文春文庫刊)
脚本黒土三男
音楽岩代太郎
浅梨なおこ(音楽編集)
作詞一青窈「かざぐるま」
作曲武部聡志「かざぐるま」
編曲武部聡志「かざぐるま」
主題歌一青窈「かざぐるま」
撮影釘宮慎治
戸澤潤一(撮影監督)
製作島谷能成(製作総括)
東宝(「蝉しぐれ」製作委員会)
木村純一(「蝉しぐれ」製作委員会)
朝日新聞社(「蝉しぐれ」製作委員会)
テレビ朝日(「蝉しぐれ」製作委員会)
電通(「蝉しぐれ」製作委員会)
ジェネオンエンタテインメント(「蝉しぐれ」製作委員会)
市川南〔製作〕(製作委員会)
杉山登(製作委員会)
製作総指揮遠谷信幸
プロデューサー遠谷信幸(エグゼクティブプロデューサー)
柴田一成(協力プロデューサー)
配給東宝
録音橋本泰夫
照明吉角荘介
その他東京現像所(現像)
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【クチコミ・感想】

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19.絶対泣けるよ(小説は)と聞いて、かなり期待して見てみたのですが、全然でした… なんか淡々とすすむストーリーが眠気を誘いました。少年時代の割合が映画としては長すぎたような気がしました。 makoさん [DVD(字幕)] 5点(2006-08-09 14:29:19)

18.《ネタバレ》 藤澤周平の時代劇ということで、「たそがれ…」や「隠し剣…」を期待していたのに、残念でした。考えてみれば、演出者が違うのだからあたりまえなのだが、どうも違う。やっぱり、方言を使っていなかったからだろう。との結論になりました。それから、木村佳乃はどうもねえ。というより、出番少なすぎです。少年、少女時代と大人になったからがあまり似ていないので、なんか違う話みたいで。子役を使わずに、本人に若作りさせたほうがよかったかも。時代劇だから、髷でかなりごまかせるでしょう。逆に、最後のシーンは会話から10年くらい経過したことは、わかるのだが、もっと老けさせるとよかったのに。なんか、凝り過ぎて、どうしたの?という映画でした。 ジブラルタの星さん [DVD(邦画)] 4点(2006-06-14 22:26:11)

17.《ネタバレ》 映像に凝っているのはいいと思うが、明らかに無駄と思えるシーンがあちこちにあって、全体に散漫として締まりが無い。思い入れがありすぎて切るべきところが切れなくなってしまった典型の映画に見えます。細かな点では、子役と成人したあとの役者とが誰一人似ていないのも辛いし、子役の棒読みも厳しい。肝心の敵方の剣豪役も影が薄いままラストに登場するので、いくら戦っても盛り上がらない所も痛い。期待していただけに、かなりガッカリした映画でした。 MARK25さん [映画館(邦画)] 3点(2006-05-21 20:25:57)

16.概して高いポイントのようですが,私は手放しでいい点数はつけられない。黒土監督の,日本の原風景をたどるような美しい映像には惹かれる。けれども,演出の範囲を超越してしまい,物語よりも風景が勝ちすぎてしまった点が,全体のバランスに悪影響を及ぼしていると思う。その美意識は理解できるも,それならまだNHKスペシャルなどを観ているほうがいい。また,互いの気持ちを知りつつそれを露わにすることも,抑えることもできない男女の機微を描くのなら,成人したふくが登場した辺りをもっと濃密に描くべきだった。なのに,ラスト以外はわりとあっさりと進んでしまったのは,長期ロケでエネルギーを使いすぎたためでしょうか。けなしてばかりじゃ何なので,収穫は木村佳乃と書いておきます。彼女は目が印象的なので,その目で演技ができるようになったのは,一皮も二皮も剥けたしるし。まだまだ若いし,将来が楽しみです。 Roxyさん [DVD(邦画)] 5点(2006-05-16 00:20:02)

15.「たそがれ清兵衛」クラスを期待していたのですが..がっかり..肝心な場面でTVドラマぽい安易な演出..ツッコミたいところもチラホラ..もっとレベルの高い作品に仕上げてほしかった..映画なんだから... コナンが一番さん [DVD(邦画)] 4点(2006-05-12 14:44:10)

14.父と息子のドラマ部分は楽しめたが、ふくとの結ばれる事のない恋愛ドラマがもうひとつでした。ラストで何で再会して近況報告なんてしたんでしょう?粋じゃないです。染五郎、木村佳乃もイマイチ、犬飼兵馬には鬼気迫る殺気が感じられず、良い物語がもったいなく感じられた。 亜流派 十五郎さん [DVD(字幕)] 3点(2006-04-30 17:33:02)

13.う~ん、原作をじっくり読みました、その後に映画化が決定して、期待して観に行ったんですが。映像は、日本の季節の移変りがとてもきれいに映し出されてよかったと思いますが、好みの問題かもしれませんが、キャスティングが、、、原作のイメージと少しちがいました。(NHKで放映されたTV版は思いのほかよくできていて、、、) ダスト&スクラッチさん [映画館(字幕)] 6点(2005-11-24 13:14:52)

