みんなのシネマレビュー

花とアリス殺人事件

2015年【日】 上映時間:100分
ドラマコメディアニメシリーズもの青春もの学園もの
[ハナトアリスサツジンジケン]
新規登録(2015-02-09)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2023-08-21)【イニシャルK】さん
公開開始日(2015-02-20)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督岩井俊二
鈴木杏荒井花(花)
蒼井優有栖川徹子(アリス)
勝地涼湯田光太郎
黒木華萩野里美
木村多江堤ユキ
平泉成黒柳健次/初老の社員
相田翔子有栖川加代
鈴木蘭々陸奥睦美
郭智博朝長先生
キムラ緑子荒井友美
原作岩井俊二
脚本岩井俊二
音楽岩井俊二
作詞岩井俊二『fish in the pool』(ヘクとパスカル)
撮影神戸千木(実写撮影監督)
製作岩井俊二
遠藤茂行
日本テレビ(花とアリス殺人事件製作委員会/製作幹事)
東映(花とアリス殺人事件製作委員会)
ポニーキャニオン(花とアリス殺人事件製作委員会)
小学館(花とアリス殺人事件製作委員会)
企画岩井俊二
プロデューサー岩井俊二(プロデュース)
奥田誠治(ゼネラルプロデューサー)
配給ティ・ジョイ
東映(配給協力)
編集岩井俊二
その他大塚隆史(スペシャルサンクス)
乙一(ノベライズ)
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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21.荒井花の声が好きです。 紫電さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2022-07-12 22:50:53)

20.《ネタバレ》 自動録画で撮れいてたので鑑賞、予備知識なし。序盤が少しダル目でした。いつも思うのですが、この手の作品はアニメの必要あんの?ということが疑問でした。それを除けばゆるーい物語で良い作品でした。
んで、調べてみると元が実写だったようでして、前日譚ということで、前作から10年以上経過していることから納得しました。元の作品も観てみたいなと思いました。 ないとれいんさん [地上波(邦画)] 8点(2021-08-11 14:07:51)

19. 原作や前後作の存在を全く知らず、ネットで高評価だったから、という理由のみで視聴。その通り、高評価です。
 花とアリス「殺人事件」と言うくらいだから、日常の中に突如として訪れる事件、殺人事件。それを女の子2人が解決していくミステリ系映画かな、とか思いましたが、全く違う。断じてミステリ映画ではなく、というかミステリ要素などなく、「中学生(なんなら小学生)時代の自分にしかわからない思い出」を描いた作品です。

 中学2年生時代に自分が見えていた目線、見えていた世界、その中でも特に記憶に残った出来事をものすごく丁寧に、共感できるように描いた、という感じの本作。大人になると当然大人目線の見方ができるようになるわけですが、この映画は当時の感覚を思い起こさせられる。いつも通りの日常の中に、ちょっとだけ違ったものが紛れ込む。それは転校生だったり、いつも空いていた机だったり、何考えてんのかわからない同級生だったり。
 その「ちょっとだけ違ったもの」について、それに入り込むか、よくわかんないけどスルーしてなんとなく時が流れるか。その「ちょっとだけ違ったものに入り込んだ」のが本作の主人公です。中学生の時に「ちょっとだけ違ったもの」は大人の目線からしてみれば「ああそういうことね」となってしまうようなこと。だから、当時の記憶に没入して、主人公の視点に入り込めればぶっ刺さる、ものすごく良い映画だ、ということになります。

 今ならわかる「周りの大人たちの優しさ」「中学生だからこそ感じたワクワクドキドキ」「中学生だったからこその無鉄砲さと自己中心さ」「解決したこともあれば、結局あれはなんだったんだろうと思いながら過ごす日々」、そこに共感させられざるを得ない。
 じっとりしっくり、良い映画だと思わせられるのが本作。
 360度シーン、鳥肌です。 53羽の孔雀さん [インターネット(邦画)] 8点(2021-02-07 18:30:52)

