みんなのシネマレビュー

間宮兄弟

The Mamiya Brothers
2006年【日】 上映時間:119分
ドラマコメディ小説の映画化
[マミヤキョウダイ]
新規登録(2006-05-15)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2023-09-10)【イニシャルK】さん
公開開始日(2006-05-13)


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監督森田芳光
助監督杉山泰一
キャスト佐々木蔵之介(男優)間宮明信(兄)
塚地武雅(男優)間宮徹信(弟)
常盤貴子(女優)葛原依子
沢尻エリカ(女優)本間直美(姉)
北川景子(女優)本間夕美(妹)
戸田菜穂(女優)大垣さおり
佐藤隆太(男優)浩太
岩崎ひろみ(女優)安西美代子
加藤治子(女優)お婆ちゃん
高嶋政宏(男優)大垣賢太
鈴木拓(男優)ビデオショップの男
中島みゆき(女優)間宮順子
原作江國香織「間宮兄弟」
脚本森田芳光
音楽大島ミチル
撮影高瀬比呂志
製作アスミック・エース(「間宮兄弟」製作委員会/製作プロダクション)
テレビ東京(「間宮兄弟」製作委員会)
小学館(「間宮兄弟」製作委員会)
プロデューサー柘植靖司
椎名保(エグゼクティブプロデューサー)
三沢和子
配給アスミック・エース
衣装宮本まさ江
編集田中愼二
照明渡邊孝一
その他朝日放送(特別協力)
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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82.《ネタバレ》 原作と映画作品を比べる必要は無いと思っているのだけど、こうも読後感と鑑賞後感が違うと何故だろう、とつらつら考えるはめに陥ってしまった。キャスティングを初めて聞いたとき、佐々木と塚地はぴったりだ、と思ったのでなおさら。
映像化された方は、ファンタジー感が強い気がする。原作の人物がちゃんと21世紀を生きる人物像なのに対し、これは森田監督の30年古い演出のせいなのか、現実離れしたお話になってる。二人暮らしなのに横並びでフルーチェ食べてる姉妹の画とか今さらだし、「一生懸命作りました 買ってください」とクリスマスケーキを売る喫茶店の二人とか、今は予約でしかクリスマスケーキは売らないよなあと変な感じがした。細かくてやな観客だけど。フルネームで不倫相手を呼ぶ、その感性もちょっとずれてないかい。
そしてミもフタも無い言い方をしてしまうと、女優がみんな美人すぎる。あんな姉妹は現実離れの極みじゃないか。 tottokoさん [DVD(邦画)] 5点(2016-12-04 17:48:12)

81.仲良しだが女性には縁がない兄弟と、その周囲の人びとをめぐるコメディ。 ともすれば安易な甘やかし合いに陥りがちな素材を丹念に料理することに成功している。 初期森田演出を色濃く復刻させており、セルフパロディを含め、そこかしこに「遊び」が楽しめる。デビュー間もない沢尻エリカと北川景子姉妹(!)の瑞々しい演技も魅力的である。 野良猫さん [DVD(邦画)] 7点(2014-09-07 22:45:52)

80.何不自由なく育ってきたのでしょうな、あのお母様にしてこの兄弟あり、でしょうか。うらやましいことがたっくさんでてきます、ううぅ
HRM36さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-01-20 11:54:05)(笑:1票)

79.擁護しましょう お二人を。
いいじゃないのさ 彼らは誰にも迷惑かけちゃいないよ 
職業だってちゃんと人様から感謝される仕事してるし、
自立しようったらちゃんと自立してやっていけるでしょうさ 
恋に対してもちゃんと結末つけているしさ 
ストレス溜めることなく 前向き思考でいいじゃないのさ 
その他、なんにしても現状一番ベストなお互いのパートナー間で解決してやっていけてるんだからさ なんの問題もないじゃないのさ 私は彼らを支持する擁護してしまう ただし、これはムービー、現実社会にはあんなグリコ兄弟いないものとする。ましてや、よりによって沢尻北川姉妹とカレーパーティーだなんてもってのほかだ 事実ならば羨ましくって断じて許せん 告訴する。 3737さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-10-28 21:10:06)(笑:1票)

