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主婦マリーがしたこと

THE STORY OF WOMEN
(Une affaire de femmes)
1988年【仏】 上映時間:108分
ドラマ刑務所もの犯罪もの実話もの
[シュフマリーガシタコト]
新規登録(2004-03-17)【ヴァッハ】さん
タイトル情報更新(2019-08-09)【Olias】さん
公開開始日(1990-10-05)


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監督クロード・シャブロル
キャストイザベル・ユペール(女優)マリー
フランソワ・クリュゼ(男優)
ドミニク・ブラン(女優)
マリー・トランティニャン(女優)
脚本クロード・シャブロル
音楽マチュー・シャブロル
撮影ジャン・ラビエ
あらすじ
戦時中のドイツ(ナチ)に占領されているころのフランスで主婦マリー(イザベル・ユペール)はふとしたことがきっかけで隣の女の中絶を手伝うことになる。以後マリーは法律で禁じられているにも関わらず生計のため堕胎医となりくりかえしていく。しかし、そのことが夫に知られ、夫は密告を・・・

ヴァッハ】さん(2004-03-18)
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【クチコミ・感想】

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6.《ネタバレ》 やりたい放題が過ぎたマリーに何の同情も湧きませんが受けた罰が斬首刑とは理不尽です。亭主の報復が強烈でマリー亡きあと甲斐性無しが子供らを育てる事が出来るのか。後味の悪さが残る作品です。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2013-04-29 11:33:35)

5.《ネタバレ》 この作品で描かれる悲劇は、大きく言えば戦争が生んだ悲劇。
主婦マリーがしたことが良いことか悪いことか、それは平和な世の中に生まれ育った男の私には、計り知れないことである。
少なくとも、極刑に処せられるのは割に合わないということだけは、はっきり言える。
いくらなんでも、法に背いて、堕胎をしていたとしても、さすがに極刑はひどすぎる。
だが、戦争がからんでくると、そうもいかない。
戦争は、戦場だけでなく、あらゆる部分に、こういった悲惨な影を落とす。
とても重い話で、特に、残された子供の将来を考えると、心が痛んで仕方ない。 にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 6点(2012-02-15 00:12:37)

4.《ネタバレ》 シャブロルの映画で初めて見たのがこれ。かなり前だ。正直、イマイチだと思った。去年シャブロルが亡くなったことで追悼の意もあるのか最近になってシャブロルの映画がたくさん上映されるようになったがこれがどいつもこいつも面白い。なので見直そうと思ったんだけど近所のレンタル店に置いてませんでした。残念。ナチス占領下のフランスで戦地から帰ってきた夫の無職状態、それでも子供二人を育てなければならない状況、堕胎が違法という女性困難の時代等を鑑みても主人公の行動は肯定すべきものとしては描かれていない。どちらかというと悪女として描かれていたはず。女性のための堕胎ではなく金のための堕胎。生活のための金ではなく歓楽のための金。だから「彼女に罰を」と思って見てたら死刑という結末に唖然となったのを覚えている。結局のところ、女が欲望のままに罪を繰り返す犯罪映画で、その根源に戦争があったという描き方なら良かったのだが、犯罪映画である以上に国家の犠牲者としての側面がクローズアップされすぎていて私にとっては面白くなりそうで面白くならないってことになってる。一般的には傑作ということのようです。 R&Aさん [ビデオ(字幕)] 5点(2011-08-29 14:45:06)(良:1票)


3.《ネタバレ》 実話なんですよね。見せしめの為に最後のギロチンの処刑を受けたと言う記憶があります。(かなり前に観たので・・・)正直、思った事はそんなに医学的知識が無くても堕胎手術が出来るとと言う事にビックリ。いつの世も子供を産まない事を選択する女性がいるという事です。堕胎手術自体を悪いとは思いませんが(いろいろな事情もあるでしょう)それを秘密裏でやらなくてはいけないと言うことが辛いですね。 よほどの事が無い限り女性は喜んで堕胎手術をする訳はないと思います。宗教的な事情もあるでしょうが、何事もYES・NOだけでは決められないことは沢山あると思いました。 選択することが出来る私達は幸せだと思います。 あずきさん 8点(2004-03-18 20:52:56)

2.《ネタバレ》 実話だと聞きました。ナチス占領下のフランスにおいて、運命に翻弄されたマリーは最後に見せしめにされて、2人の子どもを残してギロチンにかけられていきます。映画は声高に叫ぶのではなく、淡々と、マリーは誰のせいで何のせいでこうなったのか?ということを、観客一人一人に考えさせようとします。価値観を押しつけたりしない描き方が秀逸で、これは老若男女を問わず、もっと多くの人に見ていただきたい、戦争映画の秀作です。 おばちゃんさん 9点(2004-03-18 13:20:13)

1.てっきり中絶についての(戒めの)コメントをラストは流すと思っていたのだが・・・ 映画ではマリーの子供の兄妹の構成と自分とこも同じだったので終始ピエロに感情移入してしまった(ところどころでお兄ちゃんであるがゆえの悩みなどに)。この作品も淡々と描かれており、その演出によって実際にあったように感じることもあった。        むかし、保健の授業で中絶のシーンを観たことがあった。そのときの手術方法は胎児を吸引するというものである。手術中胎児は生命の危険を感じ、必死に胎内で逃げ回る様がみていてなんとも痛々しかった。しかし、次第に胎児は肉片と化していき吸引されていく(そのとき頭は大きいのでハサミで切り刻む)。手術中、胎児の母親はカメラでその光景を見なくてはいけなく生命の重さというものを嫌というほど知る。この体験はずっしりと胸に刻まれたものです。このときの思いを忘れずに生きていかないと ヴァッハさん 6点(2004-03-18 11:08:54)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.83点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

【ゴールデングローブ賞 情報】

1989年 47回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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