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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊

The French Dispatch of the Liberty, Kansas Evening Sun
2021年【米】 上映時間:103分
ドラマコメディオムニバス
[フレンチディスパッチザリバティカンザスイヴニングサンベッサツ]
新規登録(2022-02-13)【えすえふ】さん
タイトル情報更新(2024-06-15)【Cinecdocke】さん
公開開始日(2022-01-28)


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監督ウェス・アンダーソン
キャストビル・マーレイ(男優)アーサー・ハウイッツァー・Jr
オーウェン・ウィルソン(男優)エルブサン・サゼラック
ティルダ・スウィントン(女優)J・K・L・ベレンセン
ベニチオ・デル・トロ(男優)モーゼス・ローゼンターラー
エイドリアン・ブロディ(男優)ジュリアン・カダージオ
レア・セドゥ(女優)シモーヌ
フランシス・マクドーマンド(女優)ルシンダ・クレメンツ
ティモシー・シャラメ(男優)ゼフィレッリ
ジェフリー・ライト〔男優〕(男優)ローバック・ライト
マチュー・アマルリック(男優)アンニュイ警察署長
エリザベス・モス(女優)コピー・エディター
グリフィン・ダン(男優)法務顧問
ボブ・バラバン(男優)ニックおじさん
ロイス・スミス(女優)アップシュアー・”モー”・クランペット
ジェイソン・シュワルツマン(男優)風刺漫画家
ギョーム・ガリエンヌ(男優)ミスターB
フィッシャー・スティーヴンス(男優)ストーリー・エディター
クリストフ・ヴァルツ(男優)ポール・デュヴァル
セシル・ドゥ・フランス(女優)ミセスB
トニー・レヴォロリ(男優)モーゼス・ローゼンターラーの青年時代
ルパート・フレンド(男優)練兵軍曹
イポリット・ジラルド(男優)シュ=フルール
ヘンリー・ウィンクラー(男優)ジョーおじさん
ウィレム・デフォー(男優)会計士アバカス
シアーシャ・ローナン(女優)ショーガール
エドワード・ノートン(男優)運転手ジョー
リーヴ・シュレイバー(男優)トークショー司会者
ドゥニ・メノーシェ(男優)看守
ダミアン・ボナール(男優)刑事巡査
アンジェリカ・ヒューストンナレーション
咲野俊介(日本語吹き替え版)
宮寺智子(日本語吹き替え版)
勝生真沙子(日本語吹き替え版)
脚本ウェス・アンダーソン
音楽アレクサンドル・デスプラ
撮影ロバート・D・イェーマン
製作ウェス・アンダーソン
製作総指揮ロマン・コッポラ
スコット・ルーディン
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
美術アダム・ストックハウゼン
衣装ミレーナ・カノネロ
編集アレクサンドル・デスプラ
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【クチコミ・感想】

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4.《ネタバレ》 まあ、別にそんなに内容の在る映画だとは思いませんでしたが、まずは監督固有のテーマ性と、ソレを彩るルックス&雰囲気のつくり込みにかな~りこだわり抜いた…て作品としては完成度自体は相当に高かったのではないでしょーか(尺が比較的コンパクト+オムニバスでテンポも悪くないコトも含めて)。私も全然楽しめましたし、ソレは結構誰が観てもそーなるモノかとも思います(今作に関しては)。お気軽に、或いは監督の入門編として是非お試しアレ。

とは言え、特にルックス面のこだわり・つくり込みの精度は重ねて非常に高かったとも思いますし、キャストが豪華なぶん演技のシャレオツ感もまた至極高度ではありましたかね(フランシス・マクドーマンドとティルダ・スウィントンの二枚揃えなんて今やそーそー観れないですよね)。ただ一つ、正直「ドコに出てたのキミたち?」て人もだいぶ多かったのでその意味では無駄遣い…?という気もしなくはねーです(まあ、監督の人望とゆーのが実に透けて見えるとは言えますケド)。

個人的には、意外と巨乳なレア・セドゥが脱ぎまくってたのが結局いちばんテンション上がったポイントですかね(下衆)。あとワリとどーでも好いコトが一点、ラス前のアニメのシーンの最後でいわゆる「漫符」における「汗」の表現に近いモノが出て来たのに少しハッとしましたです(海外では通用しない表現だ…とつい最近にも聞いた気がするんですケドも)。と言っても記号的な…とゆーよりはごく写実的な表現に近いモノではあったのですケド、意味合い的には極めてそーいう使われ方に近いモノでもあったので、コレもある種漫画文化の広がりの表れかな…なんて(少なくとも、多分に意外なコトではありましたね)。 Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-09-24 22:41:14)