78.《ネタバレ》 こういう微笑ましい兄弟映画を見ると一人っ子の身としては、ちょっと羨ましかったりもします。

ほのぼのとした何の変哲もない物語といってしまえばそれまでですが、そこなんですよね、魅力は。人間性でしょうか。

場面場面が、素敵でした。カット割りというのでしょうか、良いなぁってずっと思ってました。それと同時に、場面が捲られる度に、出演者の面子に驚かされました。
沢尻エリカ・北川景子姉妹、常盤貴子、中島みゆき、佐藤隆太、戸田菜穂さん。

ネタフリの演出がくどいくらいにあって僕はそこがくどいともあざといとも感じず
良いなぁって思ってました。
コーヒー牛乳、ビール、喫茶店のマスターなど。
なので、始めから終わりまでずっと、僕は良いなぁって思ってました。
がらんどうさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-10-27 22:25:29)

77.ほのぼのとした映画です。それにしても中島みゆきさん!画面に登場するたびに恐るべき存在感で主演の二人を完全に食っています。 タケノコさん [DVD(邦画)] 6点(2013-08-07 22:20:17)(良:1票)

76.《ネタバレ》  決して幸せとは言えない男女関係を、ちょっと変な兄弟の日常を通してぬるーくのんびり表現した独特の雰囲気を持った作品で、決してドラマ性や感動を求めて見る映画ではない。

 兄弟役の佐々木蔵之介と塚地武雅のキャラ、演技は、映画の雰囲気に非常にマッチしたいい味を出しており、どっぷりと雰囲気に浸ることができた。

 娯楽作品でも、芸術作品でもないのだが、映画の表現力を有効に使ったと言える。

 しかし、いいのは見てる時に感じる雰囲気だけで、後に残るものが何もない一過性の雰囲気だけになっている。雰囲気を損なわないで、感動とかドラマ性とかを高めることが出来なかったのだろうか?

 見ていていい時間を過ごせたと思うし、決して損をした気はしないのだが、やはり、何かが足りなかったのだろう。 nobo7さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-08-28 00:27:02)

75.《ネタバレ》 正直、だから??? という映画。特に主義主張があるわけでもなく(まァ、そんなモンがあったらあったでコレまたウザいが…w)、特にコレといった見所があるわけでもない。
 風変わりな兄弟の日常が淡々と綴られていく中で、シークエンス毎のエピソードはそれなりに面白いのだが、一本の映画として見れば散漫な印象は否めない。
 映画は“娯楽”であり“作品”だと考える私には、スペクタクルとは言わないが、せめてもう少し何かが起きてくれないとなぁ。素人の日記映像じゃないんだから。
 ただ、役者陣はみんな良かった。むしろこんな何も起きない内容であることが良い方に出たのか、みんな無理が無く、のびのびと楽しそうに演じている。特に変わり者兄弟の母親に中島みゆきとは……絶妙のキャスティングでしょう。w TERRAさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-08-18 13:43:28)

74.沢尻エリカ、超絶かわいい。
演技もうまいし。このころのエリカ様は最高。

映画について言うと、全体を流れる雰囲気が、いたたまれない。
兄弟の気持ちが痛々しいほどわかってしまうだけに。 ひであきさん [DVD(邦画)] 6点(2011-07-31 06:06:54)

73. 間宮兄弟よりも、本間姉妹!最強です。今まで見た映画の中では「青い車」という映画に出てきた麻生久美子、宮崎あおいの姉妹に匹敵する魅力。
 ま、これだけ魅力的な女性キャストで、さほど棘のないストーリーをつづってもらえれば、自分的には非常に快適な時間を過ごせるわけで。(しかし、つくづくスターダストの
スカウトの人とは趣味があいそうですw)
 あと、兄弟そのものよりも、あの部屋が魅力的でしたね。いろんな字典を眺めてみたり、モノポリーで遊んでみたり、友達になりたい兄弟です。

 って、こんだけこの映画を受け入れるのは独身男性としてまずいんだろうな(苦笑)