18.《ネタバレ》 閉ざされた世界。独特な価値観に支配された学校生活。都市伝説が形成されていく過程の妙に感心します。若き日の未熟さ、無知と無力が懐かしく、苦々しく、そして清々しくもあり。いや、もちろんあんな素敵な経験なんてしてないですよ。そもそも、女子中学生だった過去も無いですから。でも、錯覚できるのです。それがきっと”青春”の特効なのでしょう。青春、友情、そしてミステリーとして、見事な出来映えでした。ドストライクです。作画もいいんですよね。アニメは結局画が命。脚本がどんなに良くても、画のテイストが趣味と合わないと受け入れられないですから。そういう意味でも個人的に文句なしでした(これは好き嫌いの問題で、正解はないですけど)。あと声優さん。オリジナル『花とアリス』を踏襲したキャスティングに、万歳三唱、大拍手ですよ。役者の年齢が厳しくなっても、こういう続編の作り方もあるわけですね。素晴らしいアイデアでした。さて、気になるのは平泉成さん二役について。これは、アリスが知らなかっただけで、ユダ父と間違えた老人はリアル祖父だったって解釈で良いのですかね。目元も父とそっくりですし(あるいは『花とアリス』を観ると解りますか?)。アリスは、束の間のじいちゃん孝行(あるいは、おねだりとも言う)をしたと解釈しました。裏設定(?)を明確にしないあたりも、物語の奥行きのうちと考えます。人の縁で、人生は転がっていく。それが面白い。オリジナル『花とアリス』よりも、むしろ本作の方が好きだったりします。 目隠シストさん [インターネット(邦画)] 9点(2020-08-30 22:55:22)

17.《ネタバレ》 久しぶりにアニメ映画でも見てみるかとアマプラでたまたま目に付いてなんも考えずに観れそうなので視聴。
なかなか面白い。

最初はいじめから始まってだんだんクラスと打ち解けていく感じな話かと思ったら
オカルトな話で「トリック」みたいな胡散臭いインチキ霊能者を論破する話かなーとシフトして
次にサスペンス風なちょっとした謎解き話になる。
おじいさんを追跡するエピソードは長すぎてグダグダだったけどそれ以外は飽きさせなかった。

有栖川の明るい性格が勢いがあって観てて気持ちいいんだろうな。

ここで他の人のレビュー観て元々の話の前日譚だと初めて知ったので
本編の方も観てみるかも。 Dry-manさん [インターネット(邦画)] 6点(2020-04-05 08:38:48)

16.《ネタバレ》 なかなか面白かった。【ネタバレ注意】序盤の展開がいまいちまどろっこしく、描き込まれた背景に比べてロトスコープの動きのぎこちなさが気になるくらいだったが、中盤からのストーリーは見事。終盤、クルマの下で寝るくらいなら他に場所があるだろうと思うが、この設定ならしかたがない。とくだんアニメらしい誇張された動きもないので、アニメじゃなくてもいいんじゃないかと思ったが、役者が実写で高校生をやる年齢じゃないか。エンディングのコンテつなぎは面白い。 mohnoさん [インターネット(邦画)] 7点(2020-01-21 21:16:03)


15.《ネタバレ》 大きな盛り上がりもなく進行するが、楽しい映画だった。
それは、進行役のアリスの明るい性格によるところが大きいと思う。

ではあらすじを。
引きこもりの女子が、新しい友人に助けられてトラウマを乗り越えた。
つまり主人公は花の方で、明るいアリスは花の相棒。

ところで、花には友人が一人もいなかったのだろうか。そこが疑問。地元民の設定なのに。

やっぱり背景がキレイだったし、キャラの絵も好みだった。丁寧な作画で、安心して観ることができた。
またいつか観たい映画。
激辛カレーライスさん [DVD(邦画)] 8点(2017-12-26 01:16:29)

14.花とアリスが非常におもしろかったので、続けて鑑賞。
これもおもしろかった〜!
最初パッケージの絵が、受け付けなかったが、観て観るとまったく気にならないし
背景がとても綺麗でした。
前作同様、花とアリスの絡みがとても心地よくて、笑えます。
これで、花とアリスの話が終わるのかと思うと寂しい。もっとみていたかった。。 へまちさん [DVD(邦画)] 8点(2017-08-13 23:48:50)