12.《ネタバレ》 
全然期待してなかったんですが、
ネットなんかで調べてみたら結構好評のようで、
丁度最終日もあって空いてると思い観てきました。
時代劇物のせいか、原作の効果のせいか、市川染五朗のせいか
ご老人達のお客さんが非常に多かったです。
普段の映画で子供連れや老人のマナーの悪さにうんざりしてたんですが、
意外にちゃんとしてました。
それはともかく映画のほうですが、単純に面白いと思いました。
期待してなかった分良い意味で裏切られた感じです。
素人なんでうまく言えないんですが、カット割りというのか、カメラーワークというんでしょうか、
すごく綺麗で見せ方がうまいなと感じました。四季折々の自然が非常に綺麗でしたね。
あと個人的に殺陣のシーンが判り易くてよかったです。(座等市とかなにがなんだか)
以下思ったこと、
途中まで幼馴染の成長したのがふかわりょうだって気づかなかった。(それだけナチュラル?)
このページのキャスティングにふかわ外されてるし。
エンドロールで田村亮って出ててロンドンブーツ何処にいた??って思ったが別の人でした。
今ちゃん出てきた時コントかと思った。
ところで文四郎の仕合の後に舞を踊った人誰ですか?
ひで太郎さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-04 12:54:40)

11.久しぶりに「正しく美しい日本の映画」を観たような気がしました。木村佳乃はいいですね。もっと映画に出てもいい女優さんだと思います。 芦毛牝馬さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-01 13:39:59)


10.うーーーん 可もなく不可もなく 悪くはない、うん、悪くはないんだけど・・・・
この手のヤツはもうお腹イッパイって感じではあるなぁ~。
あずきさん [映画館(字幕)] 5点(2005-10-29 08:11:59)

9.子役→市川染五郎はそれほど年齢差が出ていないし、子役→木村佳乃はあまりにも子役が幼すぎることから劇的に年齢差を感じさせます。よって子役→成人のバトンタッチがぎこちなく、スムーズにストーリィが運ばれない。市川、木村それぞれが初めから演じた方がよかったように感じます。違う人物が演じるなら、例えば“ふく”は、蛇に噛まれた傷跡を、文四郎は与之助を助けた時に傷を受けたことにして、その傷を意匠として同一人物に描く映像的工夫が欲しいところです。そして桜、蝉、稲穂、雪など季節の移り変わりを叙情的に切り取るのはいいのですが、ラストの回想シーンの連なりは感傷的な音楽と重なり少し安易で、ここは文四郎とふくの主観ショットで、何もない現在の空間(蛇に噛まれた川、荷車を押した坂道、花火を見た祭りの場など)を写し、そこに過去の思い出を観客に蘇生させた方がより映画的だったのではないかな~と考えながら映画館を出たのでありました。 彦馬さん [映画館(字幕)] 6点(2005-10-25 12:49:03)

8.前半、かなり眠い展開でしたが、染五郎が登場してからは、かなり引き込まれました。
何よりもラストの木村佳乃のにじんだ涙にグッとキター。。。です。

レンジさん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-22 00:11:13)

7.《ネタバレ》 原作で感銘を受け、昨年のNHKドラマも楽しく観ました。ドラマでの脚本を手掛けた黒土氏が満を持してメガホンをとった~という感じですね。その時のキャスティングが内野聖陽と水野真紀。2人に10代の設定での場面(荷車を押すシーン)は多少、違和感はあったが、概ね原作に忠実な作りに好感。
そして、今回の映画は、前作を下地に、限られた約二時間の中に藤沢ワールドを凝縮。美しい日本の風景(羽黒山から琵琶湖までのロケは立派!)と男女の機微(木村佳乃がこんなに着物姿が綺麗とは)。殺陣も素晴らしい(人を初めて斬った瞬間は秀逸)。
監督の原作に対する想い入れが肌で感じられます。
原作を知らない方でも十分堪能できる佳作だと思います。かえって原作に執心し過ぎると、淑江の行く末や秘剣村雨をもっと詳しく!みたいになるので予備知識なしの方がいいかも。
最大の?はラストシーン。今生に未練を残さず2人は「結ばれた」のか。映画では観客の判断に委ねています。
憎い演出~美し過ぎます。
つむじ風さん [映画館(字幕)] 8点(2005-10-18 02:28:44)

6.素直に画面が綺麗でした。日本映画の芯の強い感じを堪能できました。どちらかというとメッセージを一本に絞ったというよりは、作品に対する製作側の愛情がそのまま映像にのっかった感じで、終始心地良く、ほろ苦く、そして最後には素直に納得できました。作品を見終わった後に、何故か自分が今まで経験した、いろんな思い出や、体験を思い出していました。人に誇れる人生ではありませんが、この作品に同調するように、いろんな経験をしっかり受け止められる様、これからも暮らしたいなぁ~と、思いました。この映画を通して、思い起こされたものは、他人に対しての思いやり。『情』。いろんな情を大切にしていきたいなぁ、と感じました。多分もう一回この映画を劇場で見ると思います。感動しました。お勧めです。
★二回目観てきました。★
二度目で判った事。登場するどの人物も、皆素晴らしい人物と言うわけでもありません。皆少しずつ、みすぼらしいところ、情けないところ、ずるがしこいところ、等がありました。でもその中に、また一方で皆が時折見せる、美しき心情。この映画の美しさが、ひしひしと伝わってきました。重ねてお勧めです。 Pizzさん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-18 01:40:29)

