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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 いや、後の長谷川一夫の存在感を考えると貴重な作品ですね。ハンサムボーイなんだけど、台詞がかなり軟弱。まだトーキーが普及しきれてない時期もあるのかな。私も河村黎吉の名演に惹かれました。見た目は普通のおっちゃんに見えるんですけど本当に巧いですね。早逝が悔やまれます。「同年に封切られた『或る夜の出来事』(フランク・キャプラ監督)の影響も指摘された」とNFCの解説にあるようにモダンなシーンがいくつか観れた。お坊ちゃんの林長二郎がお嬢さんの田中絹代を乗せてタクシーで甲州街道で八王子までいくんですが、森林ばかりで「ど田舎」でした(笑)二人で定食を食べる時のやり取りが島津演出の特長なんだと思います。 【NFC田中絹代特集】 【サーファローザ】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-11-06 00:31:54)
1. 田中絹代と林長二郎(長谷川一夫)の共演、いや~お二人ともお若い・・・。田中絹代さんはこの作品では、純情っぽくもあり、ちょっと強がりでもありという令嬢、須磨子を演じておりますが、台詞やしぐさがほんと可憐で当時の男性が魅了されたのもよくわかります。林長二郎さんはやはり長谷川一夫さんで、所作がハセガワカズオしておりますね~。でこの二人が兄妹かといえば、そうではなくて、林さん演じる文雄の腹違いの兄、重太が〝私の兄さん〟になります。この重太を演じているのが河村黎吉さんで、タイトルにふさわしく名演なんです。継母である文雄の実母との関係、弟の文雄との関係、やや距離をおきながらも暖かい眼差しで二人を見守る役柄を見事に演じております。そしてこの作品は、ロードムービー的なところがありまして、といっても郊外をタクシーでいくだけなんですが、運転手の文雄と客の須磨子のロマンスが生まれていくさまが見ものなのです。また飯屋で須磨子が椅子に息を吹きかけたり、割り箸をねだったり、彼女の育ちのよさをさらっと描いているところなんかも楽しいです。ラスト、夕日にかぶせられる二人の会話・・・♪ほろり・ほろり ふたりぼっち~ ってとこでしょうかね~。もらい泣きまではしませんでしたが。 【彦馬】さん 8点(2004-11-18 23:13:13)
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【点数情報】
Review人数 |
2人 |
平均点数 |
7.00点 |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 1 | 50.00% |
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7 | 0 | 0.00% |
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8 | 1 | 50.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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