13.《ネタバレ》 傑作『花とアリス』のあの二人にまた会える!!しかも二人が出会うまでの前日譚、それを美麗なアニメーションで表現してみせた監督にもう感謝感謝。内容的には相変わらずなんてことないお話なのだけど、そうそう、これがいいんですよね~。このゆるーいふわふわ感、最高でした。大傑作だった前作と比べるとちょっぴり小粒感は否めないですけど、こちらもなかなか面白かったです。誰も居ない夜の駐車場、星空の下で二人がバレエを踊るシーンが特にお気に入り。花、最後の最後に愛の告白(独自の解釈と妄想が過多ですけど笑)をされて良かったね!! かたゆきさん [DVD(字幕)] 9点(2017-05-22 11:59:32)

12.《ネタバレ》 へ~~~、なんか変わった絵だな~、実写みたいだ~、とか思ってたら実際にも実写をもとにしたアニメだそうで、いろいろと手間が掛かってますなぁ。アリスが間違って尾行してたおじいさんは結局誰だったんでしょう、ちょっとそこらへんはもうちょっと見ていたかったかも。ある出来事がいつのまにか大きな話になってるということはよくあることで、人というのは不思議なものです。観終ってみれば、とても爽やかでかつ現代的な青春ものでしたねーー、なんかタイトルで損してるような? なかなか良かったデスハイ Kanameさん [DVD(邦画)] 7点(2017-02-12 12:32:31)

11.《ネタバレ》 日常系というのでしょうか、ふわふわとしたシャボン玉の中を覗いているような、不思議な浮遊感のある映画でした。
猪突猛進タイプのアリス。ひねくれていながらも純真な花。キラキラと輝く彼女たちを取り巻く軽やかな日常の表現が見事。
サブエピソードも愛おしいものばかり。

特に平泉成演じるおじさんとアリスのやりとり。
「40年、短かったなぁ」
「長いよ」
「そうか。そうだなぁ」
この2人の感覚の違い、どちらも解るだけに妙にもの悲しく、微笑ましい。

いつまでもこの世界に浸っていたいと思えるほど、素敵な空気に満ちた映画です。 kirieさん [DVD(邦画)] 8点(2017-01-19 14:56:49)

10.味わいのある映像と淡々とした口調が相まって、花とアリスらしさが上手くアニメ化されてると思います。
いじめや不登校といったテーマを扱いながらも深刻になり過ぎず爽やかな作風に仕上がってますね。
最近のアニメなら乳を揺らしてパンツを見せるのが当たり前なんだろうけど、そんな演出が無くても魅力的なキャラに出来るというお手本のような作品。
2人の日常をもっと見ていたいと思わせる良作ですね。 もとやさん [DVD(邦画)] 8点(2016-08-11 13:37:55)

9.どうしたって”殺人事件”というものものしいタイトルに目がいってしまうが、なんのことはない、ちゃんと花とアリスの世界観そのままで安心した。
さすがに同じキャストで実写化は無理だった為アニメにしたのだろうか。安達祐実やえなりかずきなら可能だったかもしれないが・・・。
また、ロスト・スコープアニメーションという、実写の動きをトレースしている技術が特徴。
アニメの世界でも賛否両論あるみたいで、動きがリアルすぎて気持ち悪いというのが理由らしい。
私は別にこだわらないので、これはこれでより人間に近い動きが楽しめていいんじゃないかと思った。 ヴレアさん [DVD(邦画)] 8点(2016-05-26 20:51:09)

8.すごく期待していただけに
何もなくさらっと終わってしまった印象。 aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 5点(2016-01-25 22:28:45)

7.実は、あまり期待していなかった..実写劇場版の 前日譚らしいけど..予想していたものとは 掛け離れた展開に..序盤、かなり戸惑ってしまったが..中盤から終盤にかけて 徐々に面白くなり、なかなか良く出来たストーリーに、感心、満足..青春の甘酸っぱさ、不安や、心の揺れ動き..とても上手く表現されていて、はらはら、どきどき..十二分に堪能することができました..アニメとしての作画も、雰囲気、味があって 合格点..本作は、対象年齢が高く 大人向けかな..(子供には、本作の持つニュアンスは 伝わらんだろ~) 青春、学園ドラマ好きの方、オススメ! コナンが一番さん [DVD(邦画)] 8点(2016-01-20 21:19:50)