5.《ネタバレ》 映画を観て涙した二本目の作品となりました。父が息子にかける別れの言葉、もっと言うべき事があったと後で悔いる息子の涙、歯を食いしばって父を運ぶ息子、坂道を一人で登れぬ時に無言で助けるフク。もう、たまりません。泣けて泣けて仕方なかったです。文四郎が世の理不尽さや非情さにも屈せず背筋を伸ばして生きていったのは、同じ様に生きた父の遺言を守ったのでしょう。子供を育てるという事は、親の生き様を見せる事の様に感じました。フクとの再会と別れは人の世の縁なのでしょうか、切ないです。原作未読で、心して読みます。 The Grey Heronさん [映画館(字幕)] 8点(2005-10-14 15:11:11)(良:1票)

4.日本の美しさをそのままスクリーンの中に閉じ込めたような作品。どのシーンも、どのカットも本当に美しく、監督の日本の美しさを映そうとする意欲がスクリーン全体から伝わってきます。ストーリーも藤沢周平の最高傑作と謳われるだけのことはあって実に素晴らしい。平凡だけどとても共感のできる友情に始まり、親子愛や武士道、そして人を愛すことの切なさと美しさ。それらのストレートな熱い感情や強い想いが本当に観る者を感動させてくれます。ラストはもはや涙を流さずにはいられませんでした。僕はこういった作品がもっとたくさん見られたら嬉しいです。 ボビーさん [映画館(字幕)] 8点(2005-10-08 18:15:24)

3.《ネタバレ》 原作に大変感銘を受けたので、かなり入れ込んで観にいきました。
で、そんな原作に対する私の思い入れを裏切らない出来になっていたと思います。
特に、荷車のあのシーン。原作でも、小説を読んで十何年ぶりかに泣きそうになったあの場面が、私の脳内映像とほぼマッチする形でスクリーンに映し出されていたのには感激しました。そして、またしっかりと泣きそうになりましたし・・・
ただ、表現の力点を「20年愛」に絞り込んだようで、全体的にちょっとあっさりしすぎたのがちょっと物足りなかったかな(よく言えば、透明感あふれる、ということなのでしょうけど)。
藤沢周平の「海坂藩」ものに通低していると思う侍社会のやるせなさ、真面目に筋を通そうとする者ほど馬鹿を見てしまう理不尽さ(それはそのまま今のサラリーマン社会にも当てはまるんだろうけど)を、もうちょっと表に出してもよかったんでは、と思います。
でも、まあ、日本映画らしい日本映画を観たいと思ってらっしゃる方には絶対お勧めです!木村佳乃がこれ程見事な「映画女優」になろうとは、思いもよりませんでした。 東京サンダさん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-07 01:24:46)

2.黒土監督と子役の方の舞台挨拶がありました。
「世界に誇れる日本の映画を作りたいのです。」監督のお話にまずは感動。

そして藤沢修平さんに捧げられた本作は、透明感のある美しさに満ちています。
こういう風景は子供のときに見たものだった。
かつては文四郎のように凛とした気持ちが、日本人にはあった。
実に清清しく、慎ましく、静かなのです。
この心ねは、私たち日本人の大元なのだと感じることが出来ました。

その上、藤沢さんの原作ですのでお話は面白く、アクションも見応えあり、お笑いの方たちにもほんわかさせてもらえました。

こういうものが観たかったのだと、制作の方々に感謝したい気持ちでいっぱいです。
至福のときを過ごすことができ実に幸せ。
”本物の日本”を大切にして下さっており、私もまたそうありたいと思いました。

たんぽぽさん [試写会(字幕)] 10点(2005-10-05 21:46:20)(良:1票)

1.透明感ある綺麗な映像が心に残ります。冒頭の雪のシーンからその美しさに見とれていました。文四郎とフクの恋物語。前半に比べて後半にアクションのシーンがでてきて、今まで保ってた物語の美しさにちょっと駄作みたいな感じ。でも、少年時代の二人のシーンは切なくて好きです。特に文四郎の父が切腹した後に、一人で死体を運んでいる手伝いに来るフク。あのときの二人の表情はすごく好き。物語と風景の美しさが心に残る、久々に綺麗な日本映画を見ました。 ALECさん [試写会(字幕)] 7点(2005-09-16 22:45:02)

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【点数情報】

Review人数 59人
平均点数 5.73点
000.00% line
111.69% line
235.08% line
346.78% line
458.47% line
51525.42% line
6813.56% line
71220.34% line
8813.56% line
923.39% line
1011.69% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review4人
2 ストーリー評価 7.28点 Review7人
3 鑑賞後の後味 6.62点 Review8人
4 音楽評価 6.50点 Review8人
5 感泣評価 6.44点 Review9人

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