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侍タイムスリッパー

2023年【日】 上映時間:131分
アクションドラマSFコメディ時代劇ロマンス
[サムライタイムスリッパー]
新規登録(2024-09-19)【sim】さん
タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん
公開開始日(2024-08-30)


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監督安田淳一
助監督沙倉ゆうの
キャスト山口馬木也(男優)高坂新左衛門
冨家ノリマサ(男優)風見恭一郎
沙倉ゆうの(女優)山本優子
峰蘭太郎(男優)殺陣師関本
井上肇(男優)撮影所長井上
脚本安田淳一
撮影安田淳一
配給ギャガ
編集安田淳一
照明安田淳一
その他東映(協力 東映京都撮影所)
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【クチコミ・感想】

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6.《ネタバレ》  全国上映展開されたすぐ後に地元で観に行ったのですが初回は「SOLD OUT」で視聴できず、後日再チャレンジしてやっと観られた感じです。観た日もほぼ席はいっぱいで盛況でした。

 情報的にはSNSで話題になって、東京1館でしか上映されてなかったのが連日満席で全国展開が決まったというのは認識しており、観たいなと思ってました。「カメラを止めるな!」と比較されてインディーズ映画でも面白げな話なのかなあと思いつつ。

 率直な感想としては、メチャメチャ面白かったです!

 ハラハラする超カッコいい本格的な鬼気迫る殺陣に、タイムトラベルネタ的な笑いあり(劇場中が笑いに包まれてみんなで映画観て楽しんでるなあって感じが非常に良かったです)、ホロっと泣ける話もあり、あと、個人的にはそれだけで十分インディーズ映画として元が取れて大満足だったのですが、その先にさらなる驚愕の展開があるという予想を上回る出来で、インディーズどころか全映画の中でエンターテインメントかくあるべき、時代劇エンタメ最高! と快哉を叫びたくなるような素晴らしい作品でした。

 映像的には、時代劇としてあまりにもクオリティが高く「これ本当にインディーズ映画なのか!?」と疑ってしまったのですが、インタビュー記事など見ると脚本を気に入った東映が全面的にサポートしてくれたみたいで(ただ予算節約のため舞台のオフ期に撮影されたとのことです)、映像的には本格的時代劇とまったく遜色ないレベルの作品となっておりました。

 特に"殺陣"の部分が、主人公が斬られ役の殺陣師に入門する設定なのもあり、どこもかしこも殺気立った緊迫感のあるカッコいいものになっていて、あの抜刀して刀を鞘に納めて"チャキン!"てやるだけで、ああたまらん! と思ってしまうのですが、これが主人公は当然として、端役の隅々まで行きわたっててみんなカッコいい。主人公の当て馬的、チャラい二枚目俳優の心配無用ノ介すらも、漫画チックなコテコテな役をしてるのに刀の扱いはクソかっこいいという、もう大満足でした。

 最近は時代劇というとほぼ地上波では放映されておらず、BSで往年の名作が再放送されるか、多少新しめの新作が出てくるものもあるのですが昔ながらのチャンバラ劇のようなものはあまりやられなくて(役者が殺陣を身に付けるのが難しいというのもあり)人情ものが主流だったりして、こういうバキバキのカッチョ良いチャンバラのある作品てすごい久しぶりだなあと思って……いや、NHK大河ドラマでは考証含めてしっかりやってますか。映画も何だかんだ毎年ちょっとずつは作られてきてますね(今年は"碁盤斬り"ですか)。

 あと、時代物タイムスリップネタだと定番的なお笑いのネタについてですが、ケラケラ笑って楽しく見られたのですけど、同時にこういう純粋な、単純な感動の感覚ってすっかり忘れてしまっていたなあと思い起こさせられました。新興国の新しい映画作品とか見てもしばしば認識させられるんですけど、ごく単純な、人が死んだら悲しいとか、食べ物がおいしくて平和なのはなんて素晴らしいことなんだろうとか、親子の情愛は泣けるなあとか、妙に斜に構えてしまって、そういうシンプルな原点の感動を見失ってしまっているというか、そういうのはダサいとか感動ポルノとか言って叩き回ってるのはどうなんだろう、というのをしみじみ考えさせられた感じです。

 あと、インタビュー記事で監督氏がヒロイン役の人に「めがねをしたら最強だから」と言ってて、めがねをした役としてヒロインの人は出演していたのですが(当人はあまり気に入ってないようでしたが)(同時にリアルでも助監督をしていたそうです)、これについてはめがね好きとしては監督に大賛成で、とても良かったです。あからさまに度のない伊達めがねなのと、めがねに慣れてない人にありがちなしばしば微妙にめがねのかけ具合がズレてるのを直していただけたら完璧なめがね女優になっていただけるかと、今後にとても期待を持たされる出演となっていました。

 いいぞ(超ウザい)。

 そんな感じで、時代劇愛の感じられる実に良い作品でした。
 ちょうど真田広之の「SHOGUN 将軍」が同時期にエミー賞受賞とのことで、これからこういう時代ものの波は来るのでしょうか。