3.「犬が島」を観た時からウェス監督のファンの私。
私の期待を大きく上回る、豪華で完璧な作品に拍手です。
いや~長年オタクやってると、こういう秀作に巡りあえる。
しみじみと嬉しい。
監督、制作、俳優に感謝の気持ちでいっぱいです。

映画作品ですが題名どおり、雑誌をパラパラめくっているよう。
どのシーンを切り取っても完璧な構図と色彩。
そしてピッタリの音楽。

なんだかよく分からない長台詞を聞きながら、ゴダール作品を観ているように錯覚した所も。
ふわふわと言い表せない、幸せな気分。

そして私を熱狂させたのが、アレクサンドル・デスプラさんの音楽。
不安にさせつつも耳から離れないピアノの旋律。
とても気に入りました。
不安な音響と覚えやすい旋律を両立させるとは!
エンドロールの最後まで聞き入りました。
配信で今、聞きながらレビューを打っています。
ここ数年で一番の映画音楽になりそうです。

雑誌を読み直すように、本作をチラチラ見ながら家事するのにも使えそう。
嬉しい作品がひとつ増えました。
たんぽぽさん [インターネット(字幕)] 9点(2022-04-28 14:57:55)

2. タランティーノの『グラインドハウス』の雑誌版みたいな構成、ならばもっと細かく色々盛っても良かったんじゃない?って。冒頭の自転車エピソードはともかく続く3つのエピソードはどれもちょっと長い感じがして、そしてどれもそんなには面白い話とも思えなくて。豪華キャストも人によってはなんか勿体ないカンジ。シャラメくん、そんなオチ? ビル・マーレーって狂言回し? パンフレット見て「え?どこに出てた?」って有名人もいっぱい。
 だけど映像の見せ方、凝り方はとても楽しくて、それを見ているだけで特に他の事を気にする必要もない感じ。

 基本はビスタサイズの土台にスタンダードサイズでの展開。たまに横にズレて黒味に文字が入ったり、上下黒帯でシネスコサイズになったり。モノクロだったりカラーだったり突然アニメーションになったり。
 ウェス・アンダーソン監督お馴染みのシンメトリー、平行移動、前後移動、断面図みたいな世界、追いかけっこ、「映像で遊んでます」って感覚。フレームにキチッと納められた要素はまるで重箱に入ったお節料理や幕の内弁当、はたまた工具箱や食器棚、収納ケースの中身のようで、陳列された世界をただ眺める、それだけの映画だとも言えるかも。

 ウェス・アンダーソン監督の全編作り物これ見よがし(もはや露出狂的かもしれないわね)な世界には賛否あるけれど、アタシはワリと好き。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 7点(2022-02-15 16:54:53)

1.《ネタバレ》 いつもは興味が湧かない恋愛邦画にアベンジャーズ ばかりやっている駅前のデカい映画館で何やらおかしな予告をやっている。どう見ても単館系の絵作りの映画はウェス・アンダーソンの最新作。役者もやたら豪華なのも気になります。(そして改めて今回この映画を本サイトに登録したときその役者の豪華さにビビりました。)
グランドブダペストホテルとダージリン急行の2本ほど見たことあるけれど、経験上この人の映画は家で見ると後悔すること間違いなしだったので、映画館へ。迷いましたがこれで正解でした。

架空のフランスの街を舞台を記者達がいろんな視点で紹介してくれるのは最初はどうなるかと思いましたが面白いのなんの。飛行機の断面図はさすがに驚きましたし、レア・セドゥも可愛かったです。映画館で見るとやはり大画面にイカす構図の絵がビシバシ出てくるのがとにかく楽しい。それに監督独特のユーモアがそこかしこで炸裂するので何度も劇場で吹き出してました。個人的には単純なギャグが素直に嬉しい。結局あのレスラーは車にしがみついただけなのも最高!

ただ長台詞が多いため、字幕を見ていると映像が見れないため辛いところもありましたが、この類の映画で2時間未満に収めてくれたのは嬉しかったです。なんだかんだ独特の音楽と映像と変なお話を終始楽しむことができました。 えすえふさん [映画館(字幕)] 7点(2022-02-14 20:23:17)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.50点
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