6.「花とアリス」の前日譚ということで、雰囲気はそのままに、また新しい「花とアリス」を観た、という感じです。でも登場人物は「Love Letter」に近かったですね。湯田光太郎は藤井樹っぽいし、陸奥睦美なんてモロに及川早苗でしたね(笑) いかにも中学生の間から生まれた“殺人事件”をきっかけに、花とアリスが出会うあたりから話は一気に面白くなります。そしてその“真相”は・・・ほんとにかわいいエピソードでした♪
一応、アニメ映画という扱いですが、一般的なアニメとは少し異なり、実写映画を、人物の部分だけアニメーションにした、という感じで、声も、声優のアフレコというより、実写映画の演技に近い感じでした。ストーリーはもちろん、いかにも岩井俊二らしい、光と音楽による美しい映像が好きな方なら、きっと楽しめると思います。 ramoさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2015-12-06 20:15:36)

5.《ネタバレ》 鑑賞しながら、なんだか実車を見ているような不思議なアニメだなぁと思っていたんですけど、
実車で撮影した映像をアニメーション化するという手法で作られていたんですね。なるほど。
製作的には2倍の手間がかかるようにも思いますが、それが功を奏してる。
一味違った、生き生きとしたアニメになっていましたね。
岩井映画らしい、ふんわりした淡い世界みたいなのが、ちゃんとアニメでも表現されてた。
これがアニメ初挑戦とのことだけど、是非またやってほしいですね。
新しい可能性が感じられる作品でした。 あろえりーなさん [DVD(邦画)] 7点(2015-12-04 22:28:50)

4.《ネタバレ》 前作から10年経過し、元のキャストでの実写化は厳しい訳ですから、アニメーションという表現手段の選択はありですね。

ただ、前作の実写ならではの幻想的でキラキラとした世界観は再現しきれていません。

しかしながら、脚本の巧さや前作ファンがニヤリとしていまうような仕掛けが目立つ仕上がりになっていて、さすが岩井監督と感服しました。 TMさん [映画館(邦画)] 8点(2015-11-03 12:15:17)

3.岩井俊二監督の“絵コンテ”をそのままアニメーションにしたような映画だった。
正直なところ、アニメーションとしては稚拙だし、二次元のキャラクターに情感が溢れているとはとてもじゃないが言い難い。
紡ぎだされる物語自体も、随分とチープで散文的と言わざるをえないだろう。
何の思い入れもない人が、この作品を単体で観たならば、酷く退屈だろうことは否めない。

でもね。“一部”の人は、どうしたってこの映画を無下に否定することなど出来やしないと思う。
アニメーションであれ何であれ、再び「花とアリス」の世界観をスクリーンで堪能することが出来る。
その事実だけで、高揚感と幸福感を感じずにはいられなかった。

10年の時を経て、岩井俊二監督のもと、蒼井優と鈴木杏をはじめとする演者が揃い、同じ息吹を届けてくれた。諸々のセルフオマージュも含めて、この映画監督のファンとしては頬を緩めずにはいられなかった。

一つの映画として、決して優れた作品ではない。僕自身、想定よりも随分と満足度は低かった。

でも、また“彼女たち”に会えた。それだけで、僕はうれしかった。


今作の鑑賞直前に劇場版を鑑賞し直したが、今作を観終わった後にまた観たくなった。
“Web版”と“劇場版”と“殺人事件”を同封したコンプリートBOX出ないかな。絶対買うけど。 鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 6点(2015-04-11 23:43:02)

2.階段を駆け下りる構図までそっくりな「ハッピー・バースデー・トゥーユー」の
合唱が出てきた時点で、次は公園のブランコでも登場させるのだろうと簡単に
予想がついてしまう。
そういう露骨なのは、あまり延々と引っ張らないで欲しい。

ハレーション効果を採り入れた一枚絵の背景美術も、新海誠ら以降の作品としては
物足らない。人物に焦点を当てたアニメーションならばこのあり方が本来的なのかも
知れないが、本作の作風ならば背後の情景にももっと何らかの動きが欲しい。
光の揺れとか、草木の揺れとか、雑踏とか。

実写トレースによって日常的な人物の動きは確かに生々しさを獲得しているものの、
反面で例えば、リレー競争での三人抜きなどにあるべきアクション性も希薄に
なってしまった感がある。
欲張りついでに云えば、ラストの走りももっと息せき切らせなければ。


ユーカラさん [映画館(邦画)] 6点(2015-03-17 14:02:22)

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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 7.57点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
514.76% line
6419.05% line
7314.29% line
8942.86% line
9314.29% line
1014.76% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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