いつものことだが、せっかく「良」を頂いてるレビューを変更するのは申し訳なさがあるんですが、
ずいぶん久しぶりの、そしておそらくディスクを処分するから最後の鑑賞
本当に酷い、作者だったら大激怒すべき失敗作だなあというのが、初めて原作を読んでの今回の感想。
ストーリーは、ほぼ原作に忠実で改変というほどのものは、ほどんどない、っていうかもっと映画としてまとまりよくするためには、多少いじってもとすら思う。
弟に関しても本当に塚地さんがキャラ、雰囲気、演技とも最高。言ったら失礼だけど、彼はモテない男やらせたら本当にハマる。
じゃあ、何を指して失敗作というかというと、ひとえに、兄のキャスティング。
原作の明信さんは、貧相でほとんどすべての人に悪い印象を与え、例えば作中の女教師にも一目で嫌悪感を抱かせるような男性です。
この人物に佐々木蔵之介さんをキャスティングするってどうでしょう?
全くちぐはぐな印象を与えるということに、キャスティングした人は全く無神経だったんでしょうか?
そもそも違和感を感じませんか?塚地弟に取り持ってもらわなければ、彼女ができない、しかも女の子たちの彼氏と同等、あるいはそれ以上のルックスを持った蔵之介兄って。
少なくとも兄パートに関しては、いかにもモテそうなルックス、雰囲気を持った俳優が、モテないという設定で、その悲哀を演じるというとてもシュールな作品になってしまっています。

いつも、思うんですが小説という文字に書かれた媒体ならば、各人が頭の中で自分の好きなイメージを浮かべればいいんですが、映像という媒体は実際に目に見えるわけですから、製作者はできるだけ小説のイメージに沿ったキャスティングを心がけるというのは最低限度のことだと思うんですが。

 塚地の相方なんて、貧相な女性に全く好かれない役、ぴったりだったのになあw rhforeverさん [DVD(邦画)] 7点(2011-04-14 12:17:04)(良:1票)

72.《ネタバレ》 この映画を観て、ふと思い浮かんだのが『正しい結婚生活を送るのは良い。しかし、それよりも更に良いのは、ぜんぜん結婚をしないことだ。そういうことのできる人はまれにしかいない。が、そういうことのできる人は実に幸せだ。』という、トルストイの言葉でした。

健全じゃない結婚生活をしている人より、この兄弟はマシだし何より幸せそうで羨ましい。
社会的にも自立しているし、キモいとも感じませんでした。

ただ、うちの二つ違いの息子兄弟が将来こうなったらと思うと微妙ですが・・・(笑)

私も反省会する相手が欲しいなと・・・

ぐうたらパパさん [DVD(邦画)] 7点(2011-02-22 15:39:41)

71.このとりとめのなさ、森田ワールド。2時間の尺で結局なんにも変わらない二人ですが、人間そう簡単に変わってはいかんのです。恋したり口説いたり、人並みの欲望はあるけどやっぱり二人でいるのが好きな二人。山下作品、それから「ジャージの二人」もだけど、自分はいい年をした、ちょっとダメな男が二人でいること(ホモという意味ではなく)のオフビートな空気が好きなんだとわかった。これは女二人だと多分「寂しいウチラ」の構図で、痛々しいとか自虐的な方向になるけど。とかく独特の味わいが楽しめる映画。 よーちーさん [DVD(邦画)] 7点(2010-08-19 12:44:16)

70.久しぶりに一人で過ごす土曜日深夜。実はこの日はすでに3本も映画を観ていて、3本目のレイトショーを観終わって0時過ぎに帰宅後、一人晩酌をしながら、録画していた今作を何気なく観始めた。眠くなれば、途中でやめて寝てもいいやという気持ちだった。

思うに、ある映画を観て、その映画を「面白い」と思えるタイミングというのは、同じ人間であっても“あやふや”で、そのタイミングというものは、もはや「運命」だと思う。

休日前の深夜、一人でお酒を飲みながら、ニヤニヤしながらこの映画を観た。
このタイミングこそ、この作品を観るためのベストタイミングだったのだと思う。

酔っているので、前置きが長くなってしまったが、詰まるところ、物凄く良い映画にめぐり会えたと思う。

良い歳をして気持ち悪い程に仲良く二人で生活をする間宮兄弟。
その姿は、はっきり言って”非現実的”で、むしろこの映画はファンタジーなのだと思う。
ただ重要なことは、非現実的だとかファンタージーだということではなくて、「兄弟」という結びつきの普遍的な強さだ。
そして、そこから描き出されるのは、“男同士”という関係性の可愛らしさであり、滑稽さ、その素晴らしさだと思う。

映画を観ながら、自分に男兄弟が居ないことを、これほど残念に思ったことはないなと思った。


奇しくも、この日、同じく森田芳光監督の1983年の作品「家族ゲーム」を観たばかりだった。
20数年の月日を越えて、同じ映画監督が描き出した「家族」の映画を観たということ、これもまた感慨深い。