 そんなところです。
simさん [映画館(邦画)] 10点(2024-10-03 11:55:52)★《新規》★

5.《ネタバレ》 泣けたし悪くはない。悪くはないんだが。どうも展開がとろい。ベタなだけになおさら。また全部台詞で説明はうるさい。言わずとも分かるような画作りが出来そうなシーンは少なからずあっただけに残念。見てしゃべり酔ってしゃべり出会ってしゃべり褒められてしゃべり失敗してしゃべり悲しんでしゃべり怒ってしゃべり感動してしゃべり。うーむ。映画らしいショートカット手法をもっと活かそうよ。まあ面白かったからいいんだけどさ。 ほとはらさん [映画館(邦画)] 6点(2024-10-01 21:34:56)
《新規》


4.《ネタバレ》 巷では「カメ止め」の再来などと騒がれてますが、別にカメ止めと比較する必要はないです。普通に良くできた映画です。
幕末の会津藩の侍が現代にタイムスリップして起こる騒動を描いています。
前半は時代のギャップから起こるトラブルをコメディタッチに描いてますが、主人公が会津藩の悲惨な最期を知って悩み始める後半はシリアスになってます。
侍は元より時代劇そのものが終焉を迎えつつある現代において、自分に何が残せるかと自問した結果があのクライマックスなのでしょう。
前半はちょっとベタで退屈だったけど、後半は面白く見る事ができました。 ぴのづかさん [映画館(邦画)] 8点(2024-10-01 16:58:53)(良:1票)
《新規》


3.《ネタバレ》 現代人が幕末にタイムスリップではなく、幕末の侍が現代にタイムスリップという設定がいい。
この幕末、というのが絶妙で、侍が刀を差すことが許されない時代にどうやって己のアイデンティティを確保するのか、ということを涙に笑いを織り交ぜながら見せてくれる映画。
しかも会津藩。
自分だけが生き残って未来に生きていることに、何か意味を見出さずにはいられない武士の魂の叫びがぐっと来た。
そして、かつて死闘を演じた仇敵との再会。これは完全に予想外で、まさに見どころの一つとなっているのだが、こういうポイントがところどころ配置してあって、観るものを飽きさせないシナリオも抜群。
そして失礼ながら。
ほぼほぼ私が知らない役者だったのが良かった。そのおかげでどっぷり映画の中に浸って、最後まで楽しんで鑑賞できた。「今はその時ではござらん」は名セリフだね。
いや、いい映画。 roadster316さん [映画館(邦画)] 8点(2024-09-30 12:33:51)
《新規》


2.《ネタバレ》 脚本の出来が良いです。面白い!定番の「タイムスリップで生じる時代ずれが引き起こす笑い」も上手いんだけど、コメディにとどまらず幕末に侍として生きた男たちの生きざまをも見据える胸アツかつ骨太な物語です。
上手い役者と、すごく観易いカメラと、流れるような殺陣。
本作の殺陣のシーンは白眉と言っていい。ここ数年に観たアクションもの全般の中でも飛び抜けて迫力があって美しかった。「あの夜の続き」である決戦は手汗がにじむほどの、どえらい緊張感がありました。劇中スタッフが「本物の侍がいる」と言ったけど、山口馬木也も冨永ノリマサもほんとに140年前の日本人に見える。彼らの放つ凛とした武家人の気概に酔っ払いそうになりました。
館内の皆と一緒に笑い、息をつめて見守ってそして(少なくともわたしは)泣いた。
ラストのオチも思いがけなくて洒落てて(?)、もうひと笑い。うまいなあ!
低予算でも映画への情熱が連鎖してこんなに素敵な作品が作れる。他国の豪勢な作品と比べてどうこう言う必要全く無いよな、とここ数年邦画に誇りと喜びを再び見出すことができてとても嬉しい。(でも予算はあるに越したことはない) tottokoさん [映画館(邦画)] 9点(2024-09-28 23:40:28)
《新規》


1.《ネタバレ》 幕末から現代(といっても平成中期?)にタイムスリップした侍が時代劇の斬られ役として成功していく物語。関西弁で話す人が多いせいか若干吉本新喜劇っぽくもありつつ、そのうち本当に人を斬ってしまうのではないかというちょっとした緊張感が続くのが特徴と言えるかもしれない。これだけでもまあまあ面白いのだが、映画の評価を一段、いや二段、三段と引き上げるシーンが用意されている。自分はそれほど時代劇を観てきたわけでもないが、この際「映画史に残る果たし合い」だったと言わせてもらおう。鑑賞後の満足感はあのシーンによるものが大部分と思える。凄い勝負だったなー。これを演じたのは長いキャリアを持つ二人だ。「カメ止め」は本当に知らない俳優ばかりだったが、こちらは知ってる顔がちらほら。主演の山口馬木也も全然知らないわけじゃなかったが、こうやってじっくり見てみると声が菅原文太あたりを思い出させ、会津訛りも上手で、いい役者さんだなと。あとはやっぱり峰蘭太郎だろうか。リアルに時代劇をたくさんやってる人みたいで、説得力があったのも頷ける。ヒットには訳がある。観て良かった。 リーム555さん [映画館(邦画)] 8点(2024-09-25 20:42:16)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 8.17点
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6116.67% line
700.00% line
8350.00% line
9116.67% line
10116.67% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人

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