主演の二人以外、キャストの予備知識を持たずに観始めたので、意外に豪華なキャスティングに驚いた。
それほど女優としての魅力を感じていなかった、沢尻エリカ&北川景子の二人が演じた姉妹が、とても良い味を出していて、良い意味で裏切られた。
そのあたりの要素も、この映画が素晴らしい作品であることを裏打ちしていると思う。 鉄腕麗人さん [DVD(邦画)] 9点(2010-03-14 03:45:33)

69.婚活ブームで結婚こそが幸せな人生に不可欠な要素のように思われているが、不確定要素の多すぎる赤の他人との生活が必ずしも成功するとは限らない。むしろ、人生を共に生きる相手を得るという意味では、この二人は既に最高の相手を見つけてしまっているわけで、結婚の必要が無い。親も困ってないし、誰にも迷惑かけてないし、きっと、二人がおじいちゃんになるころには名物兄弟としてたくさんの人に愛されていそう。こういうキャラなのに二人とも清潔感だけはばっちりクリアしているところが非常に映画的なのだが、途中でキモ過ぎると観客にギブアップされないためには欠かせない演出であろう。オタク趣味を自覚する男子諸君には是非見習ってほしいものだ。 lady wolfさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-03-02 13:33:37)

68.原作江國香織は間違いないです、今のところ私は。この映画は大のオトナなのの子供のように仲の良い兄弟が、気色悪くもあり、かわいらしくもあります。思わず応援したくなってしまう2人を、日常のまま、描いています。あと中島みゆきが可愛らしかったりします。 lalalaさん [DVD(邦画)] 8点(2009-12-25 13:54:20)

67.《ネタバレ》 原作未読です。現実味ある人間描写は森田監督ならではの手腕でもあり、役者陣の巧さでもあると思う。

しかし、ここまで仲の良い男兄弟っているのかな?偏愛的な関係性というか、あまりにも世界観が狭すぎる気がする。しかし、彼らの至って幸せそうな表情を見てしまったからかもしれない。それこそがこの映画の狙いなのだろうか?

「これもまた人生なのだろう…」そう思わせてしまう不思議さが、本作にはある。彼らに共感することは出来ないが、納得させられてしまう。人間の面白さ、多種多様さを垣間見たいなら、一見の価値はあるだろう。 港のリョーコ横浜横須賀さん [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-10-25 23:21:48)

66.「気持ち悪い兄弟だな・・・」と思いながらも、ついつい最後まで惹きこまれてしまいました。まあ、30代独身男性(私もそうですが)の気持ち悪さを、コメディの形を借り中和しながらもかなり的確に描いているように感じましたね。

TMさん [地上波(邦画)] 7点(2009-09-06 15:59:34)

65.のんびり観るにはちょうどいい映画。
単純に自分がモテない男子だから共感できるだけかもしれないけど。
あんな姉妹と仲良くなりたい。。 bokugatobuさん [DVD(邦画)] 6点(2009-08-23 11:55:33)


64.何も知らずにたまたまテレビで観始めて…最後まで観ちゃいました。映画って面白くなければ途中で観るのやめる人なんで、そういう意味では面白かった?というより、自分の感性というか好みに合ってただけかも(笑)塚地も佐々木蔵之介も好きだし。
まったり観たい方にはオススメです(*^ー゚)b
鉄仮面さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-16 18:47:43)

63.これは仲の良い兄弟の映画ではなく、結婚できない男を描いた映画ではなかろうか。そんな視点で見始めると、兄弟の言動がすべて結婚できない理由に繋がって行く気がする。仲が良すぎる兄弟という点を除けば、別に同性が良いという訳じゃなく、好きになった女性にはアプローチも試みるし、外見は普通の社会人だ。でも悲しいかな、致命的に結婚できる気がしない。そう思える理由は多々ある。好き嫌いありすぎ、拘りすぎ、自己完結しすぎ、相手のことを考えすぎ、優しすぎ…。でも一番の理由は「坊やだからさ…」ってところかな。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-03-25 06:14:22)

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【点数情報】

Review人数 82人
平均点数 5.65点
000.00% line
111.22% line
200.00% line
378.54% line
4910.98% line
52024.39% line
61923.17% line
71821.95% line
878.54% line
911.22% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.40点 Review5人
2 ストーリー評価 6.71点 Review7人
3 鑑賞後の後味 7.25点 Review8人
4 音楽評価 6.00点 Review6人
5 感泣評価 5.60点 Review